2011年:みちばた散策記

(10月)



10月31日、横浜市緑区新治市民の森

 朝起きたら曇っていたので、三保市民の森にキノコを撮りに行こうと考えていたら、次第に天高く馬肥ゆる秋となった。そこで、新治市民の森の旭谷戸奥の谷戸田前のコスモス畑やソバ畑へ行って、今年最後のアキアカネでも撮ろうと行く先を変更した。また、同所にはニシキギがたくさん植栽されているので、これも撮れば散策記がアップ出来ると考えた訳である。もちろんスモモ畑に寄ってから、久しぶりにラブラドール犬に挨拶に行くと、晩秋の陽にあたって日向ぼっこをしていたので起こしてあげた。その後、極秘の場所のリンドウを愛でてから谷戸田前へ行ったら、アキアカネもニシキギの実もお待ちかねであった。そんな訳で簡単に散策記用の写真が撮れたので、谷戸田の良く陽が当る南斜面の小道へ行ってみたら、リュウノウギク、ノハラアザミ、ワレモコウ、ツリガネニンジン、ヤマラッキョウ等が咲いていた。

<今日見られた主なもの>花/リンドウ、ヤマラッキョウ、アキノキリンソウ、リュウノウギク、ノコンギク、ヨメナ、ヤクシソウ、アキノノゲシ、コセンダングサ、ノハラアザミ、セイタカアワダチソウ、ツリガネニンジン、ワレモコウ、ヤマハッカ等。蝶/ツマグロヒョウモン、ルリタテハ、キタテハ、クロコノマチョウ、キチョウ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、チャバネセセリ等。昆虫/アキアカネ(写真上右)、ツチイナゴ等。その他/ニシキギの実(写真上左)、ゴンズイの実、ツルウメモドキの実、シオデの実、カラスウリの実等。


10月30日、横浜市緑区北八朔公園

 被写体が少なくなっているので北八朔公園で、植栽のサンシュユかマユミの実でも撮ろうと出かけた。いつも車を停める田んぼには、ナツアカネが見られた。公園内に入ると、まずはサンシュユの実をカメラに納め、お次はマユミの実だとかなり頑張って作画したが、気に入った絵は浮かんでこなかった。花壇にはシュウメイギクがまだ美しく、10月桜やイソギクが咲き始めていた。その後、遊歩道脇のアジサイの葉上、手摺の上、カラムシの葉上等を丹念に見て行ったら、エサキモンキツノカメムシやアカスジキンカメムシの幼虫等が見られた。また、港北PA裏の道には、何故だかオジロアシナガゾウムシが3匹もいて嬉しくなった。小さな公園で草刈がなされたので昆虫は少ないと思ったが、ほどほど見られ、帰り際には日向ぼっこをしているルリタテハが見送ってくれた。もちろん、昼食は港北PAで550円の豚汁定食を食べた。

<今日見られた主なもの>花/ヤクシソウ、セイタカアワダチソウ、タイアザミ、アメリカセンダングサ、ハキダメギク、イヌタデ、ゲンノショウコ、シュウメイギク、イソギク等。蝶/ツマグロヒョウモン、ルリタテハ、ウラナミシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/オジロアシナガゾウムシ、テントウムシ、エサキモンキツノカメムシ、アカスジキンカメムシの幼虫、ナツアカネ、アキアカネ、コバネイナゴ、コカマキリ、ハラビロカマキリ、オオカマキリの卵のう等。その他/サンシュユの実(写真上左)、ネコハエトリの雌?(写真上右)、カラスウリの実、マユミの実、ニシキギの実、コクサギの実等。


10月29日、横浜市港北区新羽町

 午後は11月17日から寺家ふるさと村四季の家で開催予定の道端自然写真展に必要な用品をヨドバシカメラに買いに行くので、午前中のみ近場の新羽町へ出かけた。まずは、早くも色づいているサルトリイバラの実を見つけたので丁寧に撮影し、ツルウメモドキの実はどんな具合かなと行って見たが、撮影時期はまだ先といった状況であった。その後、新羽丘陵公園へ行ったが、植栽の小菊に、ヒメアカタテハ、キタテハ、ベニシジミが見られ、更に奥まで行ってみると、なんとなんとアキノキリンソウがかなりたくさん咲いていた。侮る事無かれの港北区という訳である。しかし、その後は被写体に恵まれず、なんとか昆虫の写真を撮りたいなあと思ったのだが、出会ったのはアキアカネだけで、蝶も足場の悪い所に咲いているコセンダングサに見られた位であった。そんな訳で、またしても路傍のイシミカワの実を撮った。

<今日見られた主なもの>花/アキノキリンソウ、セイタカアワダチソウ、タイアザミ、コセンダングサ、アキノノゲシ、ハキダメギク、オオケダデ、イヌタデ、クコ、ツワブキ、チャ等。蝶/ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、キタテハ、モンキチョウ、キチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/アキアカネ等。その他/サルトリイバラの実(写真上左)、イシミカワの実(写真上右)、カラスウリの実、ツルウメモドキの実、クサギの実、ピラカンサの実等。


10月28日、横浜市緑区横浜動物の森公園

 樹液に来ているクロコノマチョウを撮ろうと、久しぶりに横浜動物の森公園へ行った。今朝は今季一番とも思える冷え込みで、やっと蚊取り線香から開放されたが、それは他の昆虫も少なくなったという事に通ずる。まずは昆虫横丁のハダカホウズキはどうなったかと行ってみたら、あーら残念、誰かに抜かれてしまったのか何処にも見当たらなかった。そこで、その先の畑まで行ったら、形の良いコスモスが咲いていたので保険としてカメラに納めた。その後、掘っ立て小屋上の雑木林を巡ったが、これといったものには出会えず、湿地脇の雑木林へ行くと、コナラの樹液に、クロコノマチョウ、ルリタテハ、アカタテハが見られたが、車が通った為に逃げられてしまった。また、湿地のセイタカアワダチソウやコセンタングサには、テングチョウ、ツマグロヒョウモン、キタテハが見られた。朝は寒かったが、かなり気温が上がったのである。

<今日見られた主なもの>花/コスモス(写真上左)、コウヤボウキ、ミゾソバ、イヌタデ、ゲンノショウコ、オトコエシ、ダイコンソウ、セイタカアワダチソウ、コシロノセンダングサ、コセンダングサ、アキノノゲシ、ツワブキ等。蝶/アカボシゴマダラの幼虫(写真上右)、テングチョウ、ツマグロヒョウモン、アカタテハ、ヒメアカタテハ、ルリタテハ、キタテハ、クロコノマチョウ、モンキチョウ、キチョウ、ムラサキシジミ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/キバラヘリカメムシ、アキアカネ、コガタスズメバチ等。その他/マユミの実、ゴンズイの実、ヒヨドリジョウゴの実、カラスウリの実等。


10月27日(午後)、横浜市緑区鶴見川

 お仲間から「花虫さんは脂肪分のあるものをとり過ぎる」との有り難いお言葉を頂いているのだが、駐車場のある蕎麦屋は近くに無いし、あったとしてもお値段がかなり高くなる。そこで、頻繁に深夜強盗に入られ有名になった「すき家」へ行って、白髪ネギ牛丼とお新香と味噌汁を食べた。これで450円なのだが、蕎麦屋へ行ったら掛け蕎麦や盛り蕎麦だって、この値段では食べられないかもしれない。まことダイエットにもお金がかかるなあと苦笑した。その後、毎度のお馴染みのパターンで北八朔町の鶴見川沿いの田んぼへ偵察に行ったら、ノヒダキが2羽来ていた。もう渡りは終ったものと思っていたが、最終便なのかもしれない。そんな訳で、今季最後だからじっくり撮ろうと思っていたらモズが追払いに来たりして、かなりの時間がかかってしまった。モズも渡り途中の鳥なのだから、もう少し大目に見て上げたら良いのになあと思った。

