2012年:みちばた散策記

(1月)



1月31日、横浜市港北区新羽町

 里山写真クラブ第8回作品展は大盛況の内に、昨日無事に終了してほっとした。今年は年末から厳しい寒さが続いているが、持病に悩まされながらも散策を続けて1月最後の日となった。しかし、明日から3日間は大寒波がやって来るらしく、無理をせずに過ごさなければならない。今日は嵐の前の静けさなのか、朝こそ寒かったものの日中はぽかぽか陽気となった。雑木林の日溜りにあるウグイスカグラは、数輪だが花開いていて嬉しくなった。また、農耕地の畑の際にはホトケノザ、オオイヌノフグリ、ノボロギク等が咲いていて、明日から寒波がやって来る等という気配はまったく感じられなかった。今日はいつもと違ったコースで車に戻ったが、イヌビワの実が見られて何だか凄く得したように感じた。なぜなら舞岡公園等の横浜市でも南の方では見られるのだが、自宅近辺や多摩丘陵ではほとんど見られないからだ。

<今日見られた主なもの>花/ウグイスカグラ(写真上左)、ソシンロウバイ、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ノボロギク等。その他/イヌビワの実(写真上右)、ナンテンの実等。


1月30日、横浜市緑区横浜動物の森公園

 電気アンカの温度設定を強にしても暖かいと感じない朝が続いている。しかも昨日は風が強くて散策は休んで作品展のお手伝いに出かけた。なにしろAKB48並みの美熟女が会場に現れると、多くの鼻の下の長い鳥撮りおじさんが集るのである。今日は、「花虫さんは脂肪のあるものをとり過ぎる」と言われて摂生していたが、その為に皮下脂肪が薄くなり、寒さを乗り切るには吉野家の「十勝仕立て豚丼」を食べるしかないと、昼食前の2時間程を吉野家近くの横浜動物の森公園にまたしても行った。まだ散策していない小道を歩いてみると、お猿顔のセンダンの葉痕が出迎えてくれた。今でこそ道端冬芽葉痕普及協会会員だが、その昔は素人だったから、このHPの掲示板でもお馴染みのHさんに御教授頂いた葉痕である。また、近くにウスタビガの空繭もあったのでカメラに収め、早や上がりして「十勝仕立て豚丼」を食べ、健康昼寝の後に、今日が最終日の作品展会場へ向った。

<今日見られた主なもの>蝶/キアゲハの蛹等。昆虫/ウスタビガの空繭(写真上右)等。その他/センダンの葉痕(写真上左)、カラスザンショウの冬芽、アオキの実等。


1月28日(午後)、東京都多摩市豊ヶ丘南公園

 午後からは昨日の三ッ池公園での無念を晴らそうと、カモなら確実に撮影出来る豊ヶ丘南公園へ行った。横浜市内の雪はほとんど融けていて、町田市内に入ってもほんの少し残っている程度だったが、多摩市に入ると日陰の道路際にはかなり雪が残っていた。豊ヶ丘南公園でも北斜面には10センチ程の所もあって、先だっての積雪量はかなりのものと推察された。そんな訳で、回りを雪に囲まれているから気温はかなり低く、のんびりとデジスコ撮影を楽しむ状況ではなかったが、昨日の無念を晴らそうと頑張った。まずは一番多く見られるマガモのペアが噴水の施設の上で休んでいたので撮影し、あともう一枚違う種類のカモを撮ったら早や上がりと思ったが、こんな時はなかなか撮れないもので、結局、1時間半もかかってしまった。車に戻ると、ヒーターをがんがん効かせて帰宅した事は言うまでも無い。

