2005年:つれづれ観察記

(11月)


11月30日(午後)、横浜市緑区恩田川

 昼食をすませると雨がぽつぽつ落ちて来たので、午後からはどうしようかなとも思ったが、昨日、デジスコカメラ用のレンズ付液晶フードの工作も終ったから、家に戻ってもやる事が無い。そんな訳で、恩田川の田んぼへ行った。雨がこのまま降り続ければ車中健康昼寝、止めば鳥撮りという訳なのである。現地に到着すると雨は止み、見覚えのある鳥がカラスに追われて飛び立ち、別の田んぼに舞い降りた。タゲリである。今まで県央の座間市や寒川町まで出向いて撮影したものだが、なんと地元で観察出来ようとは本当にラッキーである。逸る心を静めてデジスコをセットし、慎重に近づいた。寒川町では比較的近づけたが、他の場所のものは接近を感知して飛立ってしまう。有り難い事に恩田川のタゲリは、デジスコなら何とかという距離まで近づく事が出来た。タゲリをゲットし、ますます地元の鳥撮りの魅力が増し、俄然面白くなった。

<今日観察出来たもの>鳥/タゲリ(写真上)、セグロセキレイ、ハクセキレイ、スズメ、ハシブトガラス等。


11月30日(午前)、横浜市都筑区茅ヶ崎公園

 早くも今日は11月30日、明日から師走である。年賀状も出来上がり、明日から一日5枚書いて行けば元旦に届くように投函出来る。しかし、余り早く書いてしまうと喪中のハガキが届くから、まあ適当に書くのが一番である。私の様な五十肩年代の方は、ご両親が高齢で、止む無く喪中となる事が多いのである。若者よ、親孝行は親が生きている内でっせ!肩位揉んでやりましょう。
 まあ話は横道に逸れてしまったが、終わりよければ全て良しとばかりに、生憎の今にも雨が降りそうな曇り空だったが、茅ヶ崎公園へ行ってみた。ここなら雨が降って来ても、すぐに車に逃げ込めるという訳である。今日観察出来たものをご覧下されば分かるように、曇り空で低温だと蝶も虫も御出ましにはならない。北国では雪が降り、北関東でも霜が降りているから蝶や虫は越冬に入った筈だが、南関東では種類は著しく減るものの、暖かければ12月半ば位まで観察出来る。しからば花だが、もうこちらの方は完全にお手上げである。そんな訳で、今が一番美しい各種広葉樹の紅葉黄葉を撮ろうと思ったが、風がやや強くてこれまたお手上げであった。
 こりゃ今日はまるっきりの貧果かなと思ったら、鞘がまだ紫色のノササゲの実を見つけて嬉しくなった。このなんとも言えない鞘の反り返りと実が演出する美しさは芸術品である。次に、かつて紹介した事のある植栽されたソヨゴの実が真赤に色付いていた。多摩丘陵等の雑木林でお目にかかった事が無いので、図鑑にあるように暖地性の樹木なのだろう。最後に葉がかなり落ちたムラサキシキブの実を撮り、また、花芽がぷっくりと膨らんで来たクロモジの冬芽を撮った。以上、こうなると明日からの12月の観察記は、完璧に冬をテーマとしたものとなりそうである。

<今日観察出来たもの>花/ベニバナボロギク、シロヨメナ、サザンカ等。その他/クロモジの冬芽(写真上左)、ソヨゴの実(写真上右)、ムラサキシキブの実(写真下左)、ノササゲの実(写真下右)、ニシキギの実、マユミの実、シロヤマブキの実、ハダカホオズキの実、ウメモドキの実等。


11月28日、神奈川県大和市泉の森公園

 今年に入ってしばらく続けて来た、毎月第4水曜日の寺家ふるさと村の観察会も、11月末になるとさすが見るもの撮るものがなくなる。そこで、今月は場所を大和市の泉の森公園に場所を変えて、カモを中心とした野鳥の観察会に切り替えた。今日はここしばらく続いた晴天が曇り日となって、気温は上がらず、この時期としては雨よりいくらかましの最悪の天候となった。それでも私を含めて合計9名の方が集ったのだから、まことに嬉しい限りである。
 集合場所は、この公園のビジターセンターである「しらかしの家」前である。私の様な花や虫を撮影するものにとって、シラカシは常緑で太陽光線を遮って地面を暗くし、また、これといった昆虫類の食樹でもないから歓迎しないのだが、首都圏平地の雑木林を伐採せずに自然のままに遷移させると、シラカシを中心とした照葉樹林になると言われている。泉の森公園もこのシラカシがだいぶ多いので、「しらかしの家」と名付けたのだろう。カモ類がたくさん見られる池も「しらかしの池」と言い、面積的には大して広くないのだが、見られるカモの種類は近在では一番ではなかろうか。期待したミコアイサの雌は不在であったが、可愛らしいヨシガモが見られてほっした。今日の観察で一番面白かったのは、カイツブリの潜水である。観察デッキがかなり高く、澄んだ水面をみる事が出来るので、カイツブリが水中に潜るやいなや、まるで魚の様な素早やさで水中を自由自在に泳ぎ回るのが分かった。
 カモ類の観察が一段落すると公園内を散策し、また、帰りがけに大和駅方面のふれあいの森まで行ってみた。すると冬鳥こそ飛来していなかったが様々な野鳥に巡り合う事が出来、本当に冬のバードウォッチングには最高の場所である事を再認識した。この為、来年1月の観察会もここで開く事にした。

<今日観察出来たもの>鳥/ヨシガモ(写真上左)、ヒドリガモ(写真上右)、ホシハジロ(写真下左)、キンクロハジロ(写真下右)、オナガガモ、コガモ、マガモ、カルガモ、オオバン、バン、カイツブリ、シジュウカラ、メジロ、コゲラ、カワセミ、カワラヒワ、ワカケホンセイインコ、ハクセキレイ、キセキレイ、コサギ、アオサギ、ヒヨドリ、ハシブトガラス等。


11月27日(午後)、横浜市緑区新治市民の森

 午後からは恩田川の田んぼにチョウゲンボウを撮りに行くか、それとも新治市民の森へ行くか、さんざん迷ったが、今日の様な曇り空では、青空にチョウゲンボウを抜けないからと、新治市民の森へ行った。まずは、皆さんお集まりのポイントへは直行せずに、旭谷戸へほんのちょっと寄り道した。するとモズの雌が、畑に立てられた棒杭に止っていた。11月15日に来た時も止っていたので、かなりお気に入りの場所なのだろう。前回は夕方のかなり暗くなった時間帯であったので、あまり良い写真は撮れなかったし、近づくと逃げてしまった。そこで今日は、遠くから数枚、また近づいて数枚と、どんどん距離を詰めて行って、人の接近に敏感なモズとしては、かなり近ずく事が出来た。ほんの少し場所を変え露出を変え、また、モズの表情が変わるごとにシャッターを切って、かなりの時間楽しむ事が出来た。

<今日観察出来たもの>鳥/モズ(写真上)、ジョウビタキ、シジュウカラ、ヤマガラ、ハクセキレイ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、カワセミ、コサギ、スズメ、ハシブトガラス等。