<今日見られた主なもの>鳥/ノビタキ(写真上)、タヒバリ、ハクセキレイ、モズ、スズメ、ハシブトガラス等。


10月27日(午前)、横浜市港北区新吉田町

 その昔、フィールドへ向う途中にパンクしてしまって、同乗していたご婦人に酷い目に遇わせてしまった。そこで、早めのタイヤ交換という訳で、新吉田町に隣接するカーショップに車を預けてからの散策となった。被写体が少なくなっているから何でも出会えばパチリと思っていたが、かなり歩いてからアオツヅラフジの実をやっとカメラに納めた。そこで、植木屋さんの畑へ行ってセイヨウカマツカの実を撮り、これで散策記がアップ出来ると気楽になって散策を続行すると、キヅタの花にテングチョウが吸蜜に訪れていて驚いた。今年はテングチョウの発生が何処でも少なかったが、開発の進んだ新吉田町にいたのだから嬉しい。その後、僅かに残った雑木林の小道へ行って、一昨日撮れなかったコウヤボウキをカメラに納めた。とても作画が難しい花で、なんとか2輪は入れてと思ったが叶わず、一輪を丁寧に切り取った。

<今日見られた主なもの>花/コウヤボウキ(写真上左)、ミゾソバ、セイタカアワダチソウ、コセンダングサ、コシロノセンダングサ、ノゲシ、アキノノゲシ、イヌタデ、ミズヒキ、クコ等。蝶/テングチョウ、ヒメアカタテハ、キタテハ、キチョウ、モンキチョウ、モンシロチョウ、ウラギンシジミ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ等。昆虫/アキアカネ、オオカマキリ等。その他/セイヨウカマツカの実(写真上右)、アオツヅラフジの実、ツルウメモドキの実、ヘクソカズラの実、カラスウリの実等。


10月26日、横浜市都筑区鴨池公園

 帰宅途中の車のラジオから、東京地方にも木枯らし1号が吹いたと報じられていた。どうりで朝から風が強くて寒い訳で、こんな日は何処へ行っても貧果と思われたので、キノコでも生えていないかと鴨池公園へ行った。散策を開始するとアジサイの葉にアミガサハゴロモを見つけた。また、日溜りではムラサキシジミやウラギンシジミが羽を開いていたが、良い場所には止まっていなかった。防火緑地帯のサンシュは台風の為か実が少なくなっていたが、ピラカンサはたわわに残っていて苦笑した。いつも期待を裏切らない窪地に行くと、朽木にオレンジ色のヒイロベニヒダタケがたくさん生えていた。また、アカスジキンカメムシの幼虫やエサキモンキツノカメムシも見られ、花では大きく成長したタイアザミの株に花がたくさんついていた。その後、キノコのポイントを巡ったが、これといったものは見られず、マヤランの実がかなり大きく成長していた。

<今日見られた主なもの>花/タイアザミ(写真上左)、シラヤマギク、セイタカアワダチソウ、アキノウナギヅカミ、ツリフネソウ等。蝶/コミスジ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ等。昆虫/アカスジキンカメムシの幼虫(写真上右)、エサキモンキツノカメムシ、アミガサハゴロモ、ツマグロオオヨコバイ、マユタテアカネ、オオアオイトトンボ等。キノコ/ヒイロベニヒダタケ等。その他/コマユミの実、イボタの実、サンシュユの実、ピラカンサの実、コムラサキの実等。


10月25日、横浜市都筑区茅ヶ崎公園

 雨もかなり降ったしキノコでも生えていないか、また、コウヤボウキでも撮ろうと久しぶりに茅ヶ崎公園へ出かけた。まずはキノコのポイントへ行ってみたが、種名も分からず絵にもならないが褐色のキノコが2種類程生えていた。そこでハダカホウズキの実は赤くなっただろうかと行ってみると、目の覚めるような赤い裸電球がぶら下がっていた。しかし、今日は半袖でも過ごせるような陽気だったので、薮蚊の猛襲に会って数箇所刺されてしまった。次に、昆虫はいないかとクサギやアジサイ等の葉上を見て行ったが何も見られなかった。ほんの少し残された竹林に入ってみるとカニノツメが爆生し、キツネノエフデも見られた。いつ見てもカニノツメはタラバガニの爪に似ているなあと微笑んだ。次に、カマツカの実を見に行ったが、もう少したってからかなあといった熟し具合で、最後にコウヤボウキのポイントへ行ったが、写欲を誘うようには咲いていなかった。

<今日見られた主なもの>花/コウヤボウキ、ノダケ、イヌタデ、アキノウナギヅカミ、ヒヨドリバナ等。蝶/クロコノマチョウ、ヒカゲチョウ、キチョウ等。昆虫/アキアカネ、チャバネアオカメムシ、マルカメムシ、ハラビロカマキリ、オオカマキリ等。キノコ/カニノツメ(写真上右)、キツネノエフデ、アラゲキクラゲ等。その他/ハダカホウズキの実(写真上左)、カマツカの実、ウメモドキの実、ゴンズイの実等。


10月24日、横浜市緑区新治市民の森

 朝起きたら雨が落ちていたがすぐに止んだ。しかし、葉の上に水滴が残っていたので、布団にUターンして1時間半程で目覚めた。外回りの掃除をすませてから、ジョナサンに寄って新治市民の森へ行った。昨日の観察会で「花虫さんは脂肪分のあるものをとり過ぎる。薬はあくまでも補助で、病気は自分で治すもの」とのお言葉を頂いたが、今日も油っぽい昼食となってしまった。いつもの場所に駐車して旭谷戸へ行ったが、昆虫は本当に少なくなった。また、曇天だから蝶もほとんど見られなかったが、何故だかクロコノマチョウがわんさかいた。谷戸田前ではソバが満開で、赤色の花の畑もあった。ネットで調べてみると、日本のものは白色だが、原産地の雲南からヒマラヤにかけてはピンクや赤色のそばがあり、それを日本に持ち帰って品種改良がなされたとある。ソバ畑の脇には相変わらずコスモスが美しく、曇り空でもこの一角だけはとっても明るく賑やかであった。

<今日見られた主なもの>花/コシロノセンダングサ(写真上左)、ソバ(写真上右)、ツリガネニンジン、ワレモコウ、ノハラアザミ、ノコンギク、ヤクシソウ、ナギナタコウジュ、ミゾソバ、アキノウナギヅカミ、ダイコンソウ、セイタカアワダチソウ、コセンダングサ、アキノノゲシ、イヌタデ等。蝶/アオスジアゲハ、クロコノマチョウ等。昆虫/アキアカネ、ナツアカネ、マユタテアカネ、ホシハラビロヘリカメムシ、ツマグロオオヨコバイ、ツチイナゴ、オンブバッタ、オオカマキリ等。その他/カマツカの実、クサギの実、ゴンズイの実、ピラカンサの実、ヘクソカズラの実、カラスウリの実、ツルウメモドキの実等。


10月23日、神奈川県平塚市土屋

 今日は、昨日雨の為に順延となった道端自然観察会の日である。久しぶりにやや遠い所とあって、東名高速の渋滞を避けて自宅を早く出発したら、なんと午前8時に着いてしまった。そこで、今日の第一目的であるリンドウを探してみたら、ああ無常、霊園内は綺麗に草刈がなされていた。その後、やはり早く到着したM氏夫妻と七国山荘に通ずる谷戸へ行った。集合時間の午前10時には7名ものお仲間が集り、富士山や丹沢や箱根の山々が見える遠藤原目指して出発した。途中、知る人ぞ知る滝に寄り道したりして、雑木林の中の急な坂を登って行った。リンドウこそ見られなかったが、野性のホトトギスやコウヤボウキが咲いていた。丘の上へ到着すると大山が眼前にそびえ、ここが神奈川県と目を疑うローカル色豊かな景観が広がっていた。これといった珍品稀種は無かったものの、あっちにウロウロ、こっちにウロウロとお仲間との楽しい散策が続いた。