<今日見られた主なもの>鳥/マガモの雌雄(写真上左)、ヒドリガモの雄(写真上右)、オナガガモ、キンクロハジロ、カルガモ、ハクセキレイ等。


1月28日(午前)、横浜市緑区横浜動物の森公園

 雪が降った後は気温が低いものだが、今朝はかなり寒かった。電気アンカの温度設定を弱にして眠るのだが、夜中に起きて中にし、早朝に目覚めて強にしたが、足をのせても暖かく感じなかった。そんな訳で、北国の人々はどのようにして暮らしているのだろうかと思わずにはいられなかった。今日は風が少々強くて何処へ行っても貧果が予想されたが、何故だか横浜動物の森公園へ行った。まずは前回見つけたキアゲハの蛹の安否が気になって民家に立ち寄り、無事を確認してから森の中の散策を開始した。雑木林の中には、とてもゴージャスな冬芽をつけたゴンズイの幼木や干乾びてはいるもののまだ紫色のムラサキシキブの実を見つけた。その後、前回と同じくヤマウコギやハリギリの幼木を見て回って、タテジマカミキリを探したが見つからなかった。車に戻る途中、住宅街の生垣で愛嬌溢れるジョウビタキの雌に出会った。

<今日見られた主なもの>蝶/キアゲハの蛹等。鳥/ジョウビタキの雌、メジロ等。その他/ゴンズイの冬芽(写真上左)、ムラサキシキブの実(写真上右)、サルトリイバラの実、ヘクソカズラの実等。


1月27日、横浜市鶴見区三ッ池公園

 昨日は開催中の里山写真クラブ第8回作品展の当番日で、一日中「かなっくホール」に詰めていたが、有り難い事に75名もの方がご来場下さった。今日は通院日なので、午前中のみの散策となったが、そろそろ野鳥を登場させたいし、下之池の「かいぼり」後の状態が気になったので三ッ池公園へ行ってみた。下之池はかなり雨が降ったので、予想以上に水位が回復していたが、今朝の冷え込みで氷が張っていた。残りの二つの池にも行ってみたが、寒さの為に羽の下に頭を入れて休むキンクロハジロがほとんどであった。これでは2枚の写真もおぼつかないと車に戻り、マクロレンズを装着したカメラに変えて散策を再開した。しかし、被写体はほとんど無く、まだ固いウメの蕾やニワトコの葉痕を撮ったりしたが彩りが乏しく、マンリョウがたくさん見られるポイントへ行ってカメラに納めた。そんな訳で、今日は今季一の貧果となった。

<今日見られた主なもの>花/ウメの蕾(写真上左)等。鳥/ハシビロガモ、キンクロハジロ、カルガモ、シジュウカラ、ハクセキレイ、モズ等。その他/マンリョウの実(写真上右)、ピラカンサの実、ヤブランの実等。


1月25日、横浜市青葉区元石川町

 昨日朝起きてみると、夜中に降った雪が積もっていて驚いたが、有り難い事に自宅近辺は積雪1センチ程であった。若い頃なら雪が降ると嬉しくてフィールドへ飛んで行ったが、この歳になると積雪は寒くなるので迷惑とばかりに、電気アンカ入りの布団にUターンとなった。午後からは、里山写真クラブ第8回作品展の搬入に「かなっくホール」へ出かけた。そんな訳で散策は出来なかったが、無事に展示作業は終了した。明日は当番日で散策出来ないから、今日は行っておかねばと身体に鞭打って出かけた。途中、雪が積もった丹沢の向うに、真っ白な富士山が浮かんでいた。今日の目的は街路樹として植栽されているモミジバフウの葉痕で、可愛らしい陽に焼けた少年の顔を見つけて嬉しくなった。また、日当たりの良い民家の庭から垂れ下ったオウバイが咲き始め、植木屋さんの畑では花芯が紫のロウバイも咲いていた。

<今日見られた主なもの>花/ロウバイ(写真上右)、ソシンロウバイ、オウバイ等。昆虫/ハラビロカマキリの卵のう等。その他/モミジバフウの葉痕(写真上左)、クコの実等。


1月23日、横浜市港北区新吉田町

 いゃー、3日間も本当に良く雨が降りました。以前記した坂井学著「身体を温めるとすべての痛みが消える」マキノ出版刊で「骨休め」を奨励していたが、それにしても3日間も雨だと休み過ぎの感もある。そんな訳で、久しぶりの散策に新吉田町へ行った。25日〜30日まで毎年恒例の里山写真クラブ作品展が「かなっくホール」にて開催されるし、週2回の通院もあるので、しばらくは自宅から至近距離のフィールドを短時間散策する事になるだろう。このところ貧果続きで、過去にはどんな被写体を撮っていたのだろうかと調べてみると、紅梅が登場していたので、1輪でも咲いていないかと植木屋さんの畑へ行ってみた。しかし、まだかなり蕾は固かった。どうやら長期間の乾燥と厳しい寒さで遅れているようだが、雨もたっぷり降ったし、来週末あたりから梅の便りが聞こえて来るかもしれない。

