2009年:みちばた散策記

(4月)



4月30日、山梨県(仮称)コルリの森

 4月中に山中湖へ鳥撮りに行って来ようと思っていたが、昨年は25日に行って成果が得られなかったので、今年は最後の30日にした。いつものように、クロツグミの森、ムササビの森等へ寄ったが、クロツグミの囀りは聞こえて来たが姿は確認出来なかった。また、ムササビの穴も健在であったが、眠っているのか顔を出してはくれなかった。そんな訳で、やはりここしかありませんねと(仮称)コルリの森へ行った。昼食及び昼寝が入ったから、到着は遅れに遅れて午後2時となった。ポイントを覗いてみたらカメラマンでごった返していたので、しばらく付近を散策してみた。すると、まずイカルが出迎えてくれた。そして本命のキビタキが現れ、オオルリも現れたが、こちらの方は良い場所に止ってくれなかった。そんな訳で充分に楽しんだ後にポイントへ下りて行ったが、ここでもキビタキが何回も現れ、ミソサザイもかなり良く現れてくれた。肝心のコルリは午前中に御出ましになっただけとの事で、次回のお楽しみとなった。

<今日見られた主なもの>鳥/イカル(写真上左)、キビタキ(写真上右)、アオゲラ、コゲラ、オオルリ、コサメビタキ、ルリビタキ、ミソサザイ、ウグイス、ヒガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、カワラヒワ、ホオジロ、メジロ、エナガ等。


4月29日、横浜市都筑区葛ヶ谷公園

 昨日は、CTスキャンの結果を聞くために病院へ行った。まことハラハラドキドキであったが、有り難い事に「花虫さんが何でもないように」との皆様のお祈りが天に通じて、大丈夫のようなのだが 念のため3ヵ月後にもう一度CTを撮って影の変化をみると言う。病院内は連休前でかなり混雑していたが、豚インフルエンザが気になってマスクをしている方はほとんど見られなかった。まことに日本人は暢気なものだが、お隣の韓国で感染者が見つかったというから、いよいよ我が国も射程距離内に入ったと言えよう。まあ、そんな物騒なお話は止めにして、キンラン、ギンランの見納めに葛ヶ谷公園から大原みねみち公園まで散策したが、良い天気が続いているので盛期は過ぎていた。路傍には、ニワゼキショウ、アメリカフウロ、アカツメクサが咲いていて、アオスジアゲハが軽やかに舞っていた。今日から連休に入る方々も多いようである。いよいよフィールドは風薫る5月に突入する。


<今日見られた主なもの>花/ニワゼキショウ(写真上左)、キンラン、ギンラン、オカタツナミソウ、タチツボスミレ、ナガミヒナゲシ、ハルジオン、アメリカフウロ、ホウチャクソウ、アカツメクサ、イモカタバミ等。蝶/アオズジアゲハ、ベニシジミ等。昆虫/セボシジョウカイ(写真上右)等。キノコ/アミガサタケ等。


4月27日(午後)、横浜市緑区新治市民の森

 午後からは寺家ふるさと村へ鳥撮りに行こうと予定していたが、今朝早く目が覚めてしまったので、なんとなく眠くて身体がだるい。そこで、至近のスーパー「つるかめ」で懐かしのソース焼きソバと高菜おにぎりを一個購入して食べた後に30分程昼寝をした。すると気分は爽快になったのだが、寺家ふるさと村へ行くのが面倒になってしまった。それに寺家ふるさと村は人が多いし、鳥に関しては左程の成果は望めないだろう。そう思って、何か撮れれば良いと午前に引き続いて新治市民の森を散策する事となった。もちろん機材はデジスコである。鳥撮りのポイントへ行って見ると、上空に寒気があるためか俄かに雲って来てかなり肌寒くなった。もしかしたら雨が降って来るかもしれないからと、常連のカメラマン達は帰ったようである。そんな訳で静かな静かな新治の森、メキシコで流行している豚インフルエンザも、ここでは無縁のように感じられた。

<今日見られた主なもの>鳥/ホオジロ(写真上左)、ヤマガラ(写真上右)、アオゲラ、カワセミ、ウグイス、スズメ、アオサギ、コサギ、カルガモ、ハシブトガラス等。


4月27日(午前)、横浜市緑区新治市民の森

 今日は風は止んだものの、昨日に引き続いて真っ青の空が広がっている。被写体が揺れに揺れる強風よりは良いが、ピーカンも陰影がはっきり出るからいただけない。今日は何処へ行こうかなあと迷ったが、先日、12800円にて中古で買ったペンタックスの50〜200mmの試し撮りがしたくなって、トンボでも撮ろうと新治市民の森へ行った。260gと実に軽量のレンズだから、るんるん気分であったが、今一良い所にトンボが止らない。そこで池ぶち広場まで行ってみたら、クマバチが咲き始めた藤棚のフジにやって来ていて、周辺ではホバリングをしている個体がたくさん見られた。遠い昔に流行った安達明の女学生、「うすむらさきの藤棚の下で歌ったアベマリア、澄んだひとみが美しく、なぜか心に残っている。君はやさしい君はやさしい女学生」を口ずさみながら、ばんばん手持ちでクマバチの飛翔写真を狙った。まこと犬も歩けば棒に当たるってな訳で、ピントが合っているものが撮れて嬉しくなった。

<今日見られた主なもの>花/ビオラ(写真上左)、キンラン、ギンラン、ヒトリシズカ、タチツボスミレ、スミレ、キツネアザミ、ケキツネノボタン、セリバヒエンソウ、カマツカ、ミツバウツギ、シバザクラ、キンセンカ等。蝶/アゲハ、クロアゲハ、コチャバネセセリ、ベニシジミ等。昆虫/クマバチ(写真上右)、ヤマサナエ、シオヤトンボ、カワトンボ等。


4月26日、横浜市緑区三保市民の森

 昨日は朝から夜まで雨が降り続き、これといった用事も無いから、本当にのんびりとした休養日となった。そんな訳で今日は期待したのだが、雲一つ無い晴天で強風が吹き荒れている。こんな天気では何処へ行っても被写体が揺れて撮影出来ないなあとも思ったが、三保市民の森の谷道なら風が遮られるからなんとかなるかもしれないと出かけてみた。期待したように風はかなり和らいではいたものの、なかなかこれといった写真が撮れない。しかし、特異な格好のアシナガオトシブミを見つけて嬉しくなった。今日撮影したものは前胸背板が赤いもので、普通の図鑑では黒いものだけが載っている筈である。アシナガオトシブミを撮影したのは散策開始からなんと1時間半後で、後一枚なんとか撮って散策記をUPしたいと必至になった結果、半日陰の谷道だから今が開花のイチリンソウを見つけて、2枚目の写真をカメラの中に納める事が出来た。今日は観察したものは多かったのだが、写真撮影は強風に悩まされた半日となった。