<今日見られた主なもの>花/アキノキリンソウ(写真上左)、オケラ、コウヤボウキ、ヤクシソウ、セイタカアワダチソウ、マルバフジバカマ、ホトトギス、ヨメナ、シロヨメナ、ノコンギク、タイアザミ、ノハラアザミ、キンミズヒキ、ミズヒキ、ミゾソバ、イヌタデ、ツリガネニンジン、ヤマハッカ等。蝶/モンシロチョウ、モンキチョウ、キチョウ、ヒメアカタテハ、キタテハ、ベニシジミ、ウラナミシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/アオドウガネ、コアオハナムグリ、ナナホシテントウ、クダマキモドキ、トノサマバッタ、ツチイナゴ、コバネイナゴ、ヤマトフキバッタ、ミルンヤンマ、ナツアカネ、アキアカネ、コカマキリ、チョウセンカマキリ等。鳥/ノスリ、モズ、ホオジロ、ガビチョウ等。キノコ/ナラタケ等。その他/ヤマコウバシの実(写真上右)、エビヅルの実、ノブドウの実、マユミの実、コマユミの実、ノイバラの実、ゴンズイの実、ガマズミの実、クサギの実、サンシュユの実、トキリマメの実、カラスウリの実、スズメウリの実、ノブキの実、ナガコガネグモ、ジョロウグモ、サツマノミダマシ、アマガエル等。


10月22日、神奈川県川崎市麻生区早野の里

 今日は一日中雨という事で、観察会は明日に順延となった。朝食をすませると布団にUターンして目覚めると、予報は外れて雨は止んでいた。そこで久しぶりに早野の里へ行ってみた。まずは、アオバセセリやスミナガシの食樹であるアワブキの実が真赤に真ん丸く実っていたので撮影した。また、植栽だが秋の七草の1つであるフジバカマがたくさん咲いていた。アサギマダラの大好きな花だが、ツマグロヒョウモンがやって来ていた。ところで秋の七草だが、萩(ハギ)、桔梗(キキョウ)、葛(クズ)、女郎花(オミナエシ)、尾花(ススキ)、撫子(ナデシコ)、そしてこの藤袴(フジバカマ)だが、自宅近辺で自生しているのはハギとクズとススキのみとなった。その後、ここならではのコバノガマズミの実やヤブムラサキの実が見られたが、午前中の雨で濡れていたので次の機会にしようと車に戻った。途中、柿が大好きなゴールデンリトリバーがいて、飼主が与えたものを美味しそうに食べていた。

<今日見られた主なもの>花/フジバカマ(写真上右)、タイアザミ、セイタカアワダチソウ、コセンダングサ、イヌタデ、ツユクサ、クコ等。蝶/ツマグロヒョウモン、モンシロチョウ、キチョウ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/ツチイナゴ、アキアカネ等。その他/アワブキの実(写真上左)、ガマズミの実、コバノガマズミの実、ムラサキシキブの実、ヤブムラサキの実、ツルウメモドキの実、ピラカンサの実等。


10月21日、横浜市港北区新吉田町

 このところずっと曇り日が続いていて、天高く馬肥ゆる秋は何処かへ行ってしまった。気温も低めに推移しているから薮蚊に刺される事も無かろうと、蚊取り線香をつけずに散策を開始した。しかし、ヒヨドリジョウゴの実を撮っていたら、3箇所も刺されてしまった。そこでムヒを塗って、大急ぎでまくっていた長袖を下ろした。いつものように丘の上の畑へ上って行ったが、コセンダングサに吸蜜に訪れている蝶の数は減っていた。一旦下って反対側の丘に登って行ったが、民家の庭には植栽だがフジバカマが、雑木林の小道にはコウヤボウキが咲いていた。しかし、去年見られたオケラは発見出来なかった。その後、これといったものは見られず、杉山神社へ行ってクコの花を撮った。クコはナス科だから花は紫色で形もやや似ている。最後に、ブルーベリーの畑へ行ったら、気温が上がって来たからか、たくさんのアキアカネが見られた。

<今日見られた主なもの>花/クコ(写真上左)、コウヤボウキ、ツリガネニンジン、トキリマメ、ナンテンハギ、ヒヨドリジョウゴ、ゲンノショウコ、セイタカアワダチソウ、コセンダングサ、ノゲシ、アキノノゲシ、イヌタデ、ツユクサ等。蝶/ヒメアカタテハ、モンシロチョウ、モンキチョウ、ウラナミシジミ等。昆虫/オジロアシナガゾウムシ、クロウリハムシ、ウリハムシ、アキアカネ等。その他/ヒヨドリジョウゴの実(写真上右)、カラスウリの実等。


10月19日(午後)、横浜市緑区四季の森公園

 集団食中毒で死者まで出た焼肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の事件から、焼肉ランチを食べに行く気が起きなかったが、食べたいメニューがなくなったので久しぶりに安楽亭へ行った。久しぶりに食べる焼肉はとっても美味であったが、気温がかなり下がったので布団を被っての健康昼寝となった。その後、相も変らず恩田川の田んぼを偵察したが、これといったものは見られなかったので四季の森公園へまた行った。何故これ程までに四季の森公園へ通っているのかというと、写真を見れば分かるように、誰だって渓流の大きな石に止まっているカワセミだと思う事だろう。この写真が横浜市緑区で撮ったとは、お釈迦様でも見抜けないに違いない。それに、いつまでカワちゃんがいてくれるのかは分からないのだから、精出して撮っておかなければと思うのである。今日は今までより格段に良い写真が撮れたので、口笛吹いて車に戻った。

<今日見られた主なもの>鳥/カワセミの雌の幼鳥(写真上)、キセキレイ、カルガモ、スズメ、ハシブトガラス等。


10月19日(午前)、横浜市緑区新治市民の森

 今日はどんより曇っていて寒い。冬なら小雪でも舞いそうな天気である。こんな日は蝶は飛ばないし、昆虫も草むら等に隠れている事だろう。そこで、前回今一だったクサギの実とゴンズイの実を撮り直そうと新治市民の森へ行った。途中、三保念珠坂公園のトイレに寄ったら、植栽されているアジサイの葉にアミガサハゴロモとアカスジキンカメムシの幼虫が見られた。いつもの場所に車を停めて10歩の所にあるクサギの実は、13日に比べると顎片がみんな開いていた。次に、遊水池行く途中の畑にオクラの花が綺麗に咲いていた。本当に収穫期が長い野菜である。スモモの小道を上がって畑の奥へ入って行くと、花では相変わらずナギナタコウジュやヤクシソウが美しかった。目的のゴンズイの実は、14日とほとんど変らずに残っていたので嬉しくなった。その後、梅田川沿いを少し散策したが、こんな陽気では見るもの撮るものはなかった。

<今日見られた主なもの>花/オクラ(写真上左)、ノコンギク、ヤクシソウ、ナギナタコウジュ、ミゾソバ、アキノウナギヅカミ、ダイコンソウ、セイタカアワダチソウ、コセンダングサ、アキノノゲシ、イヌタデ、ミズヒキ、ツユクサ等。蝶/イチモンジセセリ等。昆虫/アオドウガネ、クサギカメムシ、アカスジキンカメムシの幼虫、アミガサハゴロモ、アオバハゴロモ、ツマグロオオヨコバイ、ツチイナゴ、オンブバッタ等。その他/クサギの実(写真上右)、ゴンズイの実、ピラカンサの実、ヘクソカズラの実、カラスウリの実等。