<今日見られた主なもの>花/シナマンサク、ソシンロウバイ、カンツバキ、ニホンスイセン、ホトケノザ等。蝶/アゲハの蛹等。その他/アカメガシワの冬芽(写真上左)、イボタの実(写真上右)、マンリョウの実、ナンテンの実、ヘクソカズラの実、ヒヨドリジョウゴの実等。


1月19日(午後)、東京都(仮称)ジョウビの森公園

 早野の里や寺家ふるさと村周辺には、お値段の高い食事処はあるものの、何故だか貧乏人向けのものは見当たらない。きっと、お金持ちが多く住んでいるのだろう。その昔、辺境の地と呼ばれていたのが嘘の様である。そこでセブンイレブンに行ったが、私の好きな青ネギたっぷりの焼そばは無く、豚肉たっぷりの焼うどんと紀州梅のおにぎりとなった。その後、お腹に張ったカイロが気持ち良い健康昼寝を貪った後に、(仮称)ジョウビの森公園へ行った。今日の狙いはルリビタキの雌なのだが、ポイントへ行ってみると、この公園の常連である天才龍ちゃんがいて、昨日から姿を現さないとの事であった。そこで、アオジがかなりいたので撮ろうと思ったがよそよそしく、仕方無しに枝に止まったシジュウカラやカワセミを撮影した。今日もジョウビタキの雌はサービスが良かったが、もう何遍も紹介しているのでシャッターは切らなかった。

<今日見られた主なもの>鳥/カワセミの雄(写真上左)、シジュウカラ(写真上右)、アオジ、メジロ、モズ、ヒヨドリ、ジョウビタキの雌、ハクセキレイ、カルガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、カイツブリ等。


1月19日(午前)、神奈川県川崎市麻生区早野の里

 明日から3日間も天気が悪そうなので、元気は出ないものの、早野の里へ行ってみた。目的はアワブキの冬芽で、微毛が生えていてとても暖かそうで、適度の曲がりがユーモラスに感ずるのである。アワブキは自宅近くの港北区、緑区、都筑区では見た事が無く、国道246号線を越えた、いわゆる多摩丘陵まで行かないと見られない。そんな訳でその昔、早野の里周辺の丘陵地帯ではアワブキを食樹とするスミナガシが普通に見られた。もっとも、同じアワブキを食樹とするアオバセセリが古い文献によると港北区内でも記録されているので、もしかしたら過去には自生していたのかもしれない。私の幼少の頃、焚き火の時に良く泡を吹いた木があった記憶が残っている。今日の目的は無事に完了したが、その後が続かない。そこで、以前にも紹介したジャコウアゲハの蛹を青空バックでカメラに納めた。

<今日見られた主なもの>蝶/ジャコウアゲハの蛹(写真上右)、モンシロチョウの蛹等。その他/アワブキの冬芽(写真上左)、マサキの実、マンリョウの実、ピラカンサの実等。


1月18日、横浜市緑区新治市民の森

 厳冬期だから被写体は少ないのだが、家にいてもやる事が無いし健康の為と割り切って散策している。また、昼食のメニューも今まで足繁く通った所は飽きてしまった。そんな理由から、スーパー「つるかめ」で297円のカキフライ弁当を食べようと至近距離にある新治市民の森へ行った。いつも期待を裏切らないスモモ畑や満倉谷戸へ寄ってみたが、これといった被写体がない。そこで、昼寝をしているラブラドール犬に八つ当たりして起こしてから、池ぶち広場方面へ行った。去年、ツマキチョウの蛹を見つけた土留めを丹念に探してみると、またしても見つけて嬉しくなった。いつ蛹になるのかは図鑑に書かれていないが、羽化は4月頃だから、かなり長い期間蛹の状態で過ごす事は間違いない。細身で枯れた茎の一部のように見えるから、天敵にも見つけられないのだろう。帰る途中、カワセミの池にも寄ってみたが、カチンカチンに凍っていた。