<今日見られた主なもの>花/イチリンソウ(写真上左)、ギンラン、ホタルカズラ、ツルカノコソウ、ヒトリシズカ、タチツボスミレ、アカネスミレ、ヘビイチゴ、カキドオシ、ムラサキケマン、ジロボウエンゴサク、キランソウ、ハルジオン、ハナイカダ、ポーポー、オオデマリ等。蝶/オナガアゲハ、アオスジアゲハ、ルリタテハ、コミスジ、ツマキチョウ、スジグロシロチョウ、クロコノマチョウ、クロヒカゲ、ムラサキシジミ、ウラギンシジミ、ベニシジミ、コチャバネセセリ等。昆虫/アシナガオトシブミ(写真上右)、イチモンジカメノコハムシ、ヤマサナエ、シオヤトンボ、カワトンボ等。


4月24日(午後)、横浜市緑区新治市民の森

 今日は午後から寺家ふるさと村の大池へ行って野鳥撮影に挑戦するつもりであったが、なんとなく成果が期待出来ないように感じて、緑区の四季の森公園へ行ってみようと引き返した。アオゲラやコゲラの巣穴があるかもしれないと期待した訳だが、ビジターセンターを覗いて見ると、「アオゲラがピューピューと鳴いている」と書かれているだけで、どうやら巣穴は無いようであった。また、オオルリやキビタキも観察されていないようなので、昨日に続いて静かな静かな新治市民の森へ転戦した。毎日が日曜日の身だから散策の方や犬の散歩の方が多く見られる公園での半日も良いのだろうが、やはり静かな静かな心休まる所が良い。そんな訳で、今年もたくさんの鳥撮りカメラマンが集る場所にはほとんど行かなかった。人生それぞれ人それぞれ、自然や生き物との関わりや写真撮影も、人それぞれだとあらためて感じている。やはり歳をとったのだろうか。

<今日見られた主なもの>鳥/カワセミ(写真上左)、ヤマガラ(写真上右)、ヒヨドリ、ウグイス、スズメ、コサギ、カルガモ、ハシブトガラス等。


4月24日(午前)、神奈川県川崎市麻生区早野の里

 今日は、このところの暖かさが嘘のように肌寒い。東京都心では15度以下であったらしい。また、北国では雪が降っている所もあるというのだから、ゴールデンウィークを前にして本当に寒い。こんな時に遅霜なるものが降って、芽生えたばかりの作物がやられてしまうのだろう。今日は久しぶりに早野の里へ期待して出かけたが、曇り日でこんな寒さだと蝶や昆虫はあまり見られないだろうと思ったが、ほんの一時だが薄日が射して来た時に各種の蝶の飛翔が見られた。早野の里と鶴見川を挟んだ向こう側の町田市三輪町では、もうとっくに終っているイチリンソウ、ニリンソウが咲いている所があってびっくりした。この時期何処へ行ってもタンポポやハルジオンの花の上に緑色のヤブキリの幼虫が見られるが、今日は褐色のヤマトフキバッタの幼虫も見られた。今日明日と一時気温はかなり下がるものの、やはり季節は確実に5月に向って行進しているのだ。

<今日見られた主なもの>花/ホタルカズラ(写真上左)、カキドオシ(写真上右)、イチリンソウ、ニリンソウ、ホウチャクソウ、フデリンドウ、ジロボウエンゴサク、ムラサキケマン、タチツボスミレ、ツボスミレ、ムラサキサギゴケ、カキドオシ、ハルジオン、ケキツネノボタン、キランソウ、ナガミヒナゲシ、アカバナユウゲショウ、ハナダイコン、イモカタバミ、ヤグルマギク、アイリス等。蝶/アゲハ、アカタテハ、コミスジ、キチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ベニシジミ等。昆虫/ヤマトフキバッタの幼虫、ヒメクロオトシブミ、テントウムシ、ナナホシテントウ、ヤブキリの幼虫等。


4月23日(午後)、横浜市緑区新治市民の森

 昼食は、健康診断で悪玉コレステロールの数値が高いというので食べるのを控えていた安楽亭の焼肉ランチを食べた。昨日の観察会に参加された方々は皆、涙がこぼれる程に私の健康を気にしてくれていたが、食欲は熱き友情をも振り切るのである。久しぶりの焼肉でお腹が一杯になると、例によって昼寝をしてから昨日に引き続いて新治市民の森へ行った。もちろん今日はデジスコである。鳥撮りのポイントへ到着すると、お仲間が帰るところであった。オオルリやキビタキ狙いで朝早くから来ているのだという。何処のフィールドでもそうなのだが、ここの特にオオルリ、キビタキは早く来ないと、その姿を見る事すら難しいのである。そんな訳でほとんど期待していなかったが万が一と探してみたものの、やっぱり常連さんばかりであった。しかし、デジスコのシャッターを切れれば嬉しいのだからと、常連さんと戯れ、帰りがけに電線に止まるカワラヒワを撮った。

<今日見られた主なもの>鳥/カルガモ(写真上左)、カワラヒワ(写真上右)、カワセミ、ウグイス、スズメ、ヤマガラ、シジュウカラ、コサギ等。


4月23日(午前)、横浜市緑区北八朔公園

 もうそろそろ休んだ方が良いのだが、週末は雨との事だし、やる事もないので行くしかないなと車に乗り込んだ。しかし、近場では行く所が無くなって、久しぶりだからと北八朔公園へ行った。かつて記したように自然度は低いものの、まあ2枚位の写真ならなんとかなるだろうと思ったのである。散策を開始すると、早くもカワヅザクラの実が赤く色づいているのには驚いた。熟したら味わってみようと思うのだが、どんな味がするだろうか。遊歩道の傍らにはアジサイの植え込みがかなりあるので、葉上に昆虫が止っていると絵になるので注意したが、テントウムシとワカバグモがいた位であった。ほんのちょっぴり残っている雑木林へ行ってみると、ここにもキンランが見られ、コナラの葉にはヒメクロオトシブミが見られた。また、クロヒガケやコジャノメといった暗がりを好む蝶も発生していた。北八朔公園には浅い池があるのでトンボを期待したのだが見られず、ことによったら真夏の渇水期には干上がってしまうのかもしれない。

<今日見られた主なもの>花/ムラサキサギゴケ(写真上左)、キンラン、ハルジオン、ケキツネノボタン、キランソウ、ベニラン、ヤグルマギク等。蝶/アゲハ、クロアゲハ、コミスジ、キチョウ、モンシロチョウ、ベニシジミ、クロヒガケ、コジャノメ等。昆虫/ヒメクロオトシブミ、テントウムシ、ヤブキリの幼虫等。その他/カワヅザクラの実(写真上右)、ワカバグモ等。


4月22日(午後)、横浜市緑区新治市民の森

 昼食は静山亭で日頃お安いものばかり食べている私には不釣合いの美味しいものを食べた後、もっとキンランを見たいと新治市民の森へ行った。散策は毎度御馴染みの遊水池周りから始めたが、すぐに羽化したばかりの羽が光るヤマサナエがたくさんいて歓声を上げた。また、カワトンボはもちろん、アブラナ科植物にはナガメがたくさんいて、みなさん嬉しそうにシャッターを切った。更に、とってもサービスの良いツマキチョウがいたのだから最高だ。例によってスモモ畑に登ってヒトリシズカやスミレを観察し、キンランやフデリンドウが見られるポイントへ行った。前述したように途中様々な見るもの撮るものに恵まれた為に到着時間は遅れて、花弁を閉じているものが多かったが、本当にたくさんのキンランやフデリンドウが出迎えてくれた。最後に野鳥撮影のポイントに顔を出したが、カメラマンは誰もいなかったものの、カワセミ君が至近距離で待っていてくれた。