10月18日、横浜市都筑区東方公園

 昆虫が少なくなったから、被写体が本当に見当たらなくなった。去年の今頃は何を撮っていたのだろうかとクリックしてみたら、やはり大したものは撮っていなかった。そんな訳で何処へ行っても同じだろうと、ハナミズキの実にアカスジキンカメムシの幼虫が吸汁に来ていないかと東方公園周辺を散策した。第一本命であるアカスジキンカメムシの幼虫はいなかったが、チャバネアオカメムシがいた。しかし、絵になる場所に止まっていなかったので撮影は諦めた。そこで、雑木林の傍らの小道を下って池辺町の方へ行った。途中、ノコンギクが咲いていて嬉しくなったが、貧果必至なので植木屋さんの畑のウメモドキの実も撮った。強烈な台風が来たのに、ナナカマドと同様に何故かたわわに実をつけていた。その後、いつもは行かない農耕地まで行ったら、イシミカワの大群落があって、色とりどりの実がたくさん見られた。

<今日見られた主なもの>花/ノコンギク(写真上左)、セイタカアワダチソウ、アキノノゲシ、コセンダングサ、イヌタデ、ツユクサ等。蝶/ヒカゲチョウ、モンキチョウ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/アオドウガネ、ウリハムシ、キバラヘリカメムシ、チャバネアオカメムシ、ツマグロオオヨコバイ等。その他/ウメモドキの実(写真上右)、ナナカマドの実、ハナミズキの実、イシミカワの実、カラスウリの実等。


10月17日(午後)、神奈川県相模原市相模川

 昼食は100円の割引券の有効期限が近づいていたので、「かつや」へ行ってカツ丼と豚汁を注文した。もちろんカツ丼は一番安い梅で、豚汁は小である。その後、健康昼寝の後に何処へ行こうかなあ、昨日は自宅に戻って家の周りの掃除や草むしりをしたので、このままUターンもなんだと、相模川の田んぼへ行った。カツ丼を食べたから「勝つぞ」という訳である。それに、恩田川や鶴見川の田んぼでノビタキが見られなくなったから、今季もう一度と思ったのだ。しかし、期待した望地弁才天キャンプ場には一羽も見られず、その先の葉山島まで行く羽目となったが、有り難い事に2羽いたのでほっとした。そこで良い所に止まるのを待ったが、望地弁才天キャンプ場と異なってコセンタングサやセイタカアワダチソウの草原が無いので、錆びた鉄パイプの先に止まったものを背景を選んで撮影し、早や上がりの帰宅となった。

<今日見られた主なもの>鳥/ノビタキ、(写真上)、ハクセキレイ、スズメ、トビ、アオサギ、チュウサギ等。


10月17日(午前)、横浜市緑区長津田町(仮称)東名の森

 今の季節はあまり期待出来ないが、昨日、(仮称)246の森へ行ったから、(仮称)東名の森へ行かないのも片手落ちと思って出かけてみた。いつもなにかしらの蝶や昆虫が見られる雑木林の脇の小道や草原に行って見たが、まったく何も見られなかった。それでもノコンギクが一叢咲いていて、山地で見られるものに比べると白っぽいなあと苦笑した。小川沿いに下って行くと、ツクバトリカブトがかなり咲いていたが、足場が悪くて近づけなかった。そんな訳でカメラの中は空っぽで、マルバルコウソウを何とかものにしようとポイントへ急いだ。有り難い事に盛期は過ぎたが咲いていた。その後、家庭菜園がたくさんある場所へ行ってみると、ヒメアカタテハ、キタテハ、ツマグロヒョウモン、モンキチョウ、キチョウ等がコセンダングサ等に来ていたが良い写真は撮れなかった。そこで、日陰に咲いていたヤクシソウをカメラに納めて車に戻った。

<今日見られた主なもの>花/マルバルコウソウ(写真上左)、ヤクシソウ(写真上右)、ツクバトリカブト、ノコンギク、マルバフジバカマ、ノハラアザミ、ツリガネニンジン、ワレモコウ、セイタカアワダチソウ、コセンダングサ、アキノノゲシ、イヌタデ、ツユクサ、ミズヒキ、ナンテンキバ、ヤブマメ等。蝶/ヒメアカタテハ、キタテハ、ツマグロヒョウモン、モンキチョウ、キチョウ、ウラギンシジミ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ、チャバネセセリ、イチモンジセセリ等。昆虫/アキアカネ、イラガの繭等。その他/ゴンズイの実、クサギの実等。


10月16日、横浜市緑区長津田町(仮称)246の森

 朝は曇っていたが、出かける頃になると真青な空となった。更に風もやや強く、これでは何処へ行っても貧果だなあと予想された。そんな訳で今日はパスと思ったが、散策記を期待している方が複数いらっしゃるので、お尻に鞭打って長津田町の(仮称)246の森へ行った。かなり遅い出発だっだが、道が空いていて25分で到着した。予想したように被写体は少なく、ゲンノショウコの赤花にカメラを向けたが、日陰の為か良い色合いが得られない。ガマズミの実はたくさんあったが前回紹介しているので、民家の庭先のウメモドキの実を撮った。その後、これといったものにはお目にかかれず、仕方なしに毎度お馴染みのアキアカネの雌を保険としてカメラに納めた。今日は本当に貧果だなあと車に戻る途中、竹の棒の先端にお腹がぱんぱんに膨らんだハラビロカマキリを見つけて嬉しくなった。今日はとても暑いなあと思ったら、なんと東京都心で29・7度を観測したらしい。

<今日見られた主なもの>花/マルバフジバカマ、ゲンノショウコ、コセンダングサ、アキノノゲシ、シラヤマギク、ツユクサ、ミズヒキ、キンミズヒキ等。蝶/ヒメアカタテハ、ヒカゲチョウ、ヤマトシジミ等。昆虫/ハラビロカマキリ(写真上左)、アキアカネの雌(写真上右)、コカマキリ、チョウセンカマキリ、ツマグロオオヨコバイ等。その他/ガマズミの実、カラスウリの実、ウメモドキの実、ジョロウグモ等。


10月15日、横浜市青葉区寺家ふるさと村

 朝起きてみると風はびゅーびゅー雨も降っている。天気予報通りだなと思って、朝食をすませると布団にUターンした。相当疲れが溜まっていたようで、なんと3時間も眠ってしまった。外へ出てみると、雨は止んでいて風もやや治まっていた。そこで、風があっても撮影出来るキノコが生えていないかと寺家ふるさと村へ行った。キノコ横丁へ行く途中、アマガエルがクヌギの樹肌の窪みに嵌り込んでいた。ネットで調べてみると、「皮膚には体を細菌等から守るための毒が分泌されていて、傷ついた手でさわったり、さわった手で目や口をこすったりすると、激しい痛みを感じ、目に入った場合は失明することもある」と記されている。両生類や爬虫類は好きではないので触った経験は少ないが、そうなんだとびっくりした。期待したキノコ横丁はこれといったものは無く、その後、久しぶりに居谷戸へ行ったら、アキアカネ、ナツアカネ、コノシメトンボがたくさん見られた。

<今日見られた主なもの>花/ノコンギク、ユウガギク、ミゾソバ、ダイコンソウ、コセンダングサ、コシロノセンダングサ等。蝶/ヤマトシジミ等。昆虫/ナツアカネ(写真上右)、アキアカネ、コノシメトンボ、ツマグロオオヨコバイ等。その他/アマガエル(写真上左)、クサギの実等。