11月27日(午前)、横浜市緑区四季の森公園

 こんな被写体が少ない時期に、公園化が甚だしい四季の森公園へ行っても無駄だと思ったが、寺家ふるさと村でお世話になっているN仙人が、キノコのミニ写真展を開いているというので行ってみた。その予想は正解で、よくもまあこんなに公園化されているものだと驚いた。ハチがぶんぶん、ヘビがにょろにょろ、お年寄りでも安心して散策出来る様にする為に下草がほとんど刈られていた。これではお手上げだなと思ったが、谷間の比較的草刈がなされていない所へ入って行くと、ハダカホオズキの実が赤い電球のように灯を灯していた。
 しかし、それからが何も無い散策路のそぞろ歩きとなって、こんな事なら四季の森公園から早くおさらばして何処か別の所へ行こうかなとも思ったが、時計を見ると11時を回っていた。そこで池の反対側のやはり草刈があまりなされていない谷間へ入って行くと、ダイコンソウが弱々しく咲き残っていた。これはラッキーとカメラを向けたが、この時期であるがためか、かなり寂しげな写真となってしまった。
 これでカメラの中には最低ノルマの2枚の写真が収まったので、今が見頃のモミジの紅葉を撮ろうとしたのだが、風景として撮るのとは異なって、マクロレンズで一部を切り取るのはなかなか難しい。手が届く高さに小枝が無いのも大きな原因だ。こんな事なら港北ニュータウンの「ささぶねの道」でも歩いた方がよっぽどましで、またモミジの紅葉も綺麗である。まあ、そんな恨み節を繰返しながらも、無難な一枚をカットした。これで今日はお終いかなあとも思ったが、もしやエノキタケでも生えていないかと、「ふるさとの森」へ行ってみた。キノコの姿はまったくなかったものの、落ち葉の布団で越冬直前のエサキモンキツノカメムシを見つけて微笑んだ。

<今日観察出来たもの>花/ダイコンソウ(写真上右)、シロヨメナ、ヤクシソウ、イヌタデ等。蝶/ヤマトシジミ等。昆虫/エサキモンキツノカメムシ(写真下左)、コバネイナゴ等。鳥/カワセミ等。その他/モミジの黄葉(写真上左)、ハダカホオズキの実(写真下右)、マムシグサの実、ゴンズイの実、ヤブランの実等。


11月25日、横浜市緑区新治市民の森

 今日は溜まった雑用を午前中に済ませて、新治市民の森へ鳥撮りに出かけた。昨晩、霧が丘のNNさんから、午後3時05分に楽しい出会いがあったと、掲示板にご投稿があった。そこで、いてもたってもいられなくなったと言う訳である。という事はポイントに2時に着けば良いと、付近をまずは散策した。どういう訳なのか分からないが、スモモとウメが植栽されている丘の上の畑に行くと、去年もそうだったのだが、数羽のカシラダカが必ず地面より飛立って小枝に止る。カシラダカのお仲間のミヤマホオジロも梅林が好きだから、きっと何か美味しい草の実がこぼれ落ちているのに違いない。しばしカシラダカとハクセキレイに遊んでもらってポイントへ行ってみると、大勢の人ざかりと連写するシャッター音、これでは楽しい出会いなんてありそうも無い。野鳥に限らず、ネイチャーフォットーは静かなのが一番である。

<今日観察出来たもの>鳥/ハクセキレイ(写真上左)、カシラダカ(写真上右)、セグロセキレイ、キセキレイ、シジュウカラ、ヤマガラ、ジョウビタキ、カワセミ、スズメ、ハシブトガラス等。


11月24日(午後)、横浜市緑区恩田川

 午後からは相も変わらず新治市民の森へというのもなんだから、チョウゲンボウを狙って恩田川の田んぼへ久しぶりに行った。10月4日に初めて訪れた時にもホバリングをしていたのだが、その頃はノビタキが優先で、その後ずっと気になっていたのだが撮影には訪れなかったのだ。そこで今日は、一人静かに思う存分チョウゲンボウと戯れるんだと期待したのだが、なんと現地に到着すると新治市民の森の鳥撮りマンがかなり集合していた。思うことは皆さん同じなんだなあと苦笑いを浮かべて、ご一緒させていただいた。それでもチョウゲンボウは飽きずに現われ、一眼レフによる飛翔写真なら撮り放題であった。しかし、今日は土曜日だから散歩する方も多く、杭の先端には一度だけ止ってくれたが、すぐに自動車がやって来て飛立ってしまった。こうなったら平日に再挑戦と、魁皇の勝ち越しが気になるので早々自宅に戻った。

<今日観察出来たもの>鳥/チョウゲンボウ(写真上)、モズ、ハクセキレイ、スズメ、ハシブトガラス等。


11月24日(午前)、横浜市緑区三保市民の森

 三保市民の森に到着した頃は、まだ地面にうっすら今季初めての霜が残っていたが、昼近くになると小春日和の一日となった。晩秋なのに小春とはどうしてなのだろうと、ちょっと調べてみたら、小春とは旧暦10月の別称で、現在でいう11月から12月上旬にあたるとある。寒さが増す中で春を思わせるようなポカポカした暖かい陽気の日がまだあるので、そんな日を小春日和と言うようになったのだろう。本当に心暖まる優しい響を持った熟語である。
 こんな日は三保平で、ムラサキシジミが日向ぼっこをしている筈と行ってみたら、2頭のムラサキシジミが美しい羽の表を開いていた。証拠写真程度は容易く撮れたが、美しい絵柄を狙ったので結局は飛び去られてしまった。次回はしっかりカメラに納めるぞと、その他のものを探したら、まずは健康茶で著名なアマチャヅルの黒い実が目に止った。そこで三脚を立て構図を決めてピントを合わせたら、なんと黒い実の半分より下に白い糸の様な線が入っている。おかしいなあ蜘蛛の巣でもついているのかなとも思ったが、全ての実についているのだ。そこで、これはアマチャヅルの実の紋様なのだと悟って苦笑いを浮かべた。
 いつものようにキノコでもないかと谷道へ足を進めると、一日の大半が日陰のためか、ゴンズイもクサギもマユミもヒヨドリジョウゴも、まだとても美しい実をつけていた。そこで今日は、今季まだ良い写真を撮っていないゴンズイの実をカメラに納め、また、ヒヨドリジョウゴの実も保険に撮影した。その後、これといった被写体には出会えず、三保市民の森入口に植栽されているポーポーの葉痕を撮って、なんとか4枚の写真を手にする事が出来た。ポーポーの葉痕は、頭に大きな風変わりな帽子を被っているようで、とてもユニークな存在である。

<今日観察出来たもの>花/ベニバナボロギク、オオケタデ、コスモス、ジュウガツザクラ、チャ、サザンカ等。蝶/キチョウ、ムラサキシジミ等。キノコ/ニガクリタケ等。その他/ポーポーの葉痕(写真上左)、ヒヨドリジョウゴの実(写真上右)、ゴンズイの実(写真下左)、アマチャヅルの実(写真下右)、クサギの実、マユミの実、カラスウリの実、スズメウリの実、ウメモドキの実等。


