2月27日(午後)、東京都(仮称)ジョウビの森公園
昼食は日曜日で混雑するが東名高速港北PAのレストランで、寺家ふるさと村に出没する独身貴族とは異なって、630円とお安い「アジフライ定食」を食べ、田んぼで健康昼寝を貪った後に(仮称)ジョウビの森公園へ行った。梅見客で混雑していると思ったが、予想通りに駐車場はほぼ満車に近かった。こんな人出では野鳥の姿は見られないのではと危惧したが、20羽程のマヒワが水飲みに現れたり、人が近づいても気にせずにサルスベリの実を啄ばむマヒワも見られた。術後1ヶ月を過ぎたが相変わらずの痛みが有り、人込みはちょっとねーと別のポイントへ行くと、ジョウビタキの雌とルリビタキの雌がかわるがわる至近距離の枝に止まってくれた。明日は雨、今日は夕暮れまで撮るぞと思っていたら、寺家ふるさと村から「お待ちしてますコール」があり、予定よりちょいと早めに切り上げる事となった。
<今日見られた主なもの>鳥/ジョウビタキの雌(写真上左)、ルリビタキの雌(写真上右)、マヒワ、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、アオジ、キジバト、ガビチョウ、キンクロハジロ、カルガモ、カワセミ等。
2月27日(午前)、横浜市緑区三保市民の森
昨日は横浜動物の森公園と新治市民の森、一昨日は梅田川を散策したので、今日は更に上流部の三保市民の森へ行った。駐車場で散策の準備をしていると、ビーグルの老犬を散歩に連れてくる顔見知りのご夫婦がやって来た。もうすぐ天に召されても仕方が無い程弱っていて、老犬介護の日々が続いていた筈だが、今日はかなり元気になっていてご夫婦も笑顔を浮べていた。今日は、まず始めに物置小屋の外壁についているアゲハの蛹を見に行ったが、無事な姿を確認して嬉しくなった。その後、三保平を覗いてみたが、これといったものは見られず、谷道も期待出来そうもないので付近の農耕地を散策する事にした。日当りの良い植木屋さんの畑ではアセビが咲き、ハナモモの蕾もかなり膨らんでいた。もうすぐ桃の節句だから当然なのだが、本当に春はすぐそこまでやって来ている。
<今日見られた主なもの>花/アセビ(写真上左)、ハナモモの蕾(写真上右)、ウグイスカグラ、サンシュユ、シナマンサク、ウメ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ等。蝶/キタテハ等。昆虫/チョウセンカマキリの卵のう等。その他/トキリマメの実等。
2月26日(午後)、横浜市緑区新治市民の森
いつもなら(仮称)ジョウビの森公園といきたいところだが、天気がとても良いので梅見客で混雑しているだろうと、久しぶりにデジスコ担いで新治市民の森へ行った。昨日の散策の折に覗いてみた遊水池では相変わらずノスリが見られ、更に、ハシビロガモやアオサギも見られた。ハシビロガモは三ッ池公園には多いものの、こんなに小さな池にもやって来るんだなあとびっくりした。目的の鎌立谷戸奥のカワセミの池へ行ってみると、カメラマンの姿も野鳥の姿も少なくて拍子抜けしてしまった。しかし、午後3時を過ぎるとカメラマンが次々とやって来て、久しぶりにザ・カードマンのAさんも現れた。新治市民の森は鳥の止る背景(ロケーション)は良くないものの、犬の散歩に来る方も無く、静かで空気の良さは横浜一なのだから健康には最高である。今日もカワセミとヤマガラがメインであったが、エナガとても良い場所に現われた。
<今日見られた主なもの>鳥/カワセミ(写真上左)、ヤマガラ(写真上右)、ノスリ、チョウゲンボウ、ジョウビタキ、エナガ、アオジ、シジュウカラ、ハシビロガモ、カルガモ、アオサギ等。
2月26日(午前)、横浜市緑区横浜動物の森公園
春一番が吹いたから、今朝の外回りの掃除はかなり梃子摺った。これから何回も春の嵐が吹き荒れるだろうから、その度に大変だなあと苦笑した。通常、春一番の後は冬型の気圧配置となって、寒くなる筈だがそれ程でも無い。そこで昨日の服装で出発した。まずはカワヅザクラを撮りたいと北八朔公園へ寄ってみたが、花びらがいじけたものが多くて撮る気にはなれなかった。厳しい寒さや雪で傷ついたのだろう。そんな訳で正午までの残り時間は少なくなったが、横浜動物の森公園へ転戦した。散策を開始してすぐに、トキリマメの実を見つけたので躊躇わずにカメラに納めた。まことに長く楽しめる実だなあと感心した。次に彩りあるものが欲しくて梅田川側へ下って行ってサンシュユの花を探したが、咲いているものはほんの少しで、蕾が割れ始めたものがほとんどであった。今日もそれ程寒くは無いのだが、越冬した蝶の姿は見られなかった。
<今日見られた主なもの>花/サンシュユ(写真上左)、オウバイ、ウメ、マンサク、ツバキ、ウグイスカグラ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、ニホンスイセン等。鳥/ツグミ等。その他/トキリマメの実(写真上右)、ヤブランの実、アオキの実等。
2月25日(午後)、神奈川県大和市泉の森公園