10月14日(午後)、横浜市緑区四季の森公園

 昼食は昨日行かなかったバーミアンへ行って、お安い方の日替わりランチを食べた。5%割引になるシルバー世代の為のプラチナカードを持っているので、596円を支払った。相変わらず身も心も重く暗いが、田んぼで昼寝でもすれば少しは解消するのではと行って爆睡した。やはり予想通り身も心もやや持ち直したので、ノビタキはいないかと偵察したがいないために、昨日に引き続いて、またまた四季の森公園へ行った。カワセミの雄の若鳥が縄張りとする「じゃぶじゃぶ池」には今日も姿が見られたが、良い場所に止まる気配がないので「はす池」へ行ってみると、カワセミの雌が大サービスで色々な止まり木に止まってくれた。今は幼い事もあってか「じゃぶじゃぶ池」の雄と仲が悪いようだけれど、鳥撮りマンの間では来春には夫婦になるのではと期待されている。まこと仲が良いから喧嘩する何処かのカップルのようである。

<今日見られた主なもの>鳥/カワセミの雌(写真上)、キセキレイ、カルガモ、ハシブトガラス等。


10月14日(午前)、横浜市緑区新治市民の森

 今日は早く起きてしまったからか身体の調子が重く、友人関係で嫌な事もあって心は鬱状態で、更に被写体が少なくなったから、のんびりと散策出来る新治市民の森へ行った。散策を開始すると、遊水池の手摺にマユタテアカネが止まっていた。真夏は暑さを避けるために木蔭にいて、初秋は日向に出て来て棒の先に止まっていたのに、またしても気温が低くなったからか、太陽の光で温まった手摺で日向ぼっこという訳である。その他には遊水池周りではこれといったものは見られず、スモモ畑へ登って行くとヤクシソウが鮮やかに咲き、ゴンズイの実が見られ、近場では珍しいナギナタコウジュも咲いていた。また、咲き終わったオトギリソウの枯れた姿もあったので、やはりここは、アカネスミレやヒトリシズカが咲く春から見逃せない場所だなあと再認識した。その後、池ぶち広場、鎌立谷戸のカワセミ池へと散策したが、成果はほとんどなかった。

<今日見られた主なもの>花/ノコンギク、ヤクシソウ、ナギナタコウジュ、ミゾソバ、ゲンノショウコ、ダイコンソウ、コセンダングサ、コシロノセンダングサ、アキノノゲシ、イヌタデ、ミズヒキ、ツユクサ等。蝶/ツマグロヒョウモン、モンキチョウ、スジグロシロチョウ、ウラナミシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/マユタテアカネ(写真上右)、アキアカネ、オジロアシナガゾウムシ、ツマグロオオヨコバイ等。その他/ゴンズイの実(写真上左)、クサギの実、カラスウリの実等。


10月13日(午後)、横浜市緑区四季の森公園

 このHPの掲示板でお馴染みの葛の葉さんは、昨日お寿司を食べたらしいが、貧乏人の私はバーミアンでラーメンとギョウザだなあと思ったが、ちょいと遠いいから止めにした。そこで、またしても貧乏人の味方であるスーパー「つるかめ」で茄子炒め丼と野菜天ぷらを買って食べた。この取り合わせはまことグーで、バーミアンへ行くより良かったかもとほくそ笑んだ。その後、短時間の健康昼寝の後に恩田川の田んぼを偵察したが、ノビタキの姿はなかった。そこで四季の森公園へ行ってみた。ポイントに到着するとカワセミの幼鳥の雄はいたものの、お休みモードで動かない。すると、常連のご夫人がなにやら撮影しているので行ってみるとキセキレイがいた。撮影して拡大して見たら右に足環が付いていた。なにか調査しているのだろうが、一度捕えられたのだろうから可哀想だなあと思った。その後、カワセミも活発となったが、今一良い場所には止まってくれなかった。

<今日見られた主なもの>鳥/キセキレイ(写真上左)、カワセミの幼鳥の雌(写真上右)、シジュウカラ、カルガモ、キジバト、ハシブトガラス等。


10月13日(午前)、横浜市緑区梅田川

 今日は、薄日が射す程度の絶好の散策日和となった。そこで、一昨日行く筈だったが気が変わって行かなかった梅田川へ行った。いつもの場所に車を停めて、上流に向かって左岸の小道を歩いて行った。路上でトノサマバッタが日向ぼっこをしていたが、近づくと敏感ですぐに飛んでいってしまった。小道脇にはススキが穂を出し、コセンタングサの変種であるコシロノセンタングサがたくさん咲いていた。クサギがたくさん生えていたので、クサギカメムシはいるかなと思ったら、すぐに見つかった。また、クズの葉ではオジロアシナガゾウムシが這っていた。バス道路を渡って旧道に入ったが、早くもサンシュユの実が色づき、ローソンまで行き着くと今度は下流に向って左側の山沿いの道でUターンした。ここでもこれといったものには出会えなかったが、コセンタングサには各種の蝶がやって来ていた。以上、期待した割には貧果のトホホホであった。

<今日見られた主なもの>花/キクイモ、ミゾソバ、ゲンノショウコ、ダイコンソウ、コセンダングサ、コシロノセンダングサ、アキノノゲシ、イヌタデ、ミズヒキ、ツユクサ等。蝶/モンキチョウ、キチョウ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/オジロアシナガゾウムシ(写真上右)、ウリハムシ、コノシメトンボ、アキアカネ、クサギカメムシ、ツマグロオオヨコバイ、トノサマバッタ等。その他/クサギの実(写真上左)、トキリマメの実、カラスウリの実、サンシュユの実、サンショの実等。


10月12日、横浜市港北区新吉田町

 先だっての人間ドックで、失明につながる緑内障の疑いがあるという結果が出て、今日の午後に眼科で再検査となった為に、午前中のみ至近距離の新吉田町へ行った。散策を開始すると、清水が湧いている周辺にミゾソバが咲いていて嬉しくなった。丘の上の畑の農道際のコセンダングサには、ヒメアカタテハとウラナミシジミがたくさん見られた。そこで今季まだ撮っていない両種を狙ったが、カメラに残せる満足行く画像はウラナミシジミだけだった。一旦、農家の立ち並ぶ所へ降りていったが、まだ咲いているヒャクニチソウにアゲハが吸蜜していた。ほんの少し残った雑木林に登って行くと、早くもコウヤボウキがかなり咲いていた。その後、いつも通りの散策コースを回って植木屋さんの畑へ行ったが、前回、たくさんいたアキアカネの姿はかなり減っていた。午後からは予定通りに再検査を受けたが、異常無しだけれども半年に1回来て下さいとの事となった。

<今日見られた主なもの>花/ミゾソバ(写真上左)、コウヤボウキ、キクイモ、ナンテンハギ、ヒヨドリジョウゴ、ゲンノショウコ、コセンダングサ、ノゲシ、アキノノゲシ、イヌタデ、ツユクサ、クコ等。蝶/ウラナミシジミ(写真上右)、アゲハ、ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、キタテハ、モンキチョウ、キチョウ、ヤマトシジミ等。昆虫/オジロアシナガゾウムシ、アオドウガネ、アキアカネ、ホシハラビロヘリカメムシ等。その他/クサギの実、ヒヨドリジョウゴの実、カラスウリの実、ウメモドキの実等。


10月11日、横浜市緑区横浜動物の森公園

 今日も散策日和なので、梅田川を遡って一般撮影機材で散策しようと出かけたが、なんとなく途中で気が変わって横浜動物の森公園へ行った。こちらの方がバラエティーに富んだ被写体が有るだろうと思ったからだ。まずは昆虫横丁に立ち寄ったが、日陰は気温が低いから昆虫はツマグロオオヨコバイしかいなかった。そこで、その先のコスモスやヒャクニチソウを植栽している畑に行ったが、キアゲハ、ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハが見られ、農道に繁茂するコセンダングサには、キチョウ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミが見られた。次に、雑木林の樹液酒場を見に行ったが、小型のノコギリクワガタのペアがまだいて、蝶ではアカタテハ、ルリタテハ、ヒカゲチョウが見られた。最後に、掘っ立て小屋広場のススキにクロコノマチョウの幼虫を見つけたが、可愛い顔が多い筈なのに、黒覆面の悪役のプロレスラーのようで笑ってしまった。