11月23日(午後)、横浜市緑区新治市民の森

 午後からは、相も変わらず新治市民の森へ行った。昨日メールで、「3連休だから、何処か鳥のたくさん撮れる所はありませんか」と鳥友に聞かれたが、「皆さん、良い所が無いから、相模川のミサゴばっかり撮っているんですよ」と返信した。だったら私の場合も、「良い所が無いから、新治市民の森ばっかり行っているんですよ」という事になりそうである。まあ、体力、気力、金力が無くなっていて、撮りたい鳥もほとんど撮ったからという事なのだろうが、なんとなくそうでも無さそうなのだ。近場の新治市民の森での、あっと驚く野鳥との遭遇を期待しているのだろう。しかし、今日は鳥の出がとても悪く、散策を開始してすぐに畑で撮ったセグロセキレイのみとなった。しかし、ハクセキレイは何処にでも多く簡単に撮れるが、セグロセキレイはやや少ないから、にんまりした事は言うまでも無い。

<今日観察出来たもの>鳥/セグロセキレイ(写真上)、ノスリ、カシラダカ、ホオジロ、モズ、ヒヨドリ、カワセミ、スズメ、ハシブトガラス等。


11月23日(午前)、横浜市緑区横浜動物の森公園

 昨日は北海道から東北地方の日本海側、新潟、北陸等で大雪が降った。11月の積雪量としては観測史上最高を記録した地点が数多くあるらしい。今年の天候は、豪雨、極暑、豪雪と、なんでも観測史上最高になる場合が多く、とても不吉な予感がするのは私だけではあるまい。今日は、コーナンで980円で購入した防寒作業着を始めて着用した。しかし、それでフィールドを散策しても暑くは感じないのだから、晩秋を通り越して早くも冬となった。そんな訳か今日の観察はとても貧果となった。それでもまずはツタウルシの紅葉を撮った。雑木林の樹種の中で美しく紅葉するものは多々あるものの、ツタウルシもとても美しい。図鑑によると触れるとかぶれるとあるが、まだ私はかぶれた事が無い。また、今日はクズの葉痕のクズ子さんもたくさん現われて、いよいよ日本冬芽葉痕普及協会の仕事も始めなければならい。

<今日観察出来たもの>花/ヤクシソウ等。昆虫/アキアカネ等。その他/ツタウルシの紅葉(写真上左)、クズの葉痕(写真上右)、クサギの実、トキリマメの実、ヤブランの実等。


11月22日、横浜市鶴見区獅子ヶ谷市民の森

 今日は一日中、道端自然観察に出向いて、明日は医者に行こうと思っていたら、明日は勤労感謝の日で祝日だという。そんな訳で、午前中だけ近場へ行って、午後から通院となった。サンデー毎日の生活を送っていると、曜日については認識しているのだが、祝日については忘れてしまう。まあ、勤労していないのだから、勤労感謝の日を忘れるのも当然だなと苦笑いを浮かべた。という事は、明日は舞岡公園の収穫祭の日で、たくさんの方々でごった返し、さぞかし御餅が売れる事であろう。
 今日は久しぶりに獅子ヶ谷市民の森へ行った。先だって三ッ池公園へ行った時に、絵にならないから写真は撮らなかったが、エノキタケがかなり生えていた。かつて獅子ヶ谷市民の森で、信じられない程のエノキタケの爆生をを観察しているので期待したという訳である。しかし、大きなエノキの切り株からはサルノコシカケ科のキノコが生えているだけで、エノキタケは一本も見られなかった。それを見て、とっさに今日も貧果に泣くかなと思ったので、植栽されているブナの黄葉を撮った。晩秋の斜光に本当に美しく輝いていた。ブナの黄葉を撮ったのでイチョウの黄葉も撮ろうと頑張ったが、こちらはなかなか絵になる所に葉は着いていなかった。
 その後、雑木林の日陰の縁でノササゲの実を見つけた。鞘が割れて青い実が名残惜しそうに鞘に着いている。こんな姿が一番美しい。これで随分気を良くしたのだが、結局、その後は何も撮れず、今日の観察記は写真2枚でおしまいかなと思われた。だが、もしかしたらイチヂクの木にキボシカミキリがまだいるかもしれないと行ってみると、なんと2匹も枝の先端で日向ぼっこをしていた。キボシカミキリは本当に寒さに強い生命力あるカミキリムシである。

<今日観察出来たもの>花/イヌタデ、ハキダメギク、ノゲシ、コセンダングサ、ツワブキ、キク、チャ、サザンカ、コスモス、キバナコスモス等。蝶/ヒメアカタテハ、キタテハ、ツマグロヒョウモン等。昆虫/キボシカミキリ(写真下)等。その他/ブナの黄葉(写真上左)、ノササゲの実(写真上右)、ニラの実、カラスウリの実、ピラカンサの実、ミカンの実、ユズの実等。


11月20日(午後)、横浜市緑区新治市民の森

 午後からは新治市民の森へ出かけた。まったく良く飽きないものである。しかし、風がかなり出て来た為か最悪で、小鳥達の姿はほとんど見られず、常連さんの浜っ子ジョビの姿も見られない。更に、低温と曇り日の為か、鳥見鳥撮りの常連さんの姿も少ない。しかし、こんな日こそ、一発逆転のサヨナラ満塁ホームラン級の野鳥が現れるかもしれないとじっと待ったが、そうは問屋が卸さなかった。そこでカルガモとコガモをカメラの中に収めた。カルガモは何処でも見られるが、コガモは好きな場所と嫌いな場所があるらしい。新治市民の森の浅い池は、どちらかというとコガモの好きでは無い場所で、これまで見られた事はほとんど無いのだが、今日は4羽もやって来ていた。デジスコは絶えず泳ぎ続けるカモを写し止めるのは苦手なのだが、それでも他に撮る野鳥がいないのだから、ばしばしシャッターを切った。

<今日観察出来たもの>鳥/カルガモ(写真上左)、コガモ(写真上右)、カシラダカ、モズ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、カワセミ、スズメ、ハシブトガラス等。


11月20日(午前)、横浜市鶴見区三ッ池公園

 11月16日から500円の有料駐車場が、3月15日までの平日のみやっと無料となった。横浜市戸塚区の某公園の駐車場に比べれば、一日停めておいても500円なのだから、お安いといってしまえば確かにそうなのだが、貧乏人にはお高い限りである。500円あれば、美味しい昼食が食べられるのだから尚更だ。馬鹿高い市民税、県民税、国民健康保険料等を払いながらも、なおかつ憩いの場である公園の駐車場からも徴収するとは言語同断である。更に税金の無駄遣い、公務員への大盤振る舞い、庶民はみな本当にやんなっているのだから、公園の駐車場位は無料にすべきである。私が市長にでも立候補するとしたら、市営公園の駐車場の無料化を公約に掲げるだろう。昨今の政治家やお役人は、困ったら税金を上げればそれで良しと思っているようだが、国や地方自治体の経営とは、まことに楽なものである。
 そんな訳で今日は大いに期待して三ッ池公園へ行ったのだが、生憎の寒さと曇り日の為か、これといった被写体には巡り会わなかった。ただ、その名の通り3つある大きな池には、マガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ユリカモメ等が飛来していた。また、雑木林ではシジュウカラやアオジがかなり見られた。今度、デジスコを担いで鳥撮りに来なければならない。公園内にたくさんあるイチョウの大木は黄葉していて、とても綺麗であった。もちろんギンナンがたくさん落ちていて、拾い集めるご婦人の姿があった。公園等のギンナンは栄養条件が悪いためか、お店で売られているものよりずっと小ぶりである。しかし、煎って食べると、市販されているものより格段に香ばしい。だから拾い集める方の気持ちは分かるのだが、あの臭いには、どうしても触れたくない嗅ぎたくないと思うのは私だけではなかろう。