<今日見られた主なもの>花/キンラン(写真上左)、エビネ、ヒトリシズカ、タチツボスミレ、スミレ、ツボスミレ、アメリカスミレサイシン、フデリンドウ、キツネアザミ、カキドオシ、ムラサキケマン、キランソウ、セリバヒエンソウ、アケビ、ミツバウツギ、シバザクラ、キンセンカ等。蝶/ルリタテハ、ツマキチョウ、イチモンジセセリ、ヤマトシジミ、ベニシジミ、クロコノマチョウ、ヒメウラナミジャノメ等。昆虫/ムナキルリハムシ(写真上右)、ヤマサナエ、シオヤトンボ、カワトンボ、アカガネサルハムシ、ヒメクロオトシブミ、ナガメ、ホシハラビロヘリカメムシ、ヤブキリの幼虫等。


4月22日(午前)、横浜市青葉区寺家ふるさと村

 今日は、待ちに待った道端自然観察会ある。天気が心配されたが良すぎる程となり、最近顔を見せなかった懐かしい方も続々と参加された。また、皆様とても心が優しいから、会うなり私のCTスキャンでの肺の検査を気遣ってくれ、まこと嬉しい限りである。今日は金銀熊蝦観察会と銘打って、すなわち、キンラン、ギンラン、クマガイソウ、エビネの観察会となったが、散策開始から左程時間がかからぬ内に目的は達成された。しかし、うっかり写真を撮り忘れてしまったので、ここに紹介するギンランの写真は、先だって茅ヶ崎公園で撮ったものである。今日の寺家ふるさと村での特筆事項は羽化したばかりの美麗なカラスアゲハで、昨晩降った雨による水溜りに吸水にやって来ていた。また、簡易な柵として使われているモウソウチクからは、これまた美麗なベニカミキリが発生していた。その他、例年通りにシシウドにヒメシロコブゾウムシがいて、本当に季節は新緑の初夏へと進んでいた。

<今日見られた主なもの>花/ギンラン(写真上左/2009年4月20日茅ヶ崎公園撮影分)、キンラン、クマガイソウ、エビネ、ムサシアブミ、ニリンソウ、タチツボスミレ、フデリンドウ、ムラサキサギゴケ、ハルジオン、ケキツネノボタン、カラスノエンドウ、キランソウ等。蝶/キアゲハ、カラスアゲハ、ツマグロヒョウモン、コミスジ、キタテハ、ツマキチョウ、キチョウ、モンシロチョウ、ベニシジミ、ミヤマセセリ等。昆虫/ヒゲナガハナノミ(写真上右)、ベニカミキリ、ヒメシロコブゾウムシ、オジロアシナガゾウムシ、シオカラトンボ、ヤブキリの幼虫等。


4月21日、横浜市港北区新吉田町

 今日は未経験のCTスキャンでの肺の検査に行ったが、あっという間に終って帰宅出来た。結果は28日に出るのだが、まこと、ドキドキものである。まあ大した事は無いと思うが、「この木なんの木、気になる気になる、見た事の無い木ですから、見た事の無い花が咲くでしょう」のあの日本を代表する大企業の日立さんが、冷蔵庫で偽装表示というとんでもない花を咲かせたというのだから、私が肺の病を罹ってもおかしく無い。まあ、このHPのアクセス数も、もうじき40万に到達するから、ちょっと入院の中断があっても良いかもしれないとは思ったものの、貧乏性なので午後から新吉田町へ行った。畑では早くもエンドウマメが実り、農家の庭先にはヤグルマギクが咲き出し、伸び始めたキクの葉にはキクスイカミキリがたくさん見られた。カミキリムシというと大きくて力持ちのイメージが強いが、キクスイカミキリは1センチ5ミリ程の大きさで、前胸背板の大きな赤い紋がワンポイントの可愛らしいカミキリである。

<今日見られた主なもの>花/エンドウマメ(写真上左)、タチツボスミレ、ツボスミレ、アメリカスミレサイシン、シャガ、ホウチャクソウ、カキドオシ、ハルジオン、ノゲシ、ハハコグサ、カラスノエンドウ、カタバミ、イモカタバミ、ミツバツチグリ、ナガミヒナゲシ、ムラサキケマン、キランソウ、ハナダイコン、セイヨウタンポポ、キュウリグサ、ミヤコワスレ、ヤグルマギク、ミツバツツジ、ブルーベリー、ドウダンツツジ等。昆虫/キクスイカミキリ(写真上右)、テントウムシ等。


4月20日(午後)、横浜市緑区恩田川

 デジスコでの鳥撮りは、このところ本当に芳しくない。鳥撮り専門の方は、アオゲラ、チョウゲンボウ、ツミ等へ行っているようだが、今一行く気が起きない。そこで、有料駐車場は使わずに何とか鳥撮りと頑張っているのだが駄目である。今日は皆さんに笑われてしまうかもしれないが、スズメとムクドリを狙って恩田川の田んぼへ行った。両種とも普通種中の普通種だから、あぶれる事は無いと思ったのである。恩田川の田んぼには、レンゲソウが一面に咲いている所もあって実に綺麗である。そう言えばレンゲの中のキジを狙っていた方がいたが、恩田川ではキジの出没は無理である。そんな訳で目的通りスズメとムクドリをカメラに納め、川にも何かいるかなあと覗いて見ると、なんとコガモの姿がかなり見られた。帰宅してから図鑑を開くと、コガモは北半球のかなり北の方で繁殖するとあるので、そちらの方はまだかなりの雪や氷に閉ざされていて寒いのだろう。コガモの飛来は早く、去るのはかなり遅い訳がこれで分かった。

<今日見られた主なもの>鳥/コガモ(写真上左)、スズメ(写真上右)、ハクセキレイ、ツバメ、ヒバリ、カワラヒワ、ムクドリ、ツグミ、カルガモ、ハシブトガラス等。


4月20日(午前)、横浜市都筑区茅ヶ崎公園

 やっと何処へ行っても鳥以外なら被写体が多くなったから、たった2時間程の散策でもカメラの中はかなり賑やかになる。今日は、アミガサタケは生えたかな、アリアケスミレが満開かなと期待して茅ヶ崎公園へ行ったが、そのどちらも見られなかった。こうなったら何でも撮ろうと、草原に咲いているナカミヒナゲシを撮った。野生化が激しく一部では問題になっているようだが、可愛らしく綺麗な花である。次に、昆虫を撮ろうとアジサイの葉を見て回ったら、キイロテントウがたくさんいた。これで気楽になってギンランが咲いているかなとポイントへ行って見ると、2株程咲いていたが小さいものばかりで、やはり本格的な見頃はこれからのようである。雑木林の林床には、チゴユリ、ホウチャクソウ、アマドコロ等のユリ科植物も咲いていた。今日一番驚いたのは、早くもイチモンジセセリが現れ、コナラでは揺籃を造っているヒメクロオトシブミを観察した。いよいよ本格的な昆虫の季節がやって来たのだ。