<今日見られた主なもの>蝶/ツマキチョウの蛹(写真上右)等。昆虫/ハラビロカマキリの卵のう(写真上左)等。その他/マンリョウの実、ナンテンの実、ヘクソカズラの実等。


1月17日、神奈川県大和市泉の森公園

 昨日は本当に寒々しい曇りで、散策へ出かける気が起きなかった。もっとも、1月に入って散策しなかった日は、午前通院の1日しかないのだから、骨休めには良い按配となった。まこと、雨が降らない天気が続いているという訳である。今日は風がやや強いと予報されていたので、すり鉢の底の様な地形で、頭上を風が通り過ぎる泉の森公園へ行った。例年ならルリビタキやミソサザイで賑わっているポイントへ寄ってみたが、カメラマンの姿は皆無であった。そこで、「しらかしの池」へ行ってみたが、カモ類は種類数も個体数も変化は無かったものの、ただカワウが2羽やって来ていた。カワウなんて海の近くへ行けばわんさか見られるのだが、何故か今季の初見初撮りとなった。その後、ジョウビタキとトモエガモの雄がいる「ふれあいの森」まで歩みを進めたが、イイギリの実を食べにツグミやヒヨドリが見られた位であった。

<今日見られた主なもの>鳥/カワウ(写真上左)、オナガガモの雄(写真上右)、ヒドリガモ、マガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、バン、アオサギ、コサギ、カワセミ、シジュウカラ、ツグミ、ヒヨドリ等。


1月15日、横浜市港北区新吉田町

 前にも記したように厳寒期は変化が乏しいので、一度散策したコースでは被写体に出会う確率がかなり低くなる。そこで、今日の新吉田町は前回散策していないコースで歩いてみた。ますは若雷神社の鳥居下の植木屋さんの畑へ行ってみたが、ロウヤガキがまだたわわに実を残し、農家の庭先にはニホンスイセンがかなり咲いていた。参道に入ると両脇に植栽されているソシンロウバイが満開で、ほのかな香りが漂って来た。急な石段を上がって、元旦に撮影したシナマンサクはかなり開いたかなあと丘の上の植木屋さんの畑に寄ってみたら、雨は降らないし寒い日が続いているが、それでも花弁が開いたものが2つあって嬉しくなった。その後、第3京浜都筑インター脇を通って杉山神社の方へ歩いて行ったが、今季初めてのモンシロチョウの蛹を農家のブロック塀で見つけてほっとした。

<今日見られた主なもの>花/シナマンサク(写真上左)、ソシンロウバイ、カンツバキ、ニホンスイセン、ホトケノザ等。蝶/モンシロチョウの蛹(写真上右)等。昆虫/ハラビロカマキリの卵のう等。その他/ロウヤガキの実、センリョウの実、マンリョウの実、ナンテンの実等。


1月14日、横浜市都筑区都筑中央公園

 今日は風がやや強くて雲が多い空だが、その内に風も止んで晴れるだろうと自宅を出発した。何処にしようかなあと考えたが、都筑区の公園巡りが続いているので、面積的には広いにもかかわらず、公園愛護会活動が盛んな為に自然度の低い都筑中央公園へ行った。散策を開始すると、照明灯の近くのシラカシにナミスジフユナミシャクの雄が止まっていた。しかし、樹肌に同化していてコントラストが低く絵にはならなかった。なる程、フユシャクの仲間の雄の色彩や紋様が地味なのは、きっと擬態なんだと納得した。その後、手摺昆虫観察を試みたが、やや風が強かったし寒かった為か何も見られなかった。そこで、まだかなり新鮮な実も残っていたのでガマズミの実を撮り、たくさん植栽されているアジサイの冬芽をカメラに納めた。以上、やはり予期したように都筑中央公園には被写体が少なかった。

<今日見られた主なもの>昆虫/ナミスジフユナミシャクの雄?等。鳥/アオゲラ等。その他/アジサイの冬芽(写真上左)、ガマズミの実(写真上右)、ムラサキシキブの実、ナンテンの実等。