<今日観察出来たもの>花/シラヤマギク、タイアザミ、イソギク、キク、ツワブキ等。昆虫/ツマグロオオヨコバイ(写真下右)等。キノコ/エノキタケ等。鳥/キンクロハジロ、ホシハジロ、ユリカモメ、シジュウカラ、アオジ等。その他/アメリカハナミズキの実(写真上左)、ヤブミョウガの実(写真上右)、センダンの葉痕(写真下左)、ヤブランの実、ムクノキの実等。


11月18日(午後)、横浜市緑区新治市民の森

 今日も相も変わらず、新治市民の森へ午後から出かけた。最近、私のHPへのアクセス数が1割程減っているが、新治市民の森で良く出会う鶴間の自転車Sおじさんにその事を話すと、「遠くへ鳥撮りへ行かないからじゃないの」との事であった。五十肩で身体の調子が悪い、この「つれづれ観察記」も後1ヶ月半で終了、近場ばかりの散策で登場するのは普通種ばかり、しかも好い加減に記しているのだから、以心伝心、このHPにアクセスされる方に、やる気の無さが伝わるのだろう。まったく最近の自由民主党のようである。やはり人を引き付けるには、未来への希望と大いなる情熱である。そんな訳で、いつも御馴染みの浜っ子ジョビくんから抜け出そうと、野鳥ポイントまでの道のりを変えたら、まずはビンズイが現れカシラダカが歓迎してくれた。更に帰りがけに今年初見のツグミに出会ったのだから、今後もご期待頂けるかもしれない。

<今日観察出来たもの>鳥/ツグミ(写真上左)、カシラダカ(写真上右)、ビンズイ、ホオジロ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、カワセミ、コサギ、スズメ、ハシブトガラス等。


11月18日(午前)、横浜市都筑区茅ヶ崎公園

 今日は寺家ふるさと村あたりまで行こうかなとも思ったが、今の時期は左程成果が期待出来ない。そこでまたしても、ガソリン代のかからない茅ヶ崎公園へ行った。雑木林の谷間に入って行くと、倒れ掛かったムクノキを見つけた。ムクノキなんていう樹木があるのを知ったのは最近の事で、兄の家で飼っていた柴犬のムクちゃんの方が馴染みが深い。ムクノキの親戚筋にあたるエノキは各種の蝶の食樹であるから中学生の頃から知っていたし、また、ケヤキも親戚筋なのたが、こちらも人家に多く見られるから、ご幼少の頃から知っていた。
 そんなムクノキなのだが、多摩丘陵ではかなり普通に見られる樹木である事が分かった。その実はかなり大きくて熟すと黒々とし、撮影したいなあといつも思っていたのだが、高木なので手が届かないでいた。それが倒れ掛かっているから、容易く撮影出来た。先だってNHKのラジオで、「子供の頃、ムクノキの実を食べた」という視聴者からの投稿が紹介されていたが、図鑑にも真っ黒に熟したものは食べられるとある。私の子供の頃は誰も食べなかったので、私も食べた事はむろん無い。そんな訳で味見してみようかなとも思ったが、今日は勇気が出なかった。
 今日は出足から良い事があるわいと更に散策を続けると、瀟洒なマンション下の竹林に、スッポンタケが爆生していた。相変わらず寝相の悪いもの、黒いグレバが薄くなったもの、萎びたものも数多く見られたが、1本だけ直立不動で立っていた。アングルファィンダーを持参して来なかったので、仕方無しに膝をついて身をかがめて撮影した。その後、これといったものには出会わなかったが、今日は茅ヶ崎公園へやって来て大正解と、ほくそ笑んだ事は言うまでも無い。

<今日観察出来たもの>花/ヤクシソウ、イヌタデ等。昆虫/アカスジキンカメムシの幼虫(写真下右)、アオマツムシ、テントウムシ等。キノコ/スッポンタケ(写真上左)、ムラサキシメジ等。その他/ニシキギの実(写真上右)、ムクノキの実(写真下左)、ハダカホオズキの実、シオデの実、スイカズラの実等。


11月17日(午後)、横浜市緑区新治市民の森

 午後は相も変わらず新治市民の森へ行った。フィールドへ出てデジスコのシャッターを切らないと、何となく寂しいし、また、毎日のように通うようになって、常連さんと顔を合わさないのも、これまた何となく寂しい。私はデジタル一眼レフと安物だが500ミリまでのズームレンズを持っている。しかし、誰でも押せばAFで写るというデジ一は今一面白くない。また、ファィンダーが狭くて重量が重い。その点、デジスコは液晶ディスプレがファィンダーのようなものだから視野率100%で、なんと2.5インチの広さがある。しかも、MFでスコープのピントをある程度合せなければならないので、撮影がデジ一より手間がかかる。長いこれからの老後、一日500回だの1000回だのシャッターを切る超特急の旅行よりも、一秒に一回しか切れないデジスコの鈍行列車の旅の方が、私には相応しいようなのだ。

<今日観察出来たもの>鳥/シジュウカラ(写真上)、ジョウビタキ、モズ、ハクセキレイ、ヤマガラ、カワラヒワ、コゲラ、ヒヨドリ、ノスリ、スズメ、ハシブトガラス等。


11月17日(午前)、横浜市緑区三保町

 今日の午前中は五十肩治療の為に整形外科へ行ったが、とても寒い日であった為か、患者さんの数は少なくて、すぐに診察して貰えた。肩の運動と温湿布で、しばらく様子をみましょうという事になった。まあ一頃の痛さはなくなっているのだから、かなり前進したと言えよう。そんな訳で、フィールドへは予定より早く行くことが出来たので、ほんの少しの時間だが、何でも屋になって三保町を散策してみた。
 まずは畑の片隅に植えられているニラの実を撮った。もうほとんど薄皮は破れて、中の黒い種子が露出していた。なんで平凡なニラの実なんて撮るのと質問されそうだが、なんとなく形が面白いと思っているのだ。更に足を進めると、トリトマやコスモスがまだ咲き残っていた。今年は本格的にコスモスを撮る事は無かったが、色も形も良くて、まことに風情溢れる花である。バス道路を横切って竹林脇を通ると、スッポンタケが3本も生えていた。1本はかなり萎びていたし、また一本は頭の黒い部分が禿げていた。1本だけ新鮮だったが、寝相が悪くて地面に横たわっているかのごとくであった。そんな訳でシャッターは切らなかったが、スッポンタケの寝相の悪さを見てなんとなく嬉しくなった。まったく「道端自然観察館」なるHPを続けている何処かの館主さんとそっくりである。
 今日の目的地はそこからすぐで、毎年、この時期になると必ず訪れる。ツルウメモドキの実、ツルウメモドキが大好きなキバラヘリカメムシ、サンシュの実、そしてオニグルミの冬芽葉痕という訳である。ツルウメモドキはウメモドキとつくが、キバラヘリカメムシが大好きだからマユミやニシキギギと同じニシキギ科で、ちなみにウメモドキはモチノキ科である。こんな昆虫の食性から植物の類縁関係が分かるのだから楽しくなる。