<今日見られた主なもの>花/ナガミヒナゲシ(写真上左)、キンラン、ギンラン、アマドコロ、ホウチャクソウ、チゴユリ、タチツボスミレ、ツボスミレ、アメリカスミレサイシン、オニタビラコ、ジシバリ、ハルジオン、セイヨウタンポポ、カタバミ、ムラサキケマン、キランソウ、ヤマツツジ、ミツバツツジ、ウワミズザクラ等。蝶/ベニシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/キイロテントウ(写真上右)、テントウムシ、ヒメクロオトシブミ、マガリケムシヒキ、ヤブキリの幼虫等。


4月19日、横浜市緑区新治市民の森

 最近、カワセミ以外の鳥の出が芳しくないので、昨日の午後もデジスコを担いで行ったのだがノーシャッターに終った。ところでその昨日、里山写真クラブのメンバーであるご婦人が二人も来ていて、様々な被写体をカメラの中に納めていた。それを見て今日は私も一般撮影機材で散策する事にした。まずは知る人ぞ知る遊水池周りからの散策を開始したが、多数のカワトンボがお出迎えしてくれた。スモモ畑に登って行くと、ヒトリシズカやスミレが咲いていて嬉しくなった。次に満倉谷戸を覗いてから新治小学校の前に下りて来たが、たったそれだけでカメラの中は非常に賑やかになった。そこで昨日咲いていたキンランを撮ってから野鳥のポイントへ顔を出してみようと歩き始めた。キンランのポイントへ行くと、なんと元舞岡公園社員のあのカラフル手ぬぐいおじさんがキンランを撮っていた。また私にも撮らせてと見知らぬ人もやって来た。みなさんキンランが大好きなようである。まこと、この鮮やかな黄色は、小判の金色よりも美しい。

<今日見られた主なもの>花/キンラン(写真上左)、ヒトリシズカ(写真上右)、タチツボスミレ、アカネスミレ、スミレ、フデリンドウ、キツネアザミ、カタバミ、カキドオシ、ムラサキケマン、キランソウ、セリバヒエンソウ、シバザクラ、キンセンカ等。蝶/キタテハ、ツマキチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ミヤマセセリ、ツバメシジミ等。昆虫/カワトンボ、クビボソルリハムシ等。


4月18日、横浜市緑区三保市民の森

 最近、昼間一日中雨、昼間一日中用事ということもないので、短時間の散策だが休む事無く続いている。こうなると行く所が無くなって、今日は土曜日だから駐車場が開いている三保市民の森へ行った。散策を開始すると入口の畑に植栽されているポーポーのチョコレート色の釣鐘状の花が目に入った。三保平に上ると、オオデマリが重そうな花をつけ、花壇ではチューリップが咲いていた。入口に戻って谷道に入って行くと、フデリンドウやジロボウエンゴサクが出迎えてくれた。また、ムラサキシキブの葉を食するイチモンジカメノコハムシが、下草の葉で休憩していて嬉しくなった。頭上にはウワミズザクラが咲いて、季節は確実に新緑の季節へと向っている。谷道から農道に入ると、ツボスミレやセリバヒエンソウがたくさん咲いていた。ツボスミレはスミレの中でも花期が遅く、いよいよスミレの季節も終わりに近づいた。セリバヒエンソウは芹の様な葉で花が飛燕のようなので、そう名がついた外来種である。

<今日見られた主なもの>花/チューリップ(写真上左)、タチツボスミレ、アカネスミレ、ツボスミレ、フデリンドウ、カキドオシ、ムラサキケマン、ジロボウエンゴサク、キランソウ、アオキ、ウワミズザクラ、ポーポー、ハナズオウ、オオデマリ等。蝶/ツマキチョウ、モンシロチョウ、クロコノマチョウ等。昆虫/イチモンジカメノコハムシ(写真上右)、ムーアシロホシテントウ、セボシジョウカイ等。


4月17日、横浜市都筑区都筑中央公園

 今日は夕方になってから雨と予想されていたので午前中は散策に、午後からは相模の蝶を語る会のSさんの写真展を見に、かなっくホールへ行こうと予定を立てた。散策は何処にしようかと考えたが、去年、アオゲラが巣を造っていた都筑中央公園へ行ってみた。ここは面積があって地形が複雑だから、様々な山野草や昆虫達がいてもおかしくは無いのだが、綺麗好きの管理人さん達によってかなり都市公園化がなされて自然観察には魅力の乏しい公園となっている。今日は目的のアオゲラには出会えなかったが、ヤマツツジが美しく咲き、キンランの蕾が膨らみ、ツクバキンモンソウがたくさん見られた。日本海側に自生するものはニシキゴロモと呼ばれ、ツクバキンモンソウはその変種で太平洋側に分布している。そんな訳で期待してはいなかったのだがカメラの中はかなり賑やかになった。午後から行った写真展の方はさすがSさん、これでもかこれでもかの蝶の写真の連続で、本当に素晴しい写真展であった。

<今日見られた主なもの>花/ヤマツツジ(写真上左)、ツクバキンモンソウ(写真上右)、キンラン、カラスノエンドウ、タチツボスミレ、アカネスミレ、アメリカスミレサイシン、カキドオシ、レンゲソウ、ナガミヒナゲシ、ムラサキケマン、キランソウ、ハナダイコン、セイヨウタンポポ、キュウリグサ、ウワミズザクラ、ミツバツツジ、クルメツツジ等。昆虫/ツマグロオオヨコバイ、マガリケムシヒキ、ヤブキリの幼虫等。


4月16日、横浜市港北区新羽町

 午前中は先だっての健康診断で異常が見つかり再検査となった為に、同じ病院の呼吸器科に行った。煙草を40年間も吸い続けて来たので肺癌が心配であったが、もう一度レントゲンを撮った結果、癌では無さそうなのでほっとした。しかし、今にわかに流行の肺結核かもしれないので、詳細に検査するために次回はCTとなる。今日の医療費は約6000円で本当に高い。ほんまに健康も学歴も金次第で、漢字検定の理事長さんが金の亡者になったのも頷ける。今日はかなり病院で時間をとられたために、自宅には午後2時に戻って来た。そこで久しぶりに新羽町へ行ってみた。小さな新羽丘陵公園へ行ってみるとシロツメクサが咲き出していて、今年初めてとなるアゲハを観察した。また、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミがかなり見られて嬉しくなったが、風が強くて撮影には梃子摺った。また、目に鮮やかなセイヨウタンポポには、早くもヤブキリの幼虫が食事中をしていた。

<今日見られた主なもの>花/カラスノエンドウ(写真上右)、カタバミ、イモカタバミ、タチツボスミレ、スミレ、アメリカスミレサイシン、カキドオシ、シロツメクサ、アカツメクサ、ナガミヒナゲシ、ムラサキケマン、ジロボウエンゴサク、クサノオウ、キランソウ、ハナダイコン、セイヨウタンポポ、キュウリグサ、アオキ、ハナズオウ等。蝶/ベニシジミ(写真上左)、アゲハ、キチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ等。昆虫/テントウムシ、ナナホシテントウ、ヤブキリの幼虫等。