1月13日、横浜市都筑区茅ヶ崎公園

 今日は平日で生態園は閉園しているが、久しぶりに茅ヶ崎公園へ行った。まずは、21日に開催予定の「落葉捲り昆虫観察会」のメインスポットとなる昆虫の谷へ行ったが、ツグミが飛来していて眉をしかめた。シロハラ、アカハラ、ツグミ等は、落葉や地中で越冬している昆虫やクモやミミズ等を食していると思われるからだ。そんな訳で心配になってちょいと落葉を捲ったら、エサキモンキツノカメムシが見られたのでほっとした。しかし、陽が差さない寒い場所なので、皆さん耐えられるのだろうかと不安になった。もっとも、中国家庭料理「嘉門」での美味しくて温かい食事が待っているのだから頑張って貰うしかない。今日は萎びたシオデやハダカホウズキの実が見られた位で被写体は無く、また、前述した自然の宝庫である生態園は閉園しているので、手摺昆虫観察やトイレ昆虫観察に励んだ結果、4種類のフユシャクを見つけ出す事が出来た。

<今日見られた主なもの>昆虫/ナミスジフユナミシャクの雄?(写真上右)、シロオビフユエダシャク、チャバネフユエダシャクの雌、ウスバフユシャク、エサキモンキツノカメムシ等。その他/シオデの実(写真上左)、ハダカホウズキの実、マンリョウの実等。


1月12日(午後)、東京都(仮称)ジョウビの森公園

 こんな寒い日は、電子レンジで温めた弁当でもちょいとねーと思い。また、喉がやられないようにと、ネギ一杯のすき家の白髪葱牛丼を食べた。田んぼでの健康昼寝も寒いのだが、お腹に貼ったカイロのお陰で短時間だが眠れた。もっとも、就寝中は使用厳禁のカイロなのだが、30分位の薄い布団を掛けての昼寝なら心配はいらないようだ。午後からは、このHPの掲示板でもお馴染みのyamatankenさんが、「花虫さん来ないかなあ」と、ジョウビタキのお嬢さんがお待ちかねのようなので(仮称)ジョウビの森公園へ行った。気温は相変わらず低いものの風は止んで、ここの主であるOさんは関内からやって来たというお金持ちの奥様と一緒にジョウビの雌と遊んでいたので、すぐに目的を果たす事が出来た。Oさんも人の子、美人さんには弱いようである。その後、ルリビタキの雌を狙ったが、絵になる場所には止まってくれなかった。

<今日見られた主なもの>鳥/ジョウビタキの雌(写真上)、シジュウカラ、ルリビタキの雌、カワセミ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、カルガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、カイツブリ等。


1月12日(午前)、横浜市都筑区鴨池公園

 今朝は、昨日の夕方から強くなった北風が残っていて、とても寒い。ラジオのニュースによると、今季一番の冷え込みで、NHKのある渋谷では4.5度との事であった。最近、坂井学著「身体を温めるとすべての痛みが消える」マキノ出版刊を読んで、使い捨てカイロをお腹に張っているので、これくらいなら散策可能と鴨池公園へ行った。まずは付近にある生産緑地を回ってみたが、これといった被写体は無いので、公園内のイボタの実や干乾びたヒヨドリジョウゴの実をカメラに納めた。公園のトイレの壁には今日も各種のフユシャクが集っていたが、不審者と思われて警察に通報されたらまずいので、手摺昆虫観察に切り替えた。するとナミスジフユナミシャクの雌(?)が這っていて、もう少し綺麗な場所に移動してよとお尻をくすぐったら、あーら不思議、活発に歩き始めた。今季一番の寒さもなんのその、さすがフユシャクと感嘆した。

<今日見られた主なもの>昆虫/ナミスジフユナミシャクの雌?(写真上右)、シロオビフユエダシャク?、チャバネフユエダシャクの雄等。その他/ヒヨドリジョウゴの実(写真上左)、イボタの実、マンリョウの実、ピラカンサの実等。