<今日観察出来たもの>花/コスモス(写真上左)、コシロノセンタングサ、セイタカアワダチソウ、ハキダメギク、ツワブキ、キク等。蝶/ヤマトシジミ等。昆虫/キバラヘリカメムシ(写真下右)、テントウムシ等。その他/ツルウメモドキの実(写真上右)、ニラの実(写真下左)、サンシュユの実、カマツカの実、カラスウリの実、ピラカンサの実、オニグルミの葉痕等。


11月15日(午後)、横浜市緑区新治市民の森

 今まで何べんも記しているように、今年は冬鳥の飛来がかなり遅れている。気温が高い日が続いた事だけではなくて、今年の山には木の実や草の実がかなり豊富で、野鳥達も平地に降りて来る理由もないようなのだ。去年は今年と逆で、山の木の実や草の実が不作だったために、多くの野鳥が早い時期から平地で見られた。ルリビタキ、ベニマシコ、ミヤマホオジロ、ウソ、カケスといった冬鳥は、まだ丹沢や奥多摩辺りにいるようである。タゲリが寒川で見られるということなのだが、去年、かなり良い写真を撮ったので、行く気が起きない。そんな訳で今日も新治市民の森へ行った。本当にどうした事なのだろう。10月までは平塚や海老名の田んぼや葛西臨海公園等へ足繁く通ったというのに。自分でも不思議に思うのだが、今日も相変わらずサービスの良い浜っ子ジョービと遊んで、短い晩秋の日が暮れて行った。

<今日観察出来たもの>鳥/ジョウビタキの雌(写真上左)、モズの雌(写真上右)、カワセミ、セグロセキレイ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヤマガラ、シジュウカラ、アオジ、カシラダカ、コゲラ、ヒヨドリ、ダイサギ、アオサギ、カルガモ等。


11月15日(午前)、横浜市港北区新吉田町

 明日から気温は、ぐーんと低くなると予報されている。最高気温が20度を越す日は、もう春までやって来ないかもしれない。いよいよフィールドは晩秋に突入し、冬がすぐそこまでやって来ているのだ。今年の夏はとんでもなく暑く残暑も長引いたから、冬がやって来るのだろうかと心配になったが、やはりやって来るようである。例年なら当たり前の事なのだが、前述したような夏であったために、なんだか狐につままれたような気分である。こうなったら何処へ行っても被写体は少なく、ガソリン代もばかにならないし、相変わらずの五十肩でなんとなく身体がだるいから、今日も近場で楽々散策を楽しんだ。
 新吉田町は植木屋さんの畑や日曜菜園もあり、また少ないながらも雑木林が残っているので、何かしらの被写体に巡り会える筈と踏んだのだが、今日は思うような被写体には巡り会わなかった。特筆事項としては、左程珍しい訳ではないが、ショウリョウバッタモドキとハラビロカマキリがまだ見られた。葉が落ちた小枝にラグビーボール状のハラビロカマキリの卵のうが見られるのだから、かなりしぶとい生き残りであろう。
 そんな訳で、まだ登場させるのは早いと思っていた冬芽葉痕を仕方なくご披露する事となった。どうしてだか分からないが、ことによったら重力の法則からか、大きい葉は早く落葉するような気がする。パーパーの葉もかなり大きくて、ほとんど落葉していた。このようなとんでもない貧果で、苦笑いを浮かべながら日曜菜園へ行ってみると、やっとヤーコンの花を見つけて嬉しくなった。小さなヒマワリのような花は何故か晩秋に咲くのである。また、エゾノコリンゴ(?)の実が相変わらず鈴なりで、色も真赤となって秋の陽を照り返していた。

<今日観察出来たもの>花/ヤーコン(写真上左)、シロヨメナ、ベニバナボロギク、ラッキョウ、コウヤボウキ、コセンタングサ、セイタカアワダチソウ、ハキダメギク、ツワブキ、キク、イソギク、ボケ等。蝶/モンシロチョウ、キタテハ、ヤマトシジミ等。昆虫/ショウリョウバッタモドキ、ハラビロカマキリ、ナナホシテントウ等。その他/エゾノコリンゴ?の実(写真上右)、ポーポーの葉痕(写真下左)、ボタンクサギの葉痕(写真下右)、アオツヅラフジの実、ムクノキの実、ウメモドキの実、カラスウリの実、ヒヨドリジョウゴの実、イイギリの実等。


11月13日、横浜市緑区新治市民の森

 午前中溜まった用事を済ませてから、新治市民の森に出かけた。途中、ガソリンスタンドに寄ったが、軽自動車だというのに3500円もかった。夏前迄は3000円を越すことが無かったのだから、まことに急激な値上がりである。けちけちするのは性に合わないが、本当に撮りたいものがないのならば、遠出する気なんか起こらない。お陰様で20年も道端自然観察及び写真撮影を続けていると、北海道や西南諸島等のものを除けば、主だった生き物達には、ほとんどお目にかかっている。そんな訳で来年からは超ノンビリと続けて行くつもりだが、米国のサブプライム住宅ローンの焦げ付きに端を発した株価の大幅な下落と円高、なんとなく景気が悪くなって行くような予感がする。お金持ちはいくら損しても良いが、庶民にまでとばっちりが来るのは勘弁願いたい。そこで今日も健気なジョウビタキの雌に遊んでもらった。

<今日観察出来たもの>鳥/ジョウビタキの雌(写真上)、シメ、コゲラ、モズ、メジロ、カワセミ、キセキレイ、ヤマガラ、ヒヨドリ等。


11月12日、横浜市都筑区鴨池公園

 今日は健康のために、午前中だけ鴨池公園を散策してみた。下記の今日観察出来たものを見れば、花や昆虫こそ少ないが、チョウもキノコもそれなりに見られた。しかし、カメラの中に納まった写真はたったの2枚であった。ただ撮るのなら簡単なのだが、絵として美しくないと、シャッターを切る気になれない。こんな事は11月に入る前にはなかったのだから、やはり被写体が少なくなって来たのだろう。今日はキノコを撮りたいと期待したのだが、確かにスッポンタケの卵や紫色が美しいコムラサキシメジ、今年は見る機会が少なかったノウタケまで生えていた。また、雨が続いたので、枯れ木から生えるアラゲキクラゲやスエヒロタケは元気一杯で、公園のツツジの植え込みの下にはハリガネオチバタケも見られた。蝶ではウラギンシジミとムラサキシジミが羽を開いて日光浴をしていた。しかし、残念ながら写欲を沸き立たせるまでには至らなかった。