<今日見られた主なもの>花/コウヤボウキ、ミゾソバ、イヌタデ、ゲンノショウコ、オトコエシ、ダイコンソウ、コシロノセンダングサ、コセンダングサ、アメリカセンダングサ、アキノノゲシ、ツユクサ等。蝶/クロコノマチョウの幼虫(写真上左)、ヤマトシジミ(写真上右)、キアゲハ、ツマグロヒョウモン、メスグロヒョウモン、アカタテハ、ヒメアカタテハ、ルリタテハ、ヒカゲチョウ、モンキチョウ、キチョウ、ウラギンシジミ、ウラナミシジミ、ベニシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/ノコギリクワガタ、クロウリハムシ、アオドウガネ、ネキトンボ、アキアカネ、アカスジキンカメムシの幼虫、クサギカメムシの幼虫、ツマグロオオヨコバイ、アオバハゴロモ、ツチイナゴ、トノサマバッタ、オオスズメバチ等。キノコ/テングタケ等。その他/トキリマメの実、ゴンズイの実、クサギの実、ツリバナの実、カラスウリの実等。


10月10日、横浜市港北区新羽町

 何処へ行っても貧果は免れそうもないので、本当に久しぶりに至近距離の新羽町へ出かけた。新羽高校裏に車を停めて、クサギやツルウメモドキの実を見に行ったが、クサギの実はだいぶ落ちていたが、ツルウメモドキの実はたくさんついていた。しかし、まだ実が弾けているものは無く、撮影適期はもう少し先となる。また、民家に植栽されているピラカンサの実は、早くもオレンジに色づいていた。次に新羽丘陵公園へ行ったが、路傍にママコノシリヌグイの群落が見られ、奥まで行くと港北区では珍しくなったツリガネニンジンがたくさん咲いていた。その後、農耕地の方へ降りて行ったが、熟柿にキタテハやヒカゲチョウが見られ、クコやオオケタデの花を期待してポイントへ行ったが、両方ともやや花期が過ぎていたものの見られてほっとした。最後に車に戻る途中の路傍に、イシミカワの実を見つけて嬉しくなった。

<今日見られた主なもの>花/オオケダデ(写真上左)、イヌタデ、ツリガネニンジン、ママコノシリヌグイ、タイアザミ、コセンダングサ、アキノノゲシ、ツユクサ、クコ等。蝶/キタテハ、ヒカゲチョウ、モンキチョウ、キチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/アキアカネ、クサギカメムシ、ハラビロカマキリ等。その他/イシミカワの実(写真上右)、カラスウリの実、クサギの実、ピラカンサの実等。


10月9日(午後)、神奈川県川崎市麻生区早野の里

 昼食は近くの「すき家」とも思ったが、味の濃い牛丼もちょっとねーと思ったので、東名高速港北PAへ行って550円の豚汁定食を食べた。さすがに3連休の中日だけあって混雑していたが、手際良いレストランだからすぐに食べる事が出来た。鶴見川沿いの田んぼの農道で健康昼寝の後に、北八朔町、小山町、市ヶ尾町等の田んぼをパトロールしたが目的のモズは見当たらず、早野の里まで行って、やっとモズの雄に巡り会う事が出来た。それにしても、今年は何処へ行っても雄ばっかりに出会っているなあと苦笑した。早野の里は甘柿の禅寺丸が発見された王禅寺に隣接しているので柿の果樹園が多く、ようやく色づいて来ているから、大好きな富有柿がもうすぐ食べられそうである。もっとも木によってか場所によってか、農園によって美味の差がある。だいたい小ぶりで色が鮮やかなものの方が美味しい。

<今日見られた主なもの>鳥/モズの雄(写真上)、ハクセキレイ、スズメ、ハシブトガラス等。


10月9日(午前)、横浜市都筑区葛ヶ谷公園

 今日は昨日と同じ場所に車を停めて、東方公園とは反対側の大原みねみち公園から葛ヶ谷公園まで散策した。途中、植え込みのニシキギの葉にキバラヘリカメムシの幼虫が集合していて、成虫も僅かながら見られた。今頃幼虫が見られるのだから、成虫越冬かなと思って図鑑を開いて見たが書かれていなかった。防災緑地に植栽されているハナミズキの実は、台風が来たにもかかわらずかなり残っていた。まったく実がついていない木もたくさんあるから、雌雄別株なのかなあとこれまた図鑑を開いてみたが、別段そう書かれてはいないので実の付きが良いものと悪いものがあるのだろう。大原みねみち公園へ到着すると、公園愛護会の方々が草刈や台風後の片付けで忙しそうであったので、すぐに葛ヶ谷公園へ行ったが、ヤマトシジミとツバメシジミが羽を開いて日光浴をしていたり、触覚が千切れて短くなったアオマツムシ等が見られた。

<今日見られた主なもの>花/ヒガンバナ、コセンダングサ、アメリカセンダングサ、アキノノゲシ、アカツメクサ、イヌタデ、ツユクサ等。蝶/ツマグロヒョウモン、ヒカゲチョウ、キチョウ、ツバメシジミ、ヤマトシジミ等。昆虫/キバラヘリカメムシの幼虫(写真上右)、アオドウガネ、アキアカネ、クサギカメムシ、ツチイナゴ、ショウリョウバッタモドキ、アオマツムシ、ツクツクボウシ等。その他/ハナミズキの実(写真上左)、ゴンズイの実等。


10月8日、横浜市都筑区東方公園

 いよいよ何処へ行っても、これといった物に出会えそうも無いので、本当に久しぶりに東方公園周辺を散策してみた。丘の上の空地にはコセンダングサが咲き始めていて、ヒメアカタテハ、モンキチョウ、キチョウ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ等が吸蜜に訪れていた。また、柿の落果にはアカタテハ、キタテハ、ヒカゲチョウが吸汁し、絵にはならなかったので撮影はしなかったが、かなりの蝶が見られた。雑木林の傍らの小道を池辺町の方へ下って行くと、エビヅルの実が真っ黒に熟してぶら下がっていた。蔓植物の実は台風の被害が少なかったようである。また、植木屋さんの畑では、ナナカマドの実、ウメモドキの実が見られた。帰路はクズが繁茂する農道経由で車に戻ったが、ツチイナゴがクズの葉にたくさん見られた。ツチイナゴはススキの葉がお好みと思っていたが、クズの葉も食事のメニューのようである。

<今日見られた主なもの>花/アキノノゲシ、アメリカセンダングサ、コセンダングサ、イヌタデ、ヒヨドリバナ、ツユクサ等。蝶/アカタテハ、ヒメアカタテハ、キタテハ、ヒカゲチョウ、モンキチョウ、キチョウ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ等。昆虫/アキアカネ、キバラヘリカメムシ、ツチイナゴ等。その他/ナナカマドの実(写真上左)、エビヅルの実(写真上右)、ウメモドキの実、ハナミズキの実等。