1月11日、横浜市緑区横浜動物の森公園

 なるべく冬芽葉痕は登場させないで散策記をアップと考えていたが、いよいよ実もなくなったから、そうとも行かなくなった。また、スーパー「つるかめ」で297円のエビフライ弁当も食べたいし、カツラの葉痕をまだ紹介していなかったので横浜動物の森公園へ行った。まずは保険としてトキリマメの実を撮り、本命のカツラの葉痕も撮ったので、散策記アップは可能と気が楽になり、ヤマウコギにタテジマカミキリはいないかな、イボタにウラゴマダラシジミの卵はないか等と探したが見つからなかった。更に、市営ひかりが丘住宅や東電住宅周辺をうろついて蝶の蛹を探したが、キアゲハの蛹は見つかったが絵になる場所ではなかった。そこで、団地入口の外灯に集って来て壁に止まるシロオビフユエダシャク(?)を撮影した。この他にも、チャバネフユエダシャクの雄等も見られ、フユシャク観察には最高だなとほくそ笑んだ。

<今日見られた主なもの>花/ソシンロウバイ等。蝶/キアゲハの蛹等。昆虫/シロオビフユエダシャク?(写真上右)、チャバネフユエダシャクの雄等。その他/カツラの葉痕(写真上左)、トキリマメの実、ヘクソカズラの実、センリョウの実、マンリョウの実、ナンテンの実等。


1月10日、横浜市都筑区東方公園周辺

 今日は午後4時に医者に行かなければならないし、何処へ行っても被写体はないし、散策は止めにしようかなと思ったが、やることもないし健康に良いからと重い腰を上げた。東方公園近くに車を停めて、まずは大原みねみち公園近くに植えられているトチノキの葉痕を撮りに行った。無事に目的は果たせたので、ちょいと手摺昆虫観察をしてみたら、チャバネフユエダシャクの雌がいた。その他は、これといったものは無さそうなので東方公園戻って周辺を散策した。しかし、前にも紹介したイラガの繭やナナカマドの実等はあったものの、紹介していないものは見当たらない。そこで、仕方無しに中華饅頭のようなツノロウカイガラムシを撮った。外見からは昆虫には見えないが、ネットで調べてみると、ロウ物質の中から虫体を取り出して顕微鏡で見ると、しっかりした形の小さな脚が腹面にへばりついた状態で存在しているとあった。

<今日見られた主なもの>花/ソシンロウバイ等。蝶/アオスジアゲハの蛹等。昆虫/ツノロウカイガラムシ(写真上右)、チャバネフユエダシャクの雌、イラガの繭、ハラビロカマキリの卵のう等。鳥/ジョウビタキの雄、モズ、シジュウカラ等。その他/トチノキの葉痕(写真上左)、ナナカマドの実、マユミの実、スイカズラの実、ナンテンの実、ピラカンサの実、ウメモドキの実等。


1月9日(午後)、横浜市緑区新治市民の森

 昼食は、お馴染みのスーパー「つるかめ」で、297円のカキフライ弁当と87円のイカフライを1個購入して食べた。お茶は持参したハウスの水出し麦茶だから、まこと安上がりで楽しくなる。カキフライは小さいのが4個、玉子焼きとナポリタン、キャベツの千切りと大根の漬物がほんの少々といたってシンプルであるが、それだからこそ良いのである。まことスーパー「つるかめ」の弁当は、シンプル・イズ・ベストの見本のようなものばかりである。その後、東電住宅の空地道路際で昼寝を貪った。最近、敷地はいくらか狭くなったが、真面目なサラリーマンなら手の届く3500万から4000万円の建売が建ち始めているので、空地がなくなるのも時間の問題かもしれない。その後、シンプル・イズ・ベストではないが、「鳥撮りは、カワセミに始まってカワセミに終る」という訳で、止まり木等のカワセミをシンプルな背景にて撮影した。

<今日見られた主なもの>鳥/カワセミの雄(写真上)、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、メジロ、モズ、シロハラ、ヒヨドリ、ノスリ、ハシブトガラス等。