<今日観察出来たもの>花/サザンカ、ホトトギス等。蝶/キチョウ、キタテハ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ等。昆虫/アオバハゴロモ等。キノコ/コムラサキシメジ、ハリガネオチバタケ、スエヒロタケ、アラゲキクラゲ、スッポンタケの卵、ノウタケ等。その他/モミジの紅葉(写真上左)、コムラサキの実(写真上右)、アメリカハナミズキの実、アオツヅラフジの実、ピラカンサの実等。


11月11日(午後)、横浜市緑区新治市民の森

 午後からはどうしようかと思ったが、またしても新治市民の森へデジスコを担いで鳥撮りに行った。タゲリが県央の田んぼで見られるらしいが、昨年、良い写真をたくさん撮っているので、出かける気が起こらない。また、今の時期、何処へ行っても目ぼしい野鳥はいないので、何でも見られる鳥を撮れれば良いと思った訳である。そんな気持ちを察してか、まずは極々普通のスズメが現われた。どんなジャンルの写真でもそうだが、普通に見られるものは馬鹿にして、なかなかカメラを向けないものである。しかし、地球上の生物は皆平等、絵になればシャッターをばしばし切って欲しいものである。という訳で、お次は、またまた普通種のハクセキレイが現れた。これで最低ノルマの2枚の写真が撮れたので、今日は行けるかもと思ったら、もう何べんも撮っているジョウビタキの雌以外、サービスの良い野鳥はついに現れなかった。

<今日観察出来たもの>鳥/ハクセキレイ(写真上左)、スズメ(写真上右)、ジョウビタキ、カワセミ、セグロセキレイ、キセキレイ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ等。


11月11日(午前)、横浜市緑区三保市民の森

 天気はぐずついて気温がかなり下がって来た。昨日は雨だったから、しまっておいた冬物衣服と今までの衣服を入れ替えた。下着もランニングシャツとはおさらばである。昨晩はかなり寒かったから電気ストーブを出したかったが、「今から電気ストーブなんて電気代がもったいない、厚着をしなさい」と天の声が舞い降りてきたので止めにした。電気を使えばエネルギーを消費する訳だし、厚着ならそんな事も無かろうから、地球環境にはとっても優しいという訳である。もっと寒くなって、コーナンで980円で買った防寒作業着を着るようになれば良いのだが、今の季節は中途半端な寒さだから身体に悪い。
 天気予報によれば今日も雨の筈であったが、起きてみると雨は降っていない。しかし、どんよりと雲って肌寒い。そこでパソコンで雨雲の動きを見てみると、どうやら横浜市東北部は一日中雨は降りそうもない。これはまことにラッキーと、かなりの厚着をして三保市民の森へ久しぶりに行った。こんな日は蝶は飛ばないし、その他の昆虫達も顔を出すことが少ない。今日も木の実、草の実ウォッチングと出来ればキノコかなと思って散策を開始した。まずは畑の柵に絡まったマルバアサガオの実を撮った。三保平へ上って行くと、植栽されたウメモドキの実がたわわに実って美しい。もうすぐジョウビタキが啄ばみに来る事だろう。雑木林の縁では、マユミやゴンズイの実が今が盛りとたくさんぶら下がっている。しばらくするとカメラの中は各種の実で一杯になった。そこで何か花は咲いていないかと探してみたが、純白のチャが咲いている位であった。また、キノコはニガクリタケが爆生していたが、絵になるようには生えていなかった。そんな訳で実だけかなと思ったが、エサキモンキツノカメムシを発見して嬉しくなった。

<今日観察出来たもの>花/オオケタデ、ツバキ、サザンカ、チャ、キク等。蝶/クロコノマチョウ等。昆虫/エサキモンキツノカメムシ(写真上右)、テントウムシ、アオマツムシ等。キノコ/ニガクリタケ、ツチグリ等。その他/ウメモドキの実(写真上左)、マルバアサガオの実(写真下左)、マユミの実(写真下右)、サンショウの実、ヘクソカズラの実、ヒヨドリジョウゴの実、クサギの実、ゴンズイの実等。


11月9日(午後)、横浜市緑区新治市民の森

 午後からは新治市民の森へ行った。空は雨が近いよとシグナルを送っているかのように、雲が低く立ち込めて来た。天気予報では、夜まで雨は降らないとあったので散策を開始した。先だって、この森の鳥撮りの主であるNさんから、ジョウビタキの雄は旧奥津邸の方にいると聞いたので行ってみると、いましたいました、畑の棒杭に止まってお待ちかねであった。鎌立谷戸の方はジョウビタキの雌が縄張りを張っているから、雄は旭谷戸の方に縄張りを持ったという訳である。これから春まで、天敵に命を失う事が無ければ、ジョウビタキの雄も雌も新治市民の森で観察出来ると思うと嬉しくなった。ひとしきりジョウビタキの雄に遊んで貰ってから、谷戸奥への道を歩いて行くと、柿の落果にクロコノマチョウがやって来ていて、羽の表の赤い紋を見せながら飛立った。
 山越えで鎌立谷戸まで行くのは、ちょぃとしんどいなあとも思ったが、久しぶりに旭谷戸を詰めて山を越えて行った。途中、畑に棒杭がたくさん立ててあるから何か止まっていないかなあと注意したのだが、なんにもいなかった。いつもの鳥撮りのポイントへ行くと常連さんの姿は見当たらず、最近良く来るようになった青葉台のおじさんがいるのみであった。相変わらずジョウビタキの雌が、お立ち台に止まって様々なポーズを撮る。きっと、見晴らしが良くて気持ちが良いのだろう。そんな訳で、今日もジョウビタキの雌のみかと思ったら、この前の台風で折れた枯れ木の天辺にモズがやって来た。とても赤くて綺麗な雌である。更に、寝ぐらに戻って来たコゲラが穴にはすぐに入らないで、かなり長い時間止まってくれた。暗くなってシャッター速度はかなり落ちたが、数打ちゃ当たるとばかりに、ばんばんシャッターを切った。

<今日観察出来たもの>鳥/ジョウビタキの雄(写真上左)、ジョウビタキの雌(写真上右)、コゲラ(写真下左)、モズの雌(写真下右)、カワセミ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイ、カシラダカ、シジュウカラ、ヤマガラ、カルガモ等。蝶/クロコノマチョウ等。キノコ/ムラサキシメジ、ニガクリタケ等。


11月9日(午前)、横浜市青葉区寺家ふるさと村

 明日は雨の予報なので、予定を繰り上げて寺家ふるさと村へ行った。横浜市側の雑木林の斜面は、綺麗さっぱり草刈がなされていて、観察どころでは無い。枯れ草火災が心配なので、この時期にのみ草刈がなされる。その結果、多くの山野草や昆虫たちが季節ごとにたくさん見られるのだから嬉しい限りだ。何処かの公園では四六時中草刈がなされるが、今の時期の草刈なら生き物達に左程の影響が無い様である。そんな訳で、被写体探しに苦労する半日となった。各種のチョウは見られるのだが、吸蜜するセイタカアワダチソウ、コセンダングサ、ノハラアザミ等の花が終期なのだから良い写真がなかなか撮れそうもない。昆虫もアキアカネやハネナガイナゴがいる位で寂しい限りだ。しからばキノコはと探してみたものの、こちらの盛期も早や過ぎ去ったようである。以上、期待に反してとんでもない貧果となってしまった。