4月15日(午後)、神奈川県相模原市望地キャンプ場

 前述したように午前中はまったく成果が上がらず、ヒメスミレ、ジロボウエンゴサク、ツボスミレのわずか3枚の写真しか撮れなかった。それでも朝早かったから30分程昼寝をした後、鳥を撮ろうと都立小峰公園へ行ってみた。しかし、ビジターセンターで聞いたところによると、普通種とトラツグミが見られる位だと言うので、これでは他所へ行った方が良いと車をかなり走らせ、相模原市にある望地キャンブ場の田んぼに行った。埼玉県の秋ヶ瀬公園に隣接する田んぼでは、この時期、夏羽で頭の黒いノビタキやホオアカが見られるので、神奈川県でも望地キャンブ場の田んぼならばと期待し訳である。しかし、ここも例外に漏れずの閑古鳥で、いたのはツグミ、ムクドリ、スズメであった。それでも良い絵柄ならばと頑張ったところ、最後にキジの雄が登場して、農道をのんびり歩いている所をカメラに納める事が出来た。そんな訳で今日一日は期待外れとなったが、それでも何とか午前、午後の散策記が書けたのだから良しとしょう。

<今日見られた主なもの>鳥/ツグミ(写真上左)、キジ(写真上右)、カワラヒワ、ムクドリ、スズメ、トビ等。


4月15日(午前)、東京都八王子市八王子城址

 高尾山の自然が壊されると反対運動のあった圏央道と中央道が繋がってしばらく経つが、地図帳を見ていて、かつて足繁く通った八王子市の小津林道や陣馬街道が時間的にかなり近くなったなあと感じた。そこで、これからの散策地探しだと朝早く起床して行ってみた。しかし、空は昨晩の雨が浮かんでいた塵や埃を全て流してしまったが如くの青空で、気温もぐんぐん上がって撮影日和とは程遠くなった。まずは中学生の頃にウスバシロチョウやアオバセセリを採集に行った小津林道へ行ってみたが、車を停める良い場所が無く、なんとなく成果もあがりそうもないので、昆虫写真家の海野和男氏お気に入りの駒木野沢へ行ってみた。しかし、こちらも面白くなるのはゴールデンウィークからのようで、流れ流れて八王子城址へ行った。ここはかつてオオムラサキやスミナガシを観察している場所なので期待したのだが、やはり成果は上がらなかったものの、ジロボウエンゴサクやフデリンドウがたくさん見られた。

<今日見られた主なもの>花/ジロボウエンゴサク(写真上左)、ツボスミレ、マルバスミレ、アカネスミレ、タチツボスミレ、カキドオシ、トキワハゼ、フデリンドウ、ネコノメソウ、ハナダイコン、ニリンソウ、ミヤマキケマン、ムラサキケマン、キランソウ、ヤマブキ等。蝶/テングチョウ、キタテハ、キチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ等。


4月14日、横浜市港北区新吉田町

 午前中は天気がなんとか持ちそうなので、至近距離の新吉田町へ行った。今日はまずニリンソウを写そうと、竹林下とは別の場所へ行ってみたが、ここが港北区と思う程に群落が広がっていて嬉しくなった。しかし、デジカメでは白トビが激しくて、何回チャレンジしても良く撮れない。やはりニリンソウのような花はフィルムが良いなあと思った。ニソンソウを写してからいつものコースに戻る途中、歩道の割れ目にヒメスミレがたくさん咲いていた。また、今日は一株だがアカネスミレを見つけたから、まこと侮る事なかれ新吉田町となった。かつて新吉田町にはカタクリが咲き、オオムラサキが多産したのだから、今でもその頃の名残りがあってもしかるべきなのだろう。また、蝶ではツマキチョウが各所で一番多く見られ、何とか撮影しようと思ったが、絵になるようには止ってくれなかった。昼に近づくにつれ雲が厚くなって来て、きっかり12時に雨が落ちて来た。

<今日見られた主なもの>花/カタバミ(写真上右)、イモカタバミ、ヒメスミレ、アカネスミレ、タチツボスミレ、アメリカスミレサイシン、ニリンソウ、ナガミヒナゲシ、ムラサキケマン、キランソウ、ケキツネノボタン、ハナダイコン、セイヨウタンポポ、キュウリグサ、アオキ、カイドウ、ハナズオウ、アキグミ、ナシ等。蝶/ツマキチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ベニシジミ等。その他/クズの芽吹き(写真上左)、イチョウの芽吹き、イチジクの芽吹き等。


4月13日(午後)、横浜市緑区新治市民の森

 先だっての健康診断で、甘いものや脂肪分の取り過ぎによるメタボリックシンドロームのちょい手前と判断された。そこで「横浜家」のラーメンや「安楽亭」の焼肉ランチ、吉野家やすき家の牛丼等はなるべく食べないようにと思っていたのだが、今日は久しぶりにすき家の「豚とろ角煮丼」を食べた。このためか、あるいは連日の陽気で身体が疲れていたのか、谷本川の田んぼでなんと1時間半も昼寝をしてしまった。そこで新治市民の森の鳥撮りのポイントには、なんと午後3時の到着となった。鳥の出が芳しく無いらしく常連さんは誰も残っていない。相変わらずカワセミの姿は見られたものの、一昨日登場しているので何か他の鳥はいないかなあと思ったら、奥の湿地のハンノキの枝にシメが止まっていた。また、何か止ってくれないかなあと立てた棒にヤマガラがやって来て、かなり長い時間様々なポーズをとってくれた。今日は健康の為の散歩とやって来たのだが、思わぬお土産で嬉しくなった。

<今日見られた主なもの>鳥/シメ(写真上左)、ヤマガラ(写真上右)、カワセミ、ウグイス、アオゲラ、コサギ、カルガモ、ハシブトガラス等。


4月13日(午前)、横浜市都筑区鴨池公園

 明日は雨と予想されているが、初夏のような陽気が続いて、大気も地面もからっからである。例年なら桜が散るとアミガサタケが主に桜の木の下から出て来るのだが、こう乾燥した天気が続くとかなり先延ばしとなろう。今日は何故かツヅジの花が撮りたくて鴨池公園へ行った。公園に植栽されているツツジは写真のクルメツツジと大輪のオオムラサキが著名だが、後者の花期はもう少し後で、このオオムラサキには各種のアゲハチョウが集って来る。クルメツツジには白や朱色の花もあるのだが、私はここに登場させた花色のものが大好きである。ツツジを無事にカメラに納めて散策を再開すると、すっかり開いたアジサイの葉の上でアシブトハナアブがテリトリーを張っていた。その場所が気に入っているようで、何べん飛立たせても戻って来る。そんな訳で、普通種のアブだがカメラの中に納めた。今日は極々普通種ばかりでちょぃとねーであるが、珍品稀種ばかり追わない本領発揮かなと微笑んだ。

<今日見られた主なもの>花/ツツジ(写真上左)、タチツボスミレ、チゴユリ、ムラサキケマン、キランソウ、ケキツネノボタン、セイヨウタンポポ、カタバミ、アオキ、ハナズオウ、シロヤマブキ、ヤマブキ等。蝶/キチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ムラサキシジミ等。昆虫/アシブトハナアブ(写真上右)、ツマグロオオヨコバイ等。鳥/アオゲラ、シロハラ、シジュウカラ等。