強風の為にウグイスカグラとシナマンサクの写真を撮るのに、かなり梃子摺って車に戻りラジオをつけると、春一番が吹いたと気象庁から発表されたと報じられていた。まこと納得なのだが、午後からは風が遮られる泉の森公園へ行った。かなり薄着にしてきたつもりだが、気温はますます高くなって、気持ち悪くなる程となった。「しらかしの池」へ行ってみると、いつも見られるオナガガモとホシハジロがいない。かなり暖かくなったので、ことによったら旅立ったのかもしれない。今日は強風の為か、アオサギ、ダイサギ、コサギとサギ類が多く、池が凍らなくなったからかカイツブリが戻って来ていた。その他、小鳥類は「ふれあいの森」でマヒワの群れとジョウビタキの雌に出あっただけで、カメラの中に納める事は出来なかった。また、前回現れなかったカワセミは大サービスで、いよいよ野鳥も春近しと感じているかのようであった。
<今日見られた主なもの>鳥/ダイサギ(写真上左)、ヒドリガモ(写真上右)、カワセミ、ジョウビタキ、マヒワ、シジュウカラ、ツグミ、マガモ、キンクロハジロ、カルガモ、カイツブリ、バン、コサギ、アオサギ等。
2月25日(午前)、横浜市緑区梅田川
天気予報では正午頃が一番風が強いとあったが、外回りの掃除の時もかなり強かった。これでは掃いても落葉やゴミがすぐに散乱するので、大きめのゴミやタバコの吸殻等を拾って出発した。こんなに風が強いと何処へ行っても撮影は難儀するだろうと思ったが、ウグイスカグラとシナマンサクなら、風の止み間になんとか撮れるだろうと梅田川へ行った。散策を開始すると、遊水池の水溜りから産卵に集結したヤマアカガエルの鳴き声が聞こえて来た。それを狙ってノスリが悠然と飛んで来た。ぐんぐん気温が上昇して風の当らない日溜りでは、越冬していたキタテハやキチョウが飛び出して来た。雑木林のウグイスカグラは咲いていて、強風が止む間を待って撮影したので、かなり時間がかかった。次にシナマンサクを撮りに行ったが、ここのはやや花弁が赤くて、神代植物公園で見たダイアナという品種に似ている。
<今日見られた主なもの>花/ウグイスカグラ(写真上左)、シナマンサク(写真上右)、サンシュユ、ウメ、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ等。蝶/キタテハ、キチョウ等。鳥/ノスリ、モズ等。
2月24日、東京都(仮称)ジョウビの森公園
あんりゃまあ、今日は雨は降らない筈であったが、パラパラと小雨が落ちて来る。こんな日は確定申告書を作成しようと思ったが、女房殿が用事があると言うので仕方無しに出発した。途中、車を停め布団を被って本格的に眠ったら雨は止んでいた。そこで、もしもの雨でも雨宿り出来る庇のある(仮称)ジョウビの森公園へ昨日に引き続いて行った。しかし、ああ無常、ポイントへ着くとまたしてもパラパラと小雨が落ちて来た。待てども待てども完全には雨が止まずに、やっと午後3時頃に上がった。そんな訳で、カメラマンはほとんどいなかったが鳥の出も今一で、日頃カメラを向けないヒヨドリを撮った。また、昨日に引き続いてガビチョウが枝で朗々と囀っていたが、良い場所には止ってくれなかったので、昨日撮った写真をアップする事にした。それでも、帰宅時間間近になってジョウビタキの雌が遊んでくれたので、かなりシャッターを切る事が出来た。
<今日見られた主なもの>鳥/ヒヨドリ(写真上左)、ガビチョウ(写真上右)、スズメ、エナガ、メジロ、アオゲラ、マヒワ、ルリビタキ、ジョウビタキ、シジュウカラ、ヤマガラ、アオジ、キジバト、ツグミ、シロハラ、キンクロハジロ、カルガモ等。
2月23日、東京都(仮称)ジョウビの森公園
今日は午前中にちょっとした野暮用があったので、自宅出発はかなり遅れた。そこで、寺家ふるさと村の四季の家に立ち寄って、もう一度じっくりナズナさん達の写真展を見てから、(仮称)ジョウビの森公園へ行った。春を思わせる陽気となり、梅林のウメが見頃を迎えたので人出はかなり多かった。更に水路や散策路の掃除の日のようで、作業が終了するまで鳥の出はとても悪かった。これでは万事休すかなと思ったが、今まで地面でばかり餌を漁っていたガビチョウが、恋の季節なのか小枝にとまって朗々と囀っていた。また、カワセミも活発に活動して様々な場所に止ってくれた。帰宅時間間近になってルリビタキの雄が現われたが、水路の掃除があったので美味しい餌がたくさんみつかるようで、いつもの絵になるポイントには止ってくれなかった。そんな訳もあって、写真は昨日撮影したものをアップする事にした。
<今日見られた主なもの>鳥/ルリビタキの雌(写真上左)、カルガモ(写真上右)、マヒワ、ジョウビタキ、シジュウカラ、ヤマガラ、アオジ、キジバト、ツグミ、ヒヨドリ、ガビチョウ、キンクロハジロ、カルガモ等。
2月22日、横浜市緑区長津田町(仮称)246の森