10月7日、横浜市都筑区茅ヶ崎公園

 新薬は一年間は2週間分しか処方出来ないらしく、早くも医者に貰いに行かなければならなくなった。そんな訳で午前中のみと、至近距離の茅ヶ崎公園へ行った。公園内に足を踏みいれると10月に入っているのに、ツクツクボウシがかなり鳴いていた。夏にコノシメトンボが見られた窪地に行ってみたが、寒くなったからコノシメトンボの姿はまったく見られなかった。その後、一昨日雨が降ったからキノコが生えているかもしれないと探したが、皆無であった。そこで、港北ファミール下へ行ってノダケを保険としてカメラに納めた。また、アカスジキンカメムシの幼虫が葉裏に集合していたが、絵にならなくて諦めた。それではゴンズイやクサギの実でもとポイントへ行ってみたが、台風の影響もあってか、かなり実が少なかった。最後に、こんな貧果の時の為にアップするのを控えていたアキアカネを写して車に戻った。

<今日見られた主なもの>花/ノダケ(写真上左)、タイアザミ、イヌタデ、ミゾソバ、ヒヨドリバナ、ツユクサ等。蝶/ヒカゲチョウ、キチョウ、ウラギンシジミ等。昆虫/アキアカネ(写真上右)、アカスジキンカメムシの幼虫、ツクツクボウシ等。その他/ウメモドキの実、ゴンズイの実等。


10月6日(午後)、横浜市緑区四季の森公園

 昼食は、横浜動物の森公園でルリタテハをものにしようと粘った為に遅くなり、またしてもスーパー「つるかめ」の格安弁当となった。その後、健康昼寝を堪能し恩田川の田んぼを見回ったが、チョウゲンボウとノビタキが見られたものの、「またノビタキもねー」と思ったので、何か渡りの途中の小鳥でも来ていないかと久しぶりに四季の森公園へ行った。駐車場から坂道を下ってカワセミのポイントへ行ってみると、新治市民の森に良く来ていたYさんらがカメラを構えていた。午前中は、S長老、A長老も日参しているとの事で、更に、新治の主たるHさんも来るようになったと言う。どうやら新治市民の森のカワセミの池の鳥撮りマンは、ほとんど四季の森に場所を変えたらしい。縄張り意識の強い鳥撮りマンもいないし、合計3羽のカワセミがいると言う。今日は、まだ幼さが残っていて胸の色がやや黒いが人懐こいカワセミの雄に、たっぷりと遊んで貰った。

<今日見られた主なもの>鳥/カワセミの幼鳥の雌(写真上)等。


10月6日(午前)、横浜市緑区横浜動物の森公園

 台風の影響もあってか被写体は少なくなり、本当に行く所が無くなった。そこで、期待は出来ないものの、今月まだ行ってない横浜動物の森公園を散策する事にした。入口付近は台風の後片付けもあってか、かなり下草が刈られていた。昆虫横丁は手が入っていなかったが、アミガサハゴロモがいた位であった。さらに、その先の畑まで行くと、倒れたが立ち直ったコスモスが満開で、畑に挿してある棒の先に綺麗なネキトンボの雄がいて嬉しくなった。そこで逆立ちを期待してかなり待ったが、気温が低下しためかパフォーマンスは見られなかった。その後、クヌギの樹液に何か来ていないかなと行ってみると、ルリタテハとヒカゲチョウがかなり見られたが、落ち着きが無くて良い写真は得られなかった。最後に、アカスジキンカメムシの幼虫の集合はまだ続いているかなと団地裏の雑木林へ行ってみたが、解散命令が出たらしく、葉裏に寂しく一匹だけ静止していた。

<今日見られた主なもの>花/ノハラアザミ、ヒガンバナ、ミゾソバ、ゲンノショウコ、ヒヨドリバナ、オトコエシ、ダイコンソウ、コセンダングサ、アメリカセンダングサ、アキノノゲシ等。蝶/キアゲハ、アカボシゴマダラ、アカタテハ、ルリタテハ、キタテハ、ツマグロヒョウモン、メスグロヒョウモン、ヒカゲチョウ、モンキチョウ、キチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ウラナミシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/ネキトンボの雄(写真上右)、アキアカネ、アカスジキンカメムシの幼虫、クサギカメムシの幼虫、ツマグロオオヨコバイ、アミガサハゴロモ等。その他/トキリマメの実(写真上左)、ゴンズイの実、クサギの実、ツリバナの実、カラスウリの実等。


10月4日(午後)、神奈川県相模原市相模川

 午後からは、座間市にある県立谷戸山公園のパークセンターで織姫さん等が参加しているの写真展が開かれているので、健康昼寝は短時間ですませて見に行った。運良く織姫さんの元師匠のSさんがいたので、丁寧に解説して貰う事が出来た。写真は野鳥がメインであるが、昆虫や花も2Lサイズでたくさん展示してあった。その後、ここまで来たのだからと、相模川に接する田んぼへ行った。農道に車を停めると、すぐにチョウゲンボウが現れて草原に急降下した。多分、バッタでも見つけたのだろう。今日の目的であるノビタキは、なんと5羽以上は確実にいて、さすが鶴見川とは異なるなあと苦笑した。また、モズも2羽見られたが、敏感で近づく事が出来なかった。田んぼは稲が乾してあって、セイタカアワダチソウやコセンタングサは開花していないから、これらの花を絡めたノビタキは、もう少し先だなあと早や上がりとなった。

<今日見られた主なもの>鳥/ノビタキ、(写真上)、モズ、スズメ、ハクセキレイ、チョウゲンボウ、トビ、アオサギ等。


10月4日(午前)、横浜市緑区新治市民の森

 明日からは雨が続くようだが、今日は昨日同様に雲一つ無い晴天である。気温が低下したから、日陰の葉上の昆虫探しも思わしくなくなったし、やはり秋だから太陽にあたって散策しようと、新治市民の森の旭谷戸へ行った。まずは梅田川沿いを下ったが、フェンスに絡んでマルバルコウソウが咲き、水路にはミゾソバが美しく咲いていた。旧奥津邸の芝地の斜面にはヒガンバナが咲き、門の前にはフヨウが鮮やかに咲いていた。小川沿いの小道を歩いて行くと、トノサマバッタがたくさん見られた。今日はナツアカネを撮ろうと思ったのだが、コスモスが咲く原っぱには、アキアカネとコノシメトンボしかいなかった。谷戸田脇の斜面にはノハラアザミがたくさん咲き、ワレモコウもまだ残っていた。今日も貧果だなあと泣き泣き農道を引き返したが、オニヤンマがまだ見られ、湿った地面でキチョウとキタテハが吸水していた。

<今日見られた主なもの>花/ノハラアザミ(写真上左)、ヒガンバナ、ミゾソバ、ワレモコウ、ゲンノショウコ、コセンダングサ、アメリカセンダングサ、アキノノゲシ、ダイコンソウ、マルバルコウソウ、ツユクサ、ミズヒキ、ヤブマメ等。蝶/モンキアゲハ、ヒメアカタテハ、キタテハ、ツマグロヒョウモン、モンキチョウ、キチョウ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/コノシメトンボの雌(写真上右)、アキアカネ、オニヤンマ、クロウリハムシ、クサギカメムシ、チャバネアオカメムシ、ツマグロオオヨコバイ、トノサマバッタ等。その他/クサギの実等。


10月3日、横浜市港北区新吉田町

 10月に入って一昨日はトリプル、昨日はダブルの散策が続いたので、今日は至近距離の新吉田町へ行った。また、かなり髪が伸びたので、午後から増税首相と同じ1000円床屋へ行くつもりである。増税する前にやる事があるでしょう、増税なんてNOだ(野田)と言いたいが、言ってもドジョウだから泥に潜ってしまうだけだろう。それにしても、数年前に禁煙出来て良かった。小宮山ちゃんじゃあ、タバコ税は確実に上がるだろう。という訳で、身体は重く気も重く、更に懐が寒くなる貧乏神の北風が強くて、アキノノゲシを撮ろうと思ったが、揺れに揺れて撮れなかった。しかし、風が遮られる場所にホタルガがいたので撮影した。かなり前から発生していたが、こんなに長い期間見られたかなあと首をひねった。花では早くもコウヤボウキが咲いて驚いた。その後、アカトンボを求めてポイントへ行ってみたが、新吉田町ではアキアカネだけのようであった。