4月12日、東京都町田市小野路町

 今日は久しぶりに小野路町へ行った。ちょいと遠いいが自然度は抜群である。冬鳥の撮影が終わって、さてこれから何処へ行こう何を撮ろうと考えていたら、何故だか小野路町や奥多摩へ行きたくなった。交通の便では丹沢も良いのだが、恐ろしいヤマビルが出るので勘弁してよという訳なのだ。今日は日曜日なので、懐かしい顔、顔、顔の連続で嬉しい悲鳴を上げた。せっかく久しぶりに小野路町へ来たのだから、今の時期のここの代表的なものを撮ろうと、まずは遅いかなと思ったがトガリアミガサタケを探しに行った。すると私を待ちわびていたが如くに形の良いものが1本生えていた。フランス料理では著名な食材でシチュー等に入れて煮込むと美味らしい。次にセンボンヤリを、美しい雑木林でアカネスミレを、最後にイチリンソウの谷に降りてヒカゲスミレを撮った。以上、たった3時間程の散策であったが、やはり小野路町は素晴しいと感じた事は言うまでも無い。これからもちょくちょくお邪魔しようと決意して家路に着いた。

<今日見られた主なもの>花/ヒカゲスミレ(写真上左)、マルバスミレ、アカネスミレ、タチツボスミレ、アメリカスミレサイシン、シュンラン、ジュウニヒトエ、フデリンドウ、イチリンソウ、ニリンソウ、センボンヤリ、ムラサキケマン、キランソウ、ケキツネノボタン、タガラシ、ムラサキサギゴケ、ジシバリ、カントウタンポポ、クサボケ、ニガイチゴ、クサイチゴ、アブラチャン等。蝶/キチョウ、モンシロチョウ、ミヤマセセリ、ベニシジミ等。昆虫/テントウムシ等。キノコ/トガリアミガサタケ(写真上右)等。その他/クズの芽吹き等。


4月11日(午後)、横浜市緑区新治市民の森

 午後からは冬鳥は去り、未だ夏鳥が来ぬ端境期、すなわち閑古鳥だけが鳴く新治市民の森へ行った。何しろこの森には昨日行った(仮称)フデリン公園では見られない、たくさんの蕾を持つフデリンドウがあると言うので、そちらの方も気になったのである。発見者である鶴間の自転車おじさんは超秘密主義者なので、最近益々人間性が輝いて来ていらっしゃる長老のNさんに案内して貰ったが、なんとなんと蕾が15個もついている花束のようなフデリンドウであった。こんな素晴しいフデリンドウがあるという事は、この森の自然度の高さを物語っている。とは言うものの、もう少し経つとキンランが咲き出すが、こちらの方は厳重に保護されている港北ニュータウンの茅ヶ崎公園生態園にある豪華絢爛のキンランに軍配が上がる事だろう。まあ話は野鳥から随分と横道に逸れてしまったが、野鳥の方は閑古鳥がやはり鳴いていたが、唯一、カワセミのペアが現れてシャッターを切らしてくれた。

<今日見られた主なもの>鳥/カワセミ(写真上)、ヤマガラ、ホオジロ、コサギ、スズメ、ハシブトガラス等。


4月11日(午前)、横浜市港北区新吉田町

 お天気は連日、鯉のぼりが喜びそうな晴天が続いている。今日も午前10時になると眩しい程の太陽の光を感じ、紫外線がたっぷり降り注いでいるようなので日焼け止めクリームを顔に塗って散策を開始した。浜ナシと呼ばれる梨の産地だから梨畑は真っ白に花が咲いている。今日はナシの花を撮るつもりで来たのだが、まぱゆいばかりの満開では撮影する気が起きない。どんな花でもそうだが、6分程度咲いた頃が瑞々しい美しさを感ずる。そんな訳で早くも今日の目的は頓挫したが、植木屋さんの畑ではハナズオウやカイドウがこぼれんばかりに咲いていた。また、スミレ街道と名付けたくなる程にアメリカスミレサイシンが繁茂して咲いている道端もあった。今日一番嬉しかったのはイタドリハムシで、久しぶりに美麗な甲虫を見た思いがした。その後、期待したニリンソウが生えている竹林まで行ったが、こちらも連日の晴天で生気を失っているように感ずる花ばかりであった。

<今日見られた主なもの>花/ハナズオウ(写真上左)、タチツボスミレ、アメリカスミレサイシン、ニリンソウ、ナガミヒナゲシ、ムラサキケマン、キランソウ、ケキツネノボタン、ハナダイコン、セイヨウタンポポ、カタバミ、キュウリグサ、アオキ、クサイチゴ、カイドウ、ナシ等。蝶/キチョウ、モンシロチョウ等。昆虫/イタドリハムシ(写真上右)、ナガメ、ナナホシテントウの蛹等。その他/イタチハギの芽吹き等。


4月10日、横浜市都筑区(仮称)フデリン公園

 このところ、このHPの掲示板にフデリンドウがしばしば投稿されるので、今日は迷わずフデリンドウを撮影しようと港北ニュータウンの公園へ出かけた。実は立派な公園名があるのだが、心無い方に掘り取られては困るので(仮称)フデリン公園とした。フデリンドウは晩秋に咲くリンドウの仲間だが、何故かハルリンドウ、コケリンドウ等と同じく春に咲く。コケリンドウは多摩丘陵で二箇所ほど自生地を知っているが、ハルリンドウは遠く旅しなければ見られない。いずれにしても晩秋に咲くリンドウに比べると花は小さいが、陽が射さないと開かない性格は同じである。(仮称)フデリン公園は小さな公園で毎年観察出来る場所で撮影したが、少し離れた少々樹木が伐採され山掃除がなされた斜面に足の踏み場に困るほど一面に咲いていた。フデリンドウがこんなにたくさん同一場所で見られるとは思わなかったので感激した。まこと侮る事無かれの港北ニュータウンの公園である。

<今日見られた主なもの>花/タチツボスミレ(写真上左)、フデリンドウ(写真上右)、ジュウニヒトエ、ウィオラ・ソロリア、キュウリグサ、キランソウ、ムラサキケマン、ハナニラ、シャガ、ヤマブキ等。蝶/キチョウ、モンシロチョウ、ルリシジミ等。


4月9日、神奈川県相模原市石砂山

 今日は同好のお仲間と、またまた石砂山へ行った。ギフチョウは先だって木の根に止るものだかゲットしているし、蝶を撮らせたら天才的な鶴見区在住のMさんが桜にギフチョウという素晴しい作品を撮られた。そんな訳で、どうあがいてもMさんを越えられそうも無いと諦め、ギフチョウはお仲間にまかせて、その他のものを撮影する事にした。まず最初に先だって来た時にいたコツバメを探してみたが有り難い事に2頭もいて、その場所が気に入っているのか、近づいて逃げられても何べんも戻って来て、ばしばしシャッターを切る事が出来た。次に気品溢れるエイザンスミレを撮ろうと探してみたが、今一絵にならないものばかりで撮影しなかった。また、沢奥に自生するナガバノスミレサイシンは終期を迎えていた。そこで、それらの代わりに多摩丘陵でも普通に見られるマルバスミレとノジスミレを撮った。石砂山はギフチョウの生息地として著名だが、その他のものを探し歩いても一級品の散策地なのである。