今日は久しぶりに抜けるような青空が広がって、気温もかなり上昇すると予報されていた。もうすぐ3月だから当然なのだが、何遍も記しているように1月下旬に日帰り手術を行なったので、2月はあっと言う間に過ぎそうである。昨日、あまり期待していなかった横浜動物の森公園へ行ったら、歩き始めてすぐに2枚の写真が撮れたので、フィールドに身を置きさえすれば散策記アップ用の写真が撮れるだろうと、久しぶりに長津田町の(仮称)246の森へ行った。畑にはアブラナが路傍にはオオイヌノフグリが咲き、キタテハが日向ぼっこをしていたが、今一写欲が湧かずにギブアップかなと思われたので、今季はまだ登場していなかったゴンズイの冬芽を撮った。大きな冠を被った様な冬芽で、とても印象深い樹木である。更に何も無いので、畑の生垣として植栽されているボケの蕾を撮って、なんとか散策記をアップする事が出来た。
<今日見られた主なもの>花/ボケの蕾(写真上右)、ネコヤナギの蕾、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、アブラナ、ウメ等。蝶/キタテハ等。鳥/ジョウビタキの雄、モズ等。その他/ゴンズイの冬芽(写真上左)等。
2月21日(午後)、神奈川県大和市泉の森公園
かつ家のカツ丼を食べると、勝つぞだからか、決まってあぶれない。そんな訳で、ワンパターンだが今日も必勝を期して縁起を担いだ。いつものようにミソサザイやルリビタキの出るポイントへ行ってみると、その手前の浅い池にカメラマンが集結していた。何がいるのだろうかと近づいてみると、タシギが至近距離にいた。デジスコではお手上げの距離なので、今日の目的の一つであるマガモとコガモをしらかしの池でカメラに納めると、お隣のふれあいの森へ行った。今日も数がかなり減ったもののマヒワの群れが飛んでいた。また、目的のジョウビタキの雄はいたものの、絵になる所には止らず涙を飲んだが、ルリビタキの雄が良い場所に現われてくれた。午後3時を過ぎたので泉の森へ戻ると、ここでもルリビタキの雄が出迎えてくれ、タシギはもちろんクイナまで至近距離で餌を漁っていた。やはりカツ丼を食べたご利益があったのだ。
<今日見られた主なもの>鳥/マガモ(写真上左)、コガモ(写真上右)、ルリビタキ、ジョウビタキ、エナガ、マヒワ、ツグミ、シロハラ、ヒヨドリ、タシギ、クイナ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カルガモ、カワウ、コサギ、ワカケホンセイインコ等。
2月21日(午前)、横浜市緑区横浜動物の森公園
最近、朝起きて外回りの掃除をして散策をして昼食をとって健康昼寝というワンパターンの文章と日の丸構図のお手軽写真ばかり、これではさぞかしHPへのアクセス数が減っているだろうと統計をとってみたら、まだ200前後のアクセス数がある事が分かった。そんな訳で、今日は散策へは行きたくないなあとも思ったが、身体に鞭打って出かけた。いつもNHKのラジオビタミンを聞きながら目的地へ行くのだが、神崎アナウンサーがモズのはやにえが近頃見られなくなったと言っていた。本当にそうだなあと思っていたら、散策を開始してすぐにモズのはやにえを見つけた。ツチイナゴのもので、身体にぐさっと小枝が刺さっていた。日帰り手術だってかなり痛いのに、こんなことをされては、まこと即死だったに違いない。その他は、相も変らず被写体が少なく、まだ残っていたヘクソカズラの実やニワトコの葉痕を撮ったりして午前中の散策は終了した。
<今日見られた主なもの>花/ウメ、マンサク、サンシュユ等。昆虫/ツチイナゴ(モズのハヤニエ、写真上右)等。鳥/ルリビタキの雄等。その他/ヘクソカズラの実(写真上左)、ヤブランの実、トキリマメの実等。
2月20日、東京都(仮称)ジョウビの森公園
朝起きてみると、雨こそ降っていないものの曇り空で寒い。こんな日は自宅蟄居が一番なのだが、ナズナさんと可愛い子ちゃん主婦のKさんの二人展(3月5日まで寺家ふるさと村の四季の家で開催)の初日である。そんな訳で、写真展を見てから(仮称)ジョウビの森公園へ行ってみようと出発した。途中、早野の里へ寄ってみたが、ハンノキ林でマヒワが、遺跡広場ではオオタカが見られたもののノーシャツターに終った。そこで、予定を早めて四季の家に行ってみると素晴しい作品が並んでいた。ナズナさんは撮影が難しいツマキチョウの雄の写真も出展していたが、さすがバドミントンで鍛えたど根性と敏捷さに持って生まれたセンスの良さを感じた。Kさんの作品は心優しい写真ばかりで、写真は写す人の性格を反映するとは本当だなあと微笑んだ。午後からの(仮称)ジョウビの森公園は、こんな天気だからか鳥の出は悪かったが、ジョウビタキの雌はいつものように迎えてくれた。
<今日見られた主なもの>鳥/ジョウビタキの雌(写真上)、マヒワ、シジュウカラ、ヤマガラ、アオジ、シロハラ、キジバト、カワセミ、キンクロハジロ、カルガモ等。
2月19日、横浜市緑区梅田川
昨日の強風の為にお隣のマサキの生垣の落葉が散乱していて、今日の外回りの掃除はかなり大変だった。それでも、先だっての雪掻きに比べれば楽チンな事は言うまでも無い。そんな訳で自宅出発は遅れたので、16日に行かなかった梅田川下流を散策してみた。まずはクルミ広場で、何にも撮れない時の保険としてクズの葉痕をカメラに納めた。例年、この時期になるとクズの葉痕は萎びているものが多くなるが、越年する蔓には可愛らしい顔が見られる。次は今日の目的たるメダカ広場に植栽されている枝垂れ梅を見に行ったが、ちょうど咲き始めたばかりで嬉しくなった。その後、ロウバイやシナマンサクを見に行ったが今一写欲が沸かず、散策記アップの為の2枚の写真は撮れたのだからと、新治市民の森のカワセミの池へ顔を出してみた。すると今日はかなり沢山の顔見知りが集っていて、カワセミも大サービスを繰り広げていた。