<今日観察出来たもの>花/ノハラアザミ(写真上左)、ノコンギク、ヨメナ、シロヨメナ、シラヤマギク、ヤクシソウ、ワレモコウ、イヌタデ、サザンカ等。蝶/モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、キチョウ、ツマグロヒョウモン、キタテハ、ヒメアカタテハ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、チャバネセセリ等。昆虫/セスジツユムシ、ハネナガイナゴ、アキアカネ、シマハナアブ等。その他/センダンの実(写真上右)、ムラサキシキブの実、ヘクソカズラの実等。


11月7日(午後)、横浜市緑区新治市民の森

 今日も心地良い車中健康昼寝をむさぼった後、新治市民の森へ行った。ポイントへ行く途中、カラフルな手ぬぐいを頭に被ったおじさんが向こうからやって来た。なんとなんと、このHPの掲示板で御馴染みの「ながれ雲」さんではないか。冬鳥の飛来が遅れているため、何処へ行っても鳥が少ない。そこで、鳥の王様で一発逆転満塁ホームランを狙って来たようである。しかし、野球でも満塁ホームランはかなり難しいように、鳥の王様はそうやすやすとは現われてはくれない。そんな訳で、ジョウビタキの雌と戯れて来たとの事であった。まあ、セーフティバントで出塁を狙ったという訳である。こういう私もジョウビタキの雌しか撮れず、前回の新治市民の森の写真とほとんど同じものとなってしまった。そこで観察記にUPするのをためらったが、こんなに可愛らしいのだから、これからも何べんでもUPしようとの結論に至った。

<今日観察出来たもの>鳥/ジョウビタキの雌(写真上)、カワセミ、キセキレイ、コゲラ、ホオジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、カルガモ等。


11月7日(午前)、横浜市港北区新吉田町

 明日は暦の上では早くも立冬である。しかし、首都圏平地では晩秋の季節に入る。本来ならリンドウやセンブリでも撮りに行くところなのだが、その元気が出ないのだから困ったものである。しからば近場ではと考えるのだが、どうしても撮りたいというものが浮かんで来ない。そんな訳で今日は何処へ行こうかと考えたが、何故か昼食に横浜家のラーメンが食べたくなった。先だって寺家ふるさと村のN仙人に、「安楽亭の焼肉とか横浜家のラーメンとか、油っぽいものばかり食べていたら身体に悪いよ」と注意された。まあ、N仙人は仙人だから私よりもっと不健康な生活を送っているのだが、怒りもせずに微笑んだ。という訳で、新吉田町から横浜家から新治市民の森へのコースと決まった。あんまり食べたくない美味しくないものにお金を使うのは、油っぽいものを食べるよりももっと健康に良くないのだ。
 前回の4日は新吉田町の表コースを散策したが、今日は裏コースを歩くことにした。去年、杉山神社裏の竹林でスッポンタケを観察しているので、生えていないかと入ってみたが、萎びたカラカサタケとムラサキシメジが見られた位であった。ふと神社の鳥居横の石柱を見ると、神奈川県都筑郡新田村吉田と書かれていた。我が先祖は、この新田村吉田という所から嫁さんをもらったので、姓を吉田と決めたのだという。ちなみに私が住んでいる所は、その昔、神奈川県橘樹郡大綱村北綱島で、郡が異なっていたんだなあと再認識した。更にちなみに、私が卒業した中学校は大綱中学校である。話は随分横道に逸れてしまったが、今日の散策ではこれといったものに出会う事無く、民家の傍らに咲き始めたキクや路傍のハキダメギクを撮ったり、サンショウやヒヨドリジョウゴ等の木の実、草の実ウォッチングとなった。

<今日観察出来たもの>花/キク(写真上左)、ハキダメギク(写真上右)、クコ、ツユクサ、イヌタデ、コセンタングサ、ラッキョウ等。蝶/モンシロチョウ、アカタテハ、キタテハ、ヒメアカタテハ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ等。キノコ/カラカサタケ、ムラサキシメジ、キツネノタイマツ等。その他/カラスウリの実(写真下左)、サンショウの実(写真下右)、ヒサカキの実、ヘクソカズラの実、ヒヨドリジョウゴの実、クサギの実、アオツヅラフジの実、ノブドウの実等。


11月5日、横浜市港北区綱島市民の森

 今日は、「第4回、里山写真クラブ作品展」の最終日で、午後6時からの搬出と、ちょっとした飲食付打ち上げがある。一年間の写真撮影の総仕上げ的な写真展が、なんと6日間とは短過ぎる気もするが、出展者としては丁度良い期間とも言える。こんな事を言うのは失礼だが、期間中はなんとなく気になって、かなり疲れるのである。今年は各所の大御所も見えてくれて、本当に充実した6日間となった。出展者の方々も大喜びで、この場もかりてご来場下さった方々にお礼を申し上げたい。
 そんな訳で今日は自宅蟄居が好ましいのであるが、根が貧乏性であるから機材を担いで、午前中のみ自宅周辺を散策してみた。とても賑やかな渋谷から東横線で21分の綱島には、まだ僅かながらの雑木林や田畑が残っているのは奇跡的である。また、一級河川の鶴見川は河川敷利用が殆ど無く、かなりの生き物達で賑わっている。なにせ珍鳥中の珍鳥であるオガワコマドリもやって来たのだから素晴しい。自宅から徒歩3分の所が綱島市民の森入口で、前回散策した時にはタマゴタケも見られたから、何かキノコでもないかと期待したのだが、これと言ったものには出あえなかった。しかし、綱島公園まで行くと、ニガクリタケがかなりたくさん生えていた。
 綱島公園を下って綱島東へ行くと、本当に希少価値ある田んぼと蓮田が各1枚あって、農家の裏にはノブドウの実やオオケタデが咲いていた。また、植栽されている小菊の蕾で、ヨモギハムシがお食事中であった。しかし、今日の特筆事項は、住宅と住宅の間の空き地にイシミカワが見られた事である。鶴見川の河川敷に行けば見られるというが、今までイシミカワを観察した場所は弘法山等のかなり遠い所であったから、本当に嬉しくなった。これだからカメラ片手の近場の散策は、カッパエビセンなのである。

<今日観察出来たもの>花/オオケタデ、イヌタデ、シロヨメナ、コセンタングサ、セイタカアワダチソウ、ハキダメギク等。蝶/モンシロチョウ、キチョウ、ツマグロヒョウモン、ベニシジミ、ヤマトシジミ等。昆虫/ヨモギハムシ(写真下右)、チャバネカメムシ等。キノコ/ニガクリタケ(写真下左)、ムラサキシメジ等。その他/ノブドウの実(写真上左)、イシミカワの実(写真上右)、ウメモドキの実、ヘクソカズラの実、シャリンバイの実、アズチグモ、ワカバグモ、ジョロウグモ等。