<今日見られた主なもの>花/ノジスミレ(写真上左)、エイザンスミレ、タチツボスミレ、ナガバノスミレサイシン、マルバスミレ、アブラチャン、クロモジ、ミツバツツジ、ヤマブキ、スモモ、ソメイヨシノ、ヒカンザクラ、ハナモモ、チョウセンレンギョウ等。蝶/コツバメ(写真上右)、ギフチョウ、テングチョウ、キチョウ、キタテハ、アカタテハ、ルリタテハ、ミヤマセセリ、スキダニルリシジミ等。その他/オニグルミの芽吹き等。


4月7日、横浜市都筑区茅ヶ崎公園

 いよいよ様々な蝶が現れた。しかし、港北ニュータウンの公園では今一なので、ちょいと自然度の高いフィールドへ行こうかなあと思ったものの、諸般の事情から茅ヶ崎公園へ出かけた。散策を開始すると、予想に反してアカタテハが現れたのには驚いた。散策終了までに、ウラギンシジミ、ツマキチョウ、キチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウが見られたのだから、蝶に於いても侮る事無かれの茅ヶ崎公園となった。前回来た時はヤマブキが咲き始めていたが、今日は撮り頃かなあと思ったら早くも盛期を過ぎていた。ヤマブキも花の命は短いのである。スミレではタチツボスミレが各所で見頃となり、その他、ここにあるのが不思議なヒカゲスミレ、アカネスミレ、アリアケスミレが咲いていた。そんな訳で今日は貧果に泣くだろうと思ったが、カメラの中はかなり賑やかになった。駄目だろう駄目だろうと思いながらも、終了時間までには何故か恵比須顔となる、まったく不思議な公園である。

<今日見られた主なもの>花/アリアケスミレ(写真上右)、タチツボスミレ、ヒカゲスミレ、アカネスミレ、キュウリグサ、キランソウ、ムラサキケマン、ハナニラ、イモカタバミ、シャガ、ウグイスカグラ、クサボケ、ヤマブキ、ミツバツツジ、ソメイヨシノ等。蝶/ウラギンシジミ(写真上左)、ツマキチョウ、キチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、アカタテハ等。その他/コナラの芽吹き、ヤマボウシの芽吹き、サワフタギの芽吹き等。


4月6日、東京都板橋区荒川戸田橋緑地

 暖かい日が続くからか身体がなんとなくだるいので、ぐっすり1時間ほど眠って行ける荒川戸田橋緑地へ行った。最寄り駅の高島平に12時に着けば良いので、出発はいつもよりかなり遅くなった。自宅裏の小学校は入学式のようで、ぴっかぴかの子供達ときちっとした身なりのお母さんやお父さんが校門をくぐって行った。私にも私の子供にもかつてあった光景なのだが、思えば随分遠くに来たものだと感じた。隣駅の日吉始発の直通電車に乗って、ぐっすり眠ったからか、高島平にはあっという間に到着した。距離はかなりあるのだが片道570円は非常にお安い。荒川の土手に立つと、秋ヶ瀬公園へ行く時に渡る笹目橋が見える。ポイントに降りて行くと頭上ではヒバリが囀り、草原ではヒバリはもちろん、ツグミ、ムクドリ、カワラヒワ、キジバトが餌を食んでいる。葦原ではケーンケーンとキジが鳴くが、今日はお天気が良くて人出が多く、キジは絵になる草原には出て来なかった。

<今日見られた主なもの>鳥/冠羽を立てたヒバリ(写真上左)、ヒバリ(写真上右)、キジ、ツグミ、ムクドリ、カワラヒワ、ハクセキレイ、キジバト、スズメ、アオサギ、オオバン、ハシブトガラス等。


4月5日(午後)、横浜市都筑区川向町

 午後からは何処へ行こう、昼飯は何を食べようとさんざん迷ったが、なかなか回答が浮かんで来ない。それでも昼飯は鴨志田団地にあるスーパーサンワの480円の中華弁当と決め、寺家ふるさと村の四季の家の前を通ったが、予想以上に春を楽しむ方々が溢れていて驚いた。有り難い事に中華弁当は残っていて、車の中でゆっくりぱくつくと、泉の森公園へでも行ってみようと車を走らせたが、でもねえと考え直して、谷本川、恩田川の田んぼを見て回ったが、野鳥の姿は無く、結局、川向町から新横浜公園へ行く事にした。川向町の田んぼは自宅から一番近く、田んぼには、ケキツネノボタン、レンゲソウ、タネツケバナがたくさん咲いていた。目的とする野鳥の姿はここでも少なかったが、それでもツグミがかなり見られた。期待したモズの姿は無く、本格的な春がやって来て居場所を変えたようである。そんな訳で貧果に終わったものの、春の田んぼを散策するのもとても良いものだなあとほくそ笑んだ。

<今日見られた主なもの>鳥/ツグミ(写真上左)、スズメ(写真上右)、ムクドリ、カワラヒワ、アオジ、ハクセキレイ、キジバト等。


4月5日(午前)、東京都町田市三輪町

 やっと気候が安定して来て、暖かい晴天がしばらく続くようである。サクラで著名な公園等では、多くの花見客で賑わっている事だろう。今日は何故か、白い花のスミレであるマルバスミレが撮りたくなって三輪町へ行った。お隣の寺家ふるさと村は熊野神社のサクラが見頃だろうから、かなり多くの花見客でごったがえしているに違いない。しかし、尾根一つ越えた三輪町は春爛漫で、特にタチツボスミレやニリンソウが美しく咲いていた。レンジャクとアオバズクが飛来して著名な妙福寺周辺には3月の観察会でも立ち寄ったが、マルバスミレがかなり見られる。野に咲くスミレの中では、花の大きさが一番大きく感じられる。観察会の時にはコスミレが見頃であったが、今日は盛期を過ぎていた。しかし、観察会の時には見られなかったスミレを見つけて微笑んだ。それにしても寺家ふるさと村及び三輪町は、本当にスミレの宝庫であるなあと改めて感じた散策となった。

<今日見られた主なもの>花/マルバスミレ(写真上左)、キュウリグサ(写真上右)、タチツボスミレ、コスミレ、ヒメスミレ、スミレ、イチリンソウ、ニリンソウ、キランソウ、ムラサキケマン、ケキツネノボタン、ネコノメソウ、ハナダイコン、ハナニラ、モミジイチゴ、ボケ、チョウセンレンギョウ、ソメイヨシノ等。蝶/テングチョウ、キチョウ、モンシロチョウ等。昆虫/ビロードツリアブ、ツマグロオオヨコバイ等。その他/ゴシュユの芽吹き等。