<今日見られた主なもの>花/ウメ(枝垂れ梅、写真上左)、ロウバイ、シナマンサク、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、タネツケバナ、ナズナ、ノボロギク、クサボケ等。昆虫/オオカマキリの卵のう、ハラビロカマキリの卵のう等。その他/クズの葉痕(写真上右)等。
2月18日、東京都(仮称)アオジの森公園
昨晩から降り続いた雨は朝には上がったが、午前中は植物等が濡れているので、ニコンED50専用バランスプレートが入荷したというので横浜のヨドバシカメラへ行った。デジスコドットコム社の製品はとても割高なので、なるべく買わないようにしているのだが、マンフロットのロングプレートよりかなり安いので購入した。午後からは、使い心地を試すために(仮称)アオジの森公園へ行った。駐車場に到着すると、すぐにデジスコを組上げてみたが、購入したバランスプレートのお陰で、とても使いやすくなった。しかし、肝心の野鳥は強風の為に種類も個体数も少なかったが、カワセミ君が大サービスでノーシャッターは免れた。この公園の主とも言えるガビチョウ眼鏡の若者が撮った写真を見せて貰ったが、なんとカワセミがオニヤンマのヤゴを捕食していた。カワセミの好物は、小魚、小エビ、小ザリガニと思っていたが、昆虫類も食べるのだ。
<今日見られた主なもの>鳥/カワセミ(写真上左)、ヤマガラ(写真上右)、マヒワ、エナガ、シジュウカラ、アオジ、シロハラ、キジバト、ガビチョウ、キンクロハジロ、カルガモ等。
2月17日、東京都町田市三輪町
天気予報によると午後3時頃に1時雨が降るとあったので、午前中のみ一般撮影機材で散策しようと三輪町へ行った。今日の目的は植木屋さんの畑にあるサンシュユと、妙福寺境内にある鹿児島紅と思われる紅梅であった。まずは植木屋さんの畑へ行ってみると、日溜りだからか、サンシュユが咲きだしていてほくそ笑んだ。しかし、境内の紅梅は盛期を過ぎていたので諦めた。その後、ピラカンサの実はまだ残っているかなと行ってみると、食べるものが少なくなったからか野鳥に啄ばまれていた。ピラカンサの実は不味いので、最後の最後、食べるものがなくなってからという話は本当だったのだ。私だっておかずが少ない時は苦手なコンニャクでも口の中に放り込むのだから、納得納得という訳である。しかし、もう一枚写真を撮らなければ散策記はアップ出来ない。そこで、勢い良く伸びたセンダンの幼木の葉痕をカメラに納めた。
<今日見られた主なもの>花/サンシュユ(写真上左)、ウグイスカグラ、ウメ、オオイヌノフグリ等。蝶/モンシロチョウの蛹等。その他/センダンの葉痕(写真上右)等。
2月16日(午後)、東京都(仮称)ジョウビの森公園
今日は午前中のみで帰宅するつもりであったが、このHPの掲示板でも御馴染みの織姫さんから電話が有り、七夕でもないのに(仮称)ジョウビの森公園で落ち合うことになった。昨日も行っているので、ちょっとねーとも思ったが、お呼びがかかる内が花という訳である。そんな訳で、今日も東名高速港北PAのレストランでの昼食となり、昨日は550円の豚汁定食だったから、今日は700円の寺家ふるさと村に出没する独身貴族お気に入りの肉野菜定食を食べた。その後、健康昼寝も貪ったので元気はもりもりとなって(仮称)ジョウビの森公園へ行くと、早くも織姫さんが500ミリのレンズを構えて撮影していた。昨日に比べると人出がかなり多かったが、それでも様々な鳥が現れて、まあちょっと不満だけどまあまあかなといった具合であった。何遍も通っている公園だが、良い場所に良い鳥が止っていて撮影出来るチャンスは、3回に一度位である。
<今日見られた主なもの>鳥/ルリビタキの雌(写真上左)、キンクロハジロ(写真上右)、ジョウビタキ、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、アオジ、シロハラ、キジバト、ガビチョウ、カルガモ等。
2月16日(午前)、横浜市緑区梅田川
トリモトール(鳥も撮る)花虫だから、3日連続で野鳥の散策記ではちょっとねーと思い、一般撮影機材で散策しようと出発した。何遍も記しているように被写体が少ないので、何処へ行こうかなと思ったが、梅田川周辺なら何かしらある筈と行ってみた。それでもしばらく間は被写体に巡り会わず、カラスザンショウの葉痕を撮ろうと思ったが、棘が指に刺さって撮る気が失せた。また、トキリマメがまだたくさんあったので撮ろうとしたが、足場がとても悪くて諦めた。そんな訳で今日は本当にギブアップと思われたが、イラガの繭があったので真青な空に抜いて撮影した。また、シナマンサクではない、ほんまもんのマンサクが咲いていたのでカメラに納めた。これで散策記の写真は決まりやなあと思って車に引き返す途中、雪の重みで折れたのかキリの枝が落ちていた。そこで、これはラッキーと独得な格好の蕾を紹介する事にした。