<今日見られた主なもの>花/コウヤボウキ、ヒガンバナ、ナンテンハギ、ヒヨドリジョウゴ、ゲンノショウコ、コセンダングサ、アメリカセンダングサ、ノゲシ、アキノノゲシ、イヌタデ、ツユクサ、クコ等。蝶/アオスジアゲハ、ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、モンキチョウ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/ホタルガ(写真上左)、チャバネアオカメムシ(写真上右)、クサギカメムシ、アキアカネ、クロウリハムシ、キバラヘリカメムシ、ベッコウハゴロモ等。その他/イシミカワの実、ヒヨドリジョウゴの実、カラスウリの実、ウメモドキの実等。


10月2日(午後)、横浜市緑区鶴見川

 「毎日毎日、昼は外食で、いくら美味くとも、飽きちゃうな」という訳で、今日は日本蕎麦もメニューにある、国道246号線の御前田交差点近くの吉野家へ行った。ざるそばとミニかき揚丼で680円なら、まあまあリーズナブルではなかろうか。外食産業での食事は初めの頃は美味しいのだが、味が濃い目だから飽きが出て来る。更に、ルーツが讃岐の女房殿なので、いつのまにか薄味に慣れ親しんでしまったようである。随分と話は横道へ逸れてしまったが、前述したような寝不足もあって、健康昼寝を貪ってもかなりまだ身体がだるい。今日はこのまま帰ろうかなあと思ったが、一応、緑区の鶴見川周辺の田んぼを偵察してみた。するとノビタキは見られなかったがモズがいたので、身体のだるさは吹き飛んで、デジスコを組み立てて撮影した。小さくとも肉食のモズだが、顔はかなり可愛らしい精悍さで、まこと柴犬の様で大好きである。

<今日見られた主なもの>鳥/モズの雄(写真上)、スズメ、ハクセキレイ、ハシブトガラス等。


10月2日(午前)、横浜市緑区長津田町(仮称)246の森

 歳のせいと持病のせいと、更に、今朝はかなり冷え込んだので、就寝中に3度もトイレに起きた。そんな訳で気分良い目覚めとはならなかったが、朝起きて空を見上げると気分通りにどんよりと曇っていて、かなり寒かった。これでは何処へ行っても同じだなあと思い、イシミカワの実を撮ろうと長津田町の(仮称)246の森へ行った。しかし、イシミカワはまったく見られず、どうした訳なのだろうかと首をかしげてしまった。またしても今日も貧果が予想されたので、植木屋さんの畑で甘く匂うキンモクセイの花を撮った。一つ一つの花はかなり小さいが、マクロレンズで拡大してみると、花弁が厚い可愛らしい花である事が分かる。その後、前回より更に色づいたガマズミの実を撮って、農耕地の方を一回りしたが、クサギカメムシとホタルガが見られた位でこれといったものは見られず、曇り日で気温が低いからアカトンボの仲間も棒の先には止まっていなかった。

<今日見られた主なもの>花/キンモクセイ(写真上左)、ヒガンバナ、ツルボ、ゲンノショウコ、コセンダングサ、アキノノゲシ、シラヤマギク、ツユクサ、ミズヒキ、キンミズヒキ等。蝶/モンキアゲハ、ヒメアカタテハ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/アキアカネ、クロウリハムシ、クサギカメムシ、ツマグロオオヨコバイ、アオバハゴロモ、ヤマトシリアゲ、ホタルガ等。その他/ガマズミの実(写真上右)、カラスウリの実、ウメモドキの実、ジョロウグモ等。


10月1日(夕方)、横浜市緑区梅田川

 カワセミなら新治市民の森の鎌立谷戸の奥の池にもいるのだが、歩いて行くにはかなり距離があるし、新しい止まり木も立っていないし、この森は僕の森だと縄張り意識の高い鳥撮りマンもいるので、冬鳥が飛来するまで行く気が起きない。そんな私を可哀想だと思ったのか、梅田川や遊水池にたくさんの止まり木が立てられ、しかも美味しいお魚もいるからカワセミの個体数も多い。前記した鎌立谷戸の奥の池のカワセミはザリガニや小エビ等を捕っていたが、ここでは主にクチボソやアブラッパヤ等の小魚で、美味しさや栄養価に関しては分からぬものの、食べやすいのではなかろうか。今日も常連のBMWさんが来ていて、朝は大サービスだったんだがなあと首をひねっている。しかし、待つ事5分でカワセミが現れた。まったく私の来るのを待っていたようで、ばしばしシャッターを切ったのは言うまでも無い。

<今日見られた主なもの>鳥/カワセミの雄(写真上)、スズメ、コサギ等。


10月1日(午後)、横浜市緑区恩田川

 前述したように三保市民の森は草刈が入って、とてつもない貧果であったために、被写体探しでかなり時間をくってしまった。そこで、至近距離のスーパー「つるかめ」へ行ったが、何故だか弁当はすべて売り切れだったので、焼きそばと高菜おにぎりとマイタケの天ぷらを買って食べた。しかし、マイタケの天ぷらは予想以上に美味しく、とても満足の行く昼食となった。そんな訳で、健康昼寝もたっぷりとれて恩田川の田んぼへ行くと、新治市民の森に集う鳥撮りマンが集合していた。見るとノビタキが今日は3羽もいる。これはラッキーとデジスコを組み立て、皆さんが帰る頃には曇りとなって、一人で接近して撮影出来た。しかし、もう数メートルと前進すると、やはり気づかれて飛び去ってしまった。撮った写真を再生してみると、まあまあの出来だったので、梅田川へ行ってカワセミもゲットしようと早や上がりとなった。

<今日見られた主なもの>鳥/ノビタキ(写真上)、スズメ、ハクセキレイ、ハシブトガラス等。


10月1日(午前)、横浜市緑区三保市民の森

 いよいよ10月に入った。明日からは寒くなると予報されているが、今日は湿度の高い晴れとなった。いよいよ残暑ともお別れかと思うと、ちょいと寂しいものの、薮蚊君ともおさらば出来るのでほっとする。しかし、まだまだ体育の日頃までは要注意である。今日は行く所もなくなったし、風もやや強かったので三保市民の森へ行った。いつもの場所に車を停めて旧道に下りる途中、植栽だと思うがサワフタギの青い実が綺麗であった。また、今が盛りのヒガンバナにはキアゲハが吸蜜に訪れていた。このところ貧果が続いているので、まずは民家の庭先に咲いているコスモスをカメラに納めた。お次はマルバルコウソウとポイントへ行ってみたが、写欲を誘うものはなかった。その後、本命たる谷道へ入ったが、ああ無常、草刈がなされていて、これといった被写体には巡り会わなかった。そこで、アオツヅラフジの実が綺麗に色づいていたので素直に切り取った。

<今日見られた主なもの>花/コスモス(写真上左)、ヒガンバナ、ツルボ、ナンテンハギ、ゲンノショウコ、ノハラアザミ、アメリカセンダングサ、アキノノゲシ、ツユクサ、マルバルコウソウ、カタバミ等。蝶/キアゲハ、ヒメアカタテハ、ヒメウラナミジャノメ、イチモンジセセリ等。昆虫/アキアカネ、クロウリハムシ、キバラヘリカメムシ、チャバネアオカメムシ、ツマグロオオヨコバイ、アオバハゴロモ、アミガサハゴロモ等。その他/アオツヅラフジの実(写真上右)、サワフタギの実、トキリマメの実、ジョロウグモ、サツマノミダマシ等。


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