4月4日(午後)、横浜市緑区新治市民の森

 午後からは、年度末や人間ドック等で久しぶりとなった新治市民の森へ出かけた。健康診断の結果は、甘いものや脂肪分の取り過ぎで、メタボリックシンドロームのちょい手前との結果であった。そんな訳で、これからは「横浜家」のラーメンや「安楽亭」の焼肉ランチ、及び缶コーヒーは控えめにせねばならなくなった。また、肺には影が腎臓には石があるとので、この散策記も、これからしばしば中断される事になりそうである。上記の理由から、今日は「なか卯」で親子丼を食べて新治市民の森のポイントへ行った。12時ちょい過ぎにラジオから「飛翔体が北朝鮮から発射された」と報じられ、その後すぐに誤報であったと訂正されて大笑いとなった。新治市民の森ではカワセミの飛翔を上手くカメラに捉える方々が大勢いるのだから、国民の血税をたらふくつぎ込んだ防空システムは完璧であって欲しいものである。今日の新治は相変わらずのお馴染みさんであったが、楽しい午後の一時を過ごすことが出来た。

<今日見られた主なもの>鳥/カワセミ(写真上左)、ヤマガラ(写真上右)、ツグミ、シジュウカラ、アオジ、ホオジロ、ジョウビタキ等。


4月4日(午前)、横浜市緑区横浜動物の森公園

 今朝は曇っていたが昼前には晴れるとの予報を信じて、コツバメを探しに横浜動物の森公園へ出かけた。昨日の石砂山でコツバメを観察しているのだが、今一の写真だったので再挑戦となった訳である。蝶はもう撮り飽きたので、今年はあまり熱が入らないのではと思っていたが、時季が来るとやはり会いたくなる。コツバメの幼虫は、ガマズミ、各種のツツジ、アセビ等の花や蕾や実を食するとあるが、この森では何を食べているのだろうかと不思議に思う。ヤマツツジは少なく、アセビは見られないから、やっぱりガマズミなのかなあと推測している。かなり期待してポイントで晴れるのを待ったが一向に晴れず、またしても天候に泣かされてしまった。そんな訳でコツバメの吸蜜源の一つであるキブシを撮ったり、何故か植栽されていたモクレンの花を撮った。まったく春の天気はころころと変わって、期待が裏切られる事が多いなあと苦笑した。

<今日見られた主なもの>花/キブシ(写真上左)、モクレン(写真上右)、タチツボスミレ、キジムシロ、キランソウ、ケキツネノボタン、ハナダイコン、ツルニチニチソウ、アオキ、クロモジ、モミジイチゴ、ソメイヨシノ等。蝶/ルリタテハ、キチョウ、モンシロチョウ、ミヤマセセリ等。その他/ヌルデの芽吹き、ヤマグワの芽吹き、ゴンズイの芽吹き、コナラの芽吹き等。


4月3日(午後)、神奈川県(仮称)ヤマセミの里

 ピーカンの午後の光は花や蝶の撮影に不向きなので、篠原の部落の散策を早めに切りあげて(仮称)ヤマセミの里へ行ってみた。早起きした事もあって川原に車を停めて昼寝をむさぼったが、ほんの15分程で目覚めてしまった。しかし、たった15分の昼寝が疲労回復、体力増強のリポビタンDやオロナミンCを飲む以上の効果があるのだから素晴しい。デジスコを組み立て、川原だから風があって寒いので厚着をしてポイントへ行って見ると、なんと70名ものカメラマンが集合していた。大和泉の森組、町田薬師池組、戸塚舞岡公園組と、見慣れた顔顔顔でびっくりした。私が到着すると、それまでしばらく現れなかったヤマセミがペアで現れ、鳴きながら飛翔と止りを繰返す。かなりの方が帰った午後5時からは出ずっぱりの大サービスで、暗くなって良い写真は得られないものの観察しているだけでもとても楽しく、帰宅時間が予定より大幅に遅れる事となった。

<今日見られた主なもの>鳥/ヤマセミ(写真上左)、セグロセキレイ(写真上右)、カワセミ、コガモ、カルガモ、カワウ、アオサギ等。


4月3日(午前)、神奈川県相模原市石砂山

 昨日は晴天であったが、北風がびゅーびゅー吹いて寒かったので散策はお休みとなった。今日は昨日の荒れ模様が嘘の様に風が無く穏やかで気温も高いと予想されていたので、朝早く起きてギフチョウの観察に出かけてみた。このため散策開始は9時30分位であったが、ギフチョウが飛び始めたのは10時を回ってからだった。今年はなんと3月16日に舞っていたそうだが、その後、かなり長い寒の戻りがあったから心配していたものの、かなり多くの個体が乱舞していて嬉しくなった。ここ石砂山では地面や落葉の上で日向ぼっこのギフチョウは容易く撮れるが、花に来ているものとなると至難の業、根性と頑張りが必要となるので、今日も去年と同様に木の根に止るものを狙った。無事にギフチョウの撮影が終わって午後から篠原の部落をほんの少し散策してみたが、アブラチャんが至る所に咲き、路傍では美しいエイザンスミレが咲き乱れ、コツバメがオオイヌノフグリで吸蜜していた。

<今日見られた主なもの>花/エイザンスミレ、タチツボスミレ、ヒトリシズカ、オオイヌノフグリ、キブシ、アブラチャン、スモモ等。蝶/ギフチョウ(写真上)、テングチョウ、キタテハ、アカタテハ、ルリタテハ、ヒオドシチョウ、コツバメ、ミヤマセセリ等。


4月1日、横浜市港北区新吉田町

 今日は日帰り人間ドックの為に散策は出来ないと思っていたが、かなり早く終って自宅に12時30分に戻って来た。こんな短時間の健康診断なのだが、福沢諭吉先生が5枚も消えた。受診の待ち時間に週刊誌を読んだが、東大合格者の母親は4大出で専業主婦が多いと記してあった。すなわち東大もお金持でなくては合格が難しいという事なのだ。長生きも学歴も金次第、まったくやになってしまうが、道端自然観察は金持ちでなくとも出来るからと新吉田町へ行ってみた。春の進行はだいぶ進んで、もうすぐナシの花も咲きそうである。新吉田町にはスミレはタチツボスミレと外来のウィオラ・ソロリアだけと思っていたら、歩道のコンクリートの割れ目にヒメスミレがたくさん見られた。ほんの少し残った雑木林の小道ではアケビやサルトリイバラが咲き始め、竹林の日陰ではニリンソウも花を開き始めていた。また、アブラナ科の野菜には美麗なナガメが交尾し、ほんの少し陽が射すと、モンシロチョウが飛び出して来た。

<今日見られた主なもの>花/アケビの雄花(写真上左)、サルトリイバラの蕾(写真上右)、ニリンソウ、タチツボスミレ、ヒメスミレ、ケキツネノボタン、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、ムラサキケマン、ハナダイコン、ハナニラ、キュウリグサ、ウグイスカグラ、キブシ、スモモ、ハナモモ、ハナズオー、シデコブシ、カイドウ、チョウセンレンギョウ等。蝶/モンシロチョウ等。昆虫/ナガメ等。その他/アカメガシワの芽吹き、クサギの芽吹き、ガマズミの芽吹き、ゴンズイの芽吹き、サンショウの芽吹き、コナラの芽吹き等。


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