<今日見られた主なもの>花/ウグイスカグラ、マンサク、シナマンサク、ウメ、オオイヌノフグリ等。蝶/モンシロチョウの蛹等。昆虫/イラガの繭(写真上左)、ハラビロカマキリの卵のう、コカマキリの卵のう、チョウセンカマキリの卵のう等。その他/キリの蕾(写真上右)、トキリマメの実等。
2月15日、東京都(仮称)ジョウビの森公園
昨晩から降り続いた雪はかなり積もると思ったが、2センチ位で、しかもシャーベット状であったので胸を撫ぜ降ろした。そうは言っても雪かきは大変で、かなりの時間がかかった。そんな訳で自宅出発は遅れ、午後のみの撮影と(仮称)ジョウビの森公園へ行ってみた。午後になればかなり雪が融けるのではと期待したが、まだかなり残っていた。それでも常連さんが、雪ならではのベストショットを求めて集っていた。今日の目的はルリビタキの雌なのだが、またしてもジョウビタキの雌が邪魔しに来て良い写真は得られなかった。もう5年も前からの付き合いなので手荒い仕打ちは出来ないし、苦虫を潰しながらもしやの一瞬を期待したのだが、そうは問屋は降ろさなかった。少しづつ日帰り手術の傷は癒えているものの、遠出と人込みは気が進まず、今季の鳥撮りは近場オンリーで終了するかもしれない。しかし、そんな年があってもいいわなと苦笑した。
<今日見られた主なもの>鳥/ジョウビタキの雌(写真上左)、シジュウカラ(写真上右)、ルリビタキ、マヒワ、ヤマガラ、アオジ、シメ、シロハラ、キジバト、ガビチョウ、キンクロハジロ等。
2月14日、横浜市鶴見区三ッ池公園
朝起きてみると、空は曇っていてかなり寒い。ネットで天気予報を調べてみると、夕方から雨も予想されていた。晴天が続いた少し前が嘘のように、このところ定期的に天気が変る。春が近づいた証拠であるが、今の季節は曇りだと散策に行く気が起きない。それでも朝食をすませると薄日が差して来たので、至近距離の三ッ池公園へ行った。正門から至近の下之池は水位が下がっていて、いつも水面ぎりぎりの杭は水面よりだいぶ上に顔を出していた。この高さだとカモの仲間が乗るのは無理なようで、なんとカワウが3羽止っていた。その他の二つの池も護岸工事の為に水が抜かれ、浅くなったからアオサギ、ダイサギ、コサギ、ユリカモメが盛んに餌を漁っていた。そんな訳で写真2枚も撮れずにギブアップかなと思われたが、カワセミが止り木にやって来たので、さざ波立つ水面バックで良い写真とはならなかったがシャッターを切った。
<今日見られた主なもの>鳥/カワウ(写真上左)、カワセミ(写真上右)、ハシビロガモ、キンクロハジロ、カルガモ、ユリカモメ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、シロハラ、ムクドリ、ハクセキレイ、キジバト等。
2月13日、横浜市都筑区鴨池公園
天気予報通り昨日と一昨日はみぞれとなり、薄っすらと雪化粧した畑や草原等も見受けられた。今朝起きて新聞を取りに外へ出ると、昨晩降った雨の為に道路が所々で凍っていた。いよいよ暖かくなるなあと思っていた矢先、厳寒に逆戻りしてしまったようである。そこでいつもより注意して車を運転し、アブラチャンの蕾とアオキの実位は撮れるだろうと鴨池公園へ行った。アブラチャンはギフチョウで良く行く石砂山の林道や夏休みの信州や群馬の山間地でたくさん見られるのだが、多摩丘陵では希少種である。ぷっくらと膨らんだまん丸の蕾は、何となく可愛らしくて印象的だ。そんなアブラチャンの蕾を無事にカメラに納めたものの、その後のもう1カットがなかなか撮れない。アオキの実もイボタの実もマンリョウの実も今一絵にならず、萎びているがまだ残っていたガマズミの実を撮って胸を撫ぜ降ろした。
<今日見られた主なもの>花/シナマンサク、ウメ、ツバキ等。その他/アブラチャンの蕾(写真上左)、ガマズミの実(写真上右)、イボタの実、アオキの実、マンリョウの実等。
2月10日、横浜市港北区新吉田町
天気予報によると明日は一日中みぞれとの事で、ことによったら雪となって積もる可能性があるという。明後日もぐずついた天気で、3連休はまこと芳しくない日和となるようだ。また、午後からは日帰り手術とは異なつたクリニックへ行かなければならない。もっとも、たいした病でもないし、都内の医者にでも行かないと電車に乗るのも遠のくから、月に2度位なら日々のマンネリ化打破にはちょうど良い。そんな訳で、今日は午前中のみ新吉田町を散策した。いつもの所に車を停めると、まずは丘の上の植木屋さんの畑のシナマンサクを見に行った。今日は見頃撮り頃で青空に抜いて撮影した。シナマンサクが咲けば続々早春の花々が続く筈だが、もし明日雪が降って積もると、少し遅れる事とになるだろう。その他は、これといった被写体は無かったが、日溜りではホトケノザやオオイヌノフグリが前回より楽しげに咲いていた。
<今日見られた主なもの>花/シナマンサク(写真上左)、ホトケノザ、オオイヌノフグリ、ニホンスイセン、ウメ、オウバイ、ロウバイ、ツバキ等。その他/シオデの実(写真上右)等。