11月4日(午後)、神奈川県相模原市相模川

 予定通り午後11時に新吉田町を切り上げ、途中、昼食をとったが、午後1時前に相模川の田んぼに到着した。前述したように、里山写真クラブ作品展の搬入や当番やらでかなりくたびれていたから、健康昼寝を車の中でむさぼった。刈り入れが終った11月初旬の田んぼで、暖かい秋の陽が差し込む車中での昼寝は天国の様な心地良さだ。30分程の昼寝で目はぱっちり、体力も回復、さあ鳥ちゃん待っててねとデジスコを担いで散策を開始した。しかし、悲しいかな鳥の姿はスズメとカラスのみで、これといった鳥に出会えない。そんな訳で、スズメとまずは遊でもらった。その後、やっとモズが御出ましになって、何とか2種類をカメラの中に納める事が出来てほっとしたが、その後は続かなかった。夏鳥が去り冬鳥が本格的に飛来していないから、何処でも貧果に泣いている様である。後10日程の辛抱が必要か。

<今日観察出来たもの>鳥/モズの雄(写真上左)、スズメ(写真上右)、ジョウビタキ、ハクセキレイ、トビ、ダイサギ、カワウ等。


11月4日(午前)、横浜市港北区新吉田町

 今日は遅く起床した訳ではないが、午後から相模川へ行くつもりであったから、午前中は自宅から至近距離の新吉田町へ行った。このところずっとペンタックス、ist、DSUとタムロン90ミリマクロのみのお散歩軽量機材で散策しているが、カメラの中に気に入った写真を4枚以上納めるには、また、体力的にも2時間位が丁度良いという事が分かった。そんな訳で久しぶりに9時から散策を開始し、11時になったら相模川に向けて出発との予定をたてた。
 散策を開始すると、畑のナガイモのムカゴを見つけた。美味しさの点においてヤマノイモのムカゴと比べるのは可哀想だが、子供の頃はこれを集めて亡き母に蒸かして貰って、おやつ代わりにしたものである。また、お米と一緒に炊いて夕飯のお膳に並んだ。そんな訳で、このムカゴを見つけるととても懐かしく、黄葉した葉をバックにシャツターを切った。いつものように植木屋さんの畑を通って丘の上の畑へのコースだが、期待していたポーポーの実は収穫されていた。また、ヒヨドリジョウゴの実もここでは色付いていなかった。また、イイギリの実が赤く色づいて垂れ下がっていたが、いかんせん高木だから撮影する事が出来なかった。
 丘の上に上がるとコセンダングサやセイタカアワダチソウに各種の蝶が吸蜜に訪れていたが、今一、スッキリとした写真を手にする事が出来なかった。その後、スッポンタケでも生えていないかと竹林を覗いて見たが、キノコのキの字も無かった。ことによったら予定の2時間で4枚の写真は無理かなと思ったが、ここからが何でも屋の本領発揮で、畑のラッキョウの花を撮ったり、ウドの実を撮ったりして、反対側の雑木林の縁まで行って、コウヤボウキをカメラの中に納めた。新吉田町の散策も、まこと馬鹿にならないから素晴しい。

<今日観察出来たもの>花/ラッキョウ(写真上左)、コウヤボウキ(写真上右)、ツユクサ、イヌタデ、コセンタングサ、セイタカアワダチソウ、ハキダメギク等。蝶/モンシロチョウ、キタテハ、ヒメアカタテハ、ムラサキツバメ、ムラサキシジミ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/アオクサカメムシ、クサギカメムシ、オジロアシナガゾウムシ等。その他/ナガイモのムカゴ(写真下左)、ウドの実(写真下右)、ウメモドキの実、カラスウリの実、ヒヨドリジョウゴの実、イイギリの実等。


11月3日(午後)、横浜市緑区新治市民の森

 午後からは例によって安楽亭にてパワーをつけ、新治市民の森へ行ってみた。冬至も近くなって来ると、日没はとても早くて午後4時を回ると薄暗くなる。この為、午後の散策及び鳥撮りの時間は本当に短時間となった。新治市民の森のポイントに到着すると、「第4回、里山写真クラブ作品展」にいらっしゃってくれた方が二人もいて、丁重にお礼を申し上げた事は言うまでも無い。今日は、この場所が私の冬過ごし場と決めたらしいジョウビタキの雌が、盛んにポーズをとってくれた。昨年も雌だったから、もしかしたら同じ個体かもしれない。その他、カワセミも見られたが、なかなか近くにはやって来なかった。また、コゲラが夕方戻って来て、枯れ木の巣に潜り込んで顔だけを出した。今日も、これっといった野鳥には巡り合わなかったが、ジョウビタキの雌の愛らしい姿をカメラに納める事が出来たから、まあ良いかなと苦笑した。

<今日観察出来たもの>鳥/ジョウビタキの雌(写真上)、カワセミ、キセキレイ、コゲラ、カルガモ等。


11月3日(午前)、横浜市青葉区寺家ふるさと村

 11月の観察記は、遅れに遅れて本日3日からの開始となった。持病の通院は勿論の事、「第4回、里山写真クラブ作品展」が開催されているので、当番に出向いたりした為である。お陰さまで本年の作品展は連日大盛況で、出展者一同大喜びである。私なんぞ人と喋るのが得意ではないので、当番日には大いに気を使っておもてなししたため、かなり疲れてしまった。こんな点では、このHPの掲示板で御馴染みの織姫さんのような明るい社交性を身に付けたいものだなあとつくづく感じた。
 いよいよ11月に入って気温はだいぶ低くなり、散策には絶好の季節となった。しかし、被写体はかなり少なくなって、カメラのシャッターを切る回数はとても少なくなった。いよいよ今年も後2ヶ月、この「つれづれ観察記」も後2ヶ月で完結かと思うと万感の思いがこみ上げて来る。そこで、なんとか2ヶ月を無事にこなして有終の美を飾りたいものだと気が焦る。そんな思いで、今日の午前中は寺家ふるさと村へ行った。四季の家駐車場に車を停めて散策を開始すると、即座にドウダンツツジの紅葉が目に入って来た。まだほんの一部だが美しく色づいているのだ。ニシキギも一部真赤に色付き、柿の葉の黄葉は今が盛りである。
 野の花がたくさん咲く斜面には草刈機が唸りを上げている。毎年の事だが、この為に寺家ふるさと村の野の花は美しく咲くのである。そんな訳で反対側の道を歩いて行くと、ササキリが葉の上で長い触角を動かしていた。なにかキノコはないかとキノコのポイントへ寄り道したら、キツネタケが生えているだけであった。そこで三輪町側の尾根に行ってみようと歩き出したら、またしてもN仙人にばったり。今日も彼の案内によって、ホコリタケを撮影する事が出来た。

<今日観察出来たもの>花/ヨメナ、シロヨメナ、シラヤマギク、ヤクシソウ、ワレモコウ、イヌタデ、ノハラアザミ等。蝶/ヒメアカタテハ、ヤマトシジミ等。昆虫/ササキリ(写真下右)、アキアカネ、ナツアカネ等。キノコ/ホコリタケ(写真上右)、キツネタケ?(写真下左)、ウスヒラタケ、ムラサキシメジ等。その他/ドウダンツツジの紅葉(写真上左)、ムラサキシキブの実、ヘクソカズラの実、カラスウリの実等。



2007年10月へ戻る