2月9日、東京都(仮称)ルリビの森公園
今日は午前10時位まで雨ということで、朝食等を済ませると布団に再び潜り込んだ。久しぶりの二度寝であるが、起きてみると日帰り手術の傷が痛む。やはり場所が場所だから、時間がかなりかかるのだろう。午前11時に空はかなり明るくなったので、(仮称)ルリビの森公園へ向け出発した。この公園は野鳥が人馴れしているので、最近、Yahooのオークションで、なんと18000円で買ったニコンのED50と16倍のアイピースで楽しんでいる。焦点距離が560ミリからとなるので、一眼レフに300ミリ〜500ミリのレンズをつけているお仲間と同じ位置から撮影出来る。また、ちょぃと引いた絵柄も撮れるのでとても便利である。今日はポイントに到着すると、すぐにガビチョウやルリビタキの雄が現われて、カメラの中はとても賑やかになった。その後、ルリビタキの雌やトラツグミを狙ったが、今一絵になる場所には止ってくれなかった。
<今日見られた主なもの>鳥/ガビチョウ(写真上左)、ルリビタキの雄(写真上右)、マヒワ、シジュウカラ、ヤマガラ、アオジ、トラツグミ、ツグミ、シロハラ、シメ、ヒヨドリ、ガビチョウ、キンクロハジロ、カルガモ等。
2月8日、横浜市緑区横浜動物の森公園
タムロン90ミリマクロをカメラに装着しての散策では、本当に被写体が見当たらない。越冬している昆虫達や卵や蛹等を探し回れば良いのだが、今年はそんな元気が出ない。そこで、ウグイスカグラがたくさん生えている横浜の動物の森公園へ久しぶりに行った。まずは季節ならたくさんの昆虫に出会える小道へ入ったら、トキリマメの実やヘクソカズラの実があったものの、以前に何回も紹介しているのでカメラを向けずに通り過ぎた。去年、アオキの実を写した場所に行ってみたが、ここのものは僅かに色づいている程度であった。そんな訳で、やっぱりウグイスカグラの花をとるしかないなと団地下の雑木林へ行ってみると、花開いているものはあったが寒さの為かいびつな花が多くて、ぷっくりと膨らんだ蕾を撮った。その後、ニワトコの可愛らしい葉痕をカメラに納めたが、車に戻る途中、イチモンジチョウの食草のスイカズラの実がまだ残っていたので撮影した。
<今日見られた主なもの>花/ウグイスカグラの蕾(写真上右)等。鳥/アオゲラ、シロハラ等。その他/スイカズラの実(写真上左)、アオギの実、ヘクソカズラの実、トキリマメの実、ヤブランの実等。
2月7日(午後)、神奈川県大和市泉の森公園
昼食は2月1日と同様に東名高速港北PAのレストランで、寺家ふるさと村に出没する独身貴族とは異なって、お安い「やみつきソースピラフ」を食べ、その後、田んぼで健康昼寝を貪った。まこと笑ってしまうが「やみつき」になったようである。今日は気温が高いので快適な昼寝となり、久しぶりに泉の森公園へ行ったが、ポイントには誰もいなかった。そこで、ジョウビタキの雄やアカハラがいると聞いていた、お隣の「ふれあいの森」へ行ってみた。しかし、残念な事に両種ともに出会えなかったが、アキニレの林に100羽以上のマヒワが実を食べにやって来ていて、地面に落ちた実も啄ばんでいた。しかし、散歩の方も多いから一斉に飛立つ事もしばしばで、その時、かなり大きな羽音がしてびっくりした。そんなに多ければ良い写真が撮れそうなものだが、気に入った写真は僅かの一枚であった。そこで、泉の森公園でヒトリガモの雄を撮って帰宅した。
<今日見られた主なもの>鳥/ヒドリガモ(写真上左)、マヒワ(写真上右)、カワラヒワ、ツグミ、シロハラ、マガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カルガモ、バン、アオサギ、コサギ、カワウ等。
2月7日(午前)、横浜市都筑区都筑中央公園
今日は14度まで上がると予想されていたが、北風が少々吹いていたものの、確かに気温は高くなった。とは言っても被写体不足は相変わらずだから、紅梅でも撮ろうと都筑中央公園へ行った。紅梅なんか何処にでもあり撮るのも簡単そうだけど、良い絵柄の写真をカメラに納めようとするとかなり苦労する。都筑中央公園の紅梅はやや盛期を過ぎていたが、なんとか目的は達成出来た。更に何かもう一枚と散策を続けたが、雑木林では珍しいオニグルの幼木を見つけた。昨日のニワウルシと同様、成長がとても早い樹木である。今日は一番上の羊顔の葉痕ではなく、東国原元宮崎県知事や八百長問題で大変な放駒親方やゴールデンリトリバー似の枝の中程の葉痕を撮った。帰り際に気温がかなり上がったからか、成虫で越冬していたキチョウがひらひらと現れ、猫の額程の田んぼの畦で吸水を始めた。異常な乾燥が続いたので、かなり喉が乾いていたのだろう。
<今日見られた主なもの>花/コウバイ(写真上右)、ソシンロウバイ、オオイヌノフグリ等。蝶/キチョウ等。鳥/ルリビタキ、アオジ、ツグミ、カルガモ等。その他/オニグルミの葉痕(写真上左)、イボタの実等。
2月6日、横浜市青葉区元石川町
前回(1月23日)行った時にオウバイが咲き始めていたので、だいぶ暖かくなったから、かなり咲いているのではなかろうかと期待して元石川町へ行った。しかし、花の数こそ増えたものの、花弁が寒さの為か痛んでいるものが多く、今が見頃ですよという訳にはいかなかった。そんな訳で撮影するかしないか躊躇したが、他に被写体も無さそうだからカメラに納めた。植木屋さんの畑のソシンロウバイは終わりに近く、紅梅が美しく咲いていたが、今一絵になるものがなくて断念した。その後、これといったものに出くわさすが、ニワウルシ(シンジュ)の葉痕を撮った。ニワウルシはもの凄く成長が早くて、日本のものではないのではと図鑑を開いてみると明治時代初期に中国から渡来したとある。ということは、大型の蛾であるニワウルシ(シンジュ)の葉が大好きなシンジュサンの和名は、明治時代以降に名付けられたに違いない。
<今日見られた主なもの>花/オウバイ(写真上右)、ソシンロウバイ、ロウバイ、ウメ、ツバキ等。その他/ニワウルシの葉痕(写真上左)、トキリマメの実、ノイバラの実等。
2月5日(午後)、横浜市緑区新治市民の森
昼食は50円の割引券があるので吉野家へ行って、牛鍋丼と味噌汁と漬物を頼んだ。これで400円だが割引券があるので350円と、涙がこぼれんばかりの低価格である。牛鍋丼は昨年中頃の新商品だが、牛丼より安いし美味いし飽きないし、久々のヒットメニューではなかろうか。その後、恩田川の田んぼで昼寝をして付近を偵察したが、昨年の同じ時期に比べると野鳥の種類も数も少ない。そこで、お仲間が集っているだろうからと新治市民の森へ行った。案の定、顔見知りの鳥撮りカメラマンがまだ残っていて、なんとザ・カードマンのAさんまでいたのには驚いた。鳥の出はヤマガラやアオジ等の常連さんの姿は多かったが、その他はこれといったものは見られず、相も変らずカワセミに遊んで貰った。そろそろ違った野鳥を登場させたいなあとも思っているのだが、日帰り手術の痛みがかなりなくならないと元気が出ない。
<今日見られた主なもの>鳥/カワセミ(写真上)、メジロ、ジョウビタキ、ルリビタキ、マヒワ、シジュウカラ、ヤマガラ、アオジ、ツグミ、シロハラ、ヒヨドリ、カルガモ等。
2月5日(午前)、横浜市緑区梅田川
天気予報を見ると、1月のような厳しい寒さはもうやって来ないようなので、厚手のセーターとカストロコートを洗濯する事にした。またしても、昨年3月にワークランドにて購入した980円のカストロコートの再登板となった。天気は暖かく穏やかであっても、今が被写体不足の底のような状況で、こんな時は梅田川を散策すれば何かあるのではなかろうかと出かけた。いつも被写体がある雑木林へ通ずる小道に入ってみると、トキリマメの実がまだぶら下がっていた。ウグイスカグラは咲いたかなあとポイントへ行ってみたが、蕾がかなり膨らんでいるといった状況であった。植木屋さんの畑へ行くと、ソシンロウバイは終期で、シナマンサクが美しく咲いていた。また、今まで気づかなかったのだが、奥の方にロウヤガキが何本も植えられていて、まだたくさん実がついていた。これはラッキーと、ほくそ笑んで撮影した事は言うまでも無い。
<今日見られた主なもの>花/シナマンサク、ソシンロウバイ、ウメ、ホトケノザ等。蝶/モンシロチョウの蛹等。昆虫/オオカマキリの卵のう、ハラビロカマキリの卵のう等。その他/ロウヤガキの実(写真上左)、サンシュユの蕾(写真上右)、トキリマメの実等。
2月4日(午後)、東京都(仮称)ジョウビの森公園
午前中の早野の里では見るもの撮るものに恵まれず、かなり欲求不満となったので、午後からは(仮称)ジョウビの森公園へ行ってみた。早野の里周辺には、お安くて美味しい所が無いので、小田急線を越えた鶴川のバーミアンで食事をとり、公園の駐車場で昼寝を貪った。気温が高く日差しも強くなったので、やっと快適な眠りとなったが、日帰り手術の傷の痛みが無くなれば、きっと爆睡出来るに違いない。鳥撮りのポイントへ行って見ると、鳥の出はさほどでは無かったが、とても暖かい日和だからか散歩の方々もかなりいて、とても賑やかであった。目的のジョウビタキの雌は、到着した時には何処か遠くへ行っていたようだが、午後3時を過ぎると定位置に戻って来た。もう何遍も撮影して飽きている筈だが、まだ他所で他の鳥を撮る元気が出ないから、有り難くシャッターをばしばし切った。
<今日見られた主なもの>鳥/ジョウビタキの雌(写真上)、ルリビタキ、マヒワ、シジュウカラ、ヤマガラ、アオジ、トラツグミ、シロハラ、キジバト、ガビチョウ、キンクロハジロ、カルガモ等。
2月4日(午前)、神奈川県川崎市麻生区早野の里
今日は立春である。昨晩は福豆を歳の数だけ食べたので、朝のお勤めはすこぶる調子が良かった。子供の頃は僅かの福豆しか食べられなかったので、沢山食べられる祖母を羨ましく思ったが、今では歳の数だけ食べると腹が張る。今日は久しぶりに早野の里へ行ったが、風も無く穏やかで気温も高かったから、このところ常用していたスキー帽は被らず普通の帽子で散策した。まずは墓地脇に咲いている紅梅を撮ろうと思ったのだが、良い枝ぶりのものはなかった。そこで、ジャコウアゲハの蛹はどうなったかなあと気になってハンノキ林の方へ行ってみると、途中、農家の畑のキンカンの実は寒さでだいぶやられていたが、マサキの実は瑞々しく弾けていた。ジャコウアゲハの蛹は秋には5つ程見られたのだが、たった1つとなっていて驚いた。体内に有毒物質を含んでいても、天敵に食べられてしまったのだろうか。
<今日見られた主なもの>花/ソシンロウバイ、ウメ等。蝶/ジャコウアゲハの蛹(写真上左)等。昆虫/イラガの繭等。鳥/カケス、カワセミ等。その他/マサキの実(写真上右)等。
2月3日、横浜市鶴見区三ッ池公園
今日は待ちに待った節分である。日差しは強くなり、気温がぐんぐん上がると予報されていた。そこで、前回は全面氷結で撮影出来なかった杭の上のハシビロガモ等を撮ろうと、久しぶりに三ッ池公園へ行った。期待したように池には氷が無く、ハシビロガモが杭に上ってお待ちかねであった。しかし、寝ている個体がほとんどで、たかが杭の上のとはいえ、かなり辛抱が必要となった。到着した時はユリカモメは見られなかったが、1時間程すると数羽飛んで来た。たくさんいた時に比べると、かなり個体数が少ないが、やはり氷結した日が続いたからだろう。目的の写真は無事にカメラに納まったので一回りしてみたが、コーリアン亭の庭にモズがいて、カメラマンの話ではアカハラやシロハラを寄せ付けないので困ると言っていたが、確かにやって来たアカハラをもの凄い勢いで追い回していた。小さくとも肉食のモズならではの気の強さであった。
<今日見られた主なもの>鳥/ハシビロガモの雄(写真上左)、ハシビロガモの雌(写真上右)、キンクロハジロ、カルガモ、カワウ、ユリカモメ、アカハラ、シロハラ、ヒヨドリ、モズ、ハクセキレイ、キジバト、スズメ、ハシブトガラス等。
2月2日、横浜市港北区新羽町
このところずっと晴天で、写真撮影には不向きなピーカンの日々が続いたから、午前中ないし午後遅くが良い光線具合となった。しかし、今日は久しぶりに朝から曇っていて、野鳥撮影には一日中最適だなあと感じたが、野鳥だとノーシャッターの恐れがあるので、タムロン90ミリマクロを装着して新羽町を散策した。今日の第一の目的はウグイスカグラであったが、良い按配に咲いているものがなくて万事休すとなった。そこで、可愛らしい子供の顔を連想させるチャンチンの葉痕を写して、畑の縁の陽が良く当る斜面に咲いているホトケノザを撮ろうと頑張ったが、これまた気に入ったものはなかった。そこでノイバラの実ならまだ残っているかもしれないと行ってみると、乾燥に耐えられずに皺がよったものばかりであったが、貴重な彩りなので不本意な絵柄であったがカメラに納めた。そんな貧果の散策であったが、去年に続いてアカハラが見られて嬉しくなった。
<今日見られた主なもの>花/ホトケノザ、ノボロギク、ウグイスカグラ、ソシンロウバイ、ウメ等。鳥/アカハラ等。その他/ノイバラの実(写真上左)、チャンチンの葉痕(写真上右)、ヤブミョウガの実等。
2月1日(午後)、東京都(仮称)ルリビの森公園
今日は午前中の散策のみと思っていたが、厳冬期は自宅に帰ってもやることが無い。そこで12月中旬から1月一杯足繁く通った(仮称)ルリビの森公園が気になったので行ってみた。昼食は、例によって東名高速港北PAのレストランで、今時珍しい「やみつきソースピラフ」を630円で食べ、その後、田んぼで健康昼寝を貪った。まこと笑ってしまうが、相も変わらずのワンパターンである。そろそろシメやアカハラ等の野鳥をと思っているのだが、かなり回復しないと行く気が起きそうもないから、もう少し先になるだろう。駐車場でデジスコを組み立てるとポイントへ直行したが、鳥撮りのカメラマンの姿が少ない。今季人気のマヒワがかなり少なくなったからだと言う。しかし、ルリビタキは相変わらずサービスが良くて嬉しくなった。去年は他所でもルリビタキに熱中したが、今年は浮気をせずに、ここだけで良いわなと微笑んだ。
<今日見られた主なもの>鳥/ルリビタキの雄(写真上)、ジョウビタキ、マヒワ、シジュウカラ、ヤマガラ、アオジ、メジロ、シロハラ、ヒヨドリ、カワセミ、キジバト、ガビチョウ、キンクロハジロ、カルガモ等。
2月1日(午前)、横浜市港北区新吉田町
いよいよ早春の足音が聞こえる2月に入った。日帰り手術の痛みはまだ少々残っているし、手術後は道端自然観察及び写真撮影以外で何か楽しく有意義なものを見つけたいなあとも思っているので、気分的には憂鬱だが、これといったやることもないので新吉田町へ行った。ここは以前にも記した事があると思うが、ご先祖様のお嫁さんの出身の地であり、我が幼少期の遊び場だったので本当に気楽に散策出来る。まずは植木屋さんの畑へシナマンサクはかなり咲いたかなと行ってみたが、超スローペースの開花速度のようであった。その後、赤い被写体が良いなあと探したが、紅梅やホトケノザは今一絵にならず、ぷっくり膨らんだボケの蕾を撮ろうと頑張ったが、気に入るものは得られなかった。そこでクサギの葉痕を撮った。がっはっはと大きく口を開けて笑う親父さんといった雰囲気で、まこと得がたいキャラクターである。
<今日見られた主なもの>花/シナマンサク(写真上右)、ホトケノザ、オオイヌノフグリ、ニホンスイセン、ウメ、ツバキ等。その他/クサギの葉痕(写真上左)、ヒヨドリジョウゴの実、ノイバラの実、カラスウリの実、コウヤボウキの綿毛等。