1月9日(午前)、横浜市緑区梅田川

 今日も昨日に続いて、これを撮ろうと決めて梅田川へ行った。今日の「これ」はカラスザンショウの葉痕で、老人ホーム建設の為に雑木林を伐採し、表土だけとなったまま建築が始まらない丘に、カラスザンショウが逸早く進入して来たのである。土砂崩落や伐採等で陽が差し込む土地が生ずると、いち早く発芽成長して他を圧倒する植物の仲間をパイオニア植物(先駆植物)と呼んでいるが、この丘には他に、ニセアカシア、ホウノキ、アオギリ、ゴンズイ、クサギ等が見られ、これらの樹木もパイオニア植物に違いない。そんな訳で、目的のものは簡単にカメラに納まったが後が続かない。三保念珠坂公園で手摺昆虫観察を試みたが、痩せ衰えたシロスジショウジョウグモしか見られなかった。そこで、仕方なく畑の垣根として植栽されているネズミモチの実を撮って、なんとか2枚の写真を確保し散策記アップが可能となった。

<今日見られた主なもの>昆虫/イラガの繭等。その他/カラスザンショウの葉痕(写真上左)、ネズミモチの実(写真上右)、ピラカンサの実、ロウヤガキの実、ハナミズキの実、ツルウメモドキの実、ナンテンの実、サンシュユの実、マンリョウの実、ヘクソカズラの実、シロスジショウジョウグモ等。


1月8日(午後)、東京都(仮称)ジョウビの森公園

 昼食はセブンイレブンで焼ソバとおにぎり1個とも思ったが、やはり北八朔公園に隣接する東名高速港北PAへ行って、630円のアジフライ定食を久しぶりに食べた。その後、短時間の昼寝の後に、(仮称)ジョウビの森公園へ行った。ここの主であるOさんによると、ルリビタキの雌が現れているというのでポイントへ行ってみたが、カメラマンは皆無であった。そこで、あっちへぶらぶら、こっちへぶらぶらしてみたところ、これといった野鳥には出会えない。そこで、撒き餌に集って来るヤマガラとシジュウカラでも撮ろうと頑張った。これまた昆虫が鳥に変わったとはいえ、午前と同じ手摺の上やなあと苦笑したが、何にも撮れないよりはまし、ヤマガラはとても可愛いしシジュウカラも美しい配色の鳥である。次回は、是非ともルリビタキの雌とジョウビタキの雌を撮ろうと思いながら、早々帰宅の途に着いた。

<今日見られた主なもの>鳥/ヤマガラ(写真上左)、シジュウカラ(写真上右)、ルリビタキの雌、ジョウビタキの雌、カワセミ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、カルガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、カイツブリ等。


1月8日(午前)、横浜市緑区北八朔公園

 昨日の貧果に懲りて、去年の1月の散策記を見てみると、北八朔公園でマンサクの花を撮っていた。そこで頂きますと出かけてみたが、ああ無常、マンサクの木は枯れていた。これは困ったなあと、まずはノイバラの実を保険としてカメラに納め、手摺昆虫観察に励んでみると、テントウムシがいたのには驚いた。更に、チャバネフユエダシャクの雌を見つけて嬉しくなった。雄はクロスジフユエダシャクに似ているタイプが多いが、雌は翅がなくてやや黄色の白地に黒い斑模様をしていて、フユシャクの仲間ならではの雌雄の差だなあと感心する。ネットで調べてみると、出現期は1月に多いとあるので納得した。 普通に散策しているとなかなかお目にかかれないフユシャクだが、このHPの掲示板でもお馴染みの「ぴたき」さんがかなり観察しているので、手摺昆虫観察ならでは出会える昆虫とも言えそうである。

<今日見られた主なもの>昆虫/チャバネフユエダシャクの雌(写真上右)、テントウムシ等。鳥/ノスリ等。その他/ノイバラの実(写真上左)、サンシュユの実、マユミの実、マンリョウの実、サルトリイバラの実、ヘクソカズラの実等。


1月7日、横浜市緑区梅田川

 今日は北風がやや強かったが、昨日は通院の為に散策出来なかったので、行かねばと重い腰をあげた。人間ドックでは異常が無いのに、鍼灸もNG、手術もNG、既成薬や新薬もNGの慢性的な軽い痛み、「1ヶ月間の尿管下部の結石滞在が発症の契機となったのだから、もうこうなると、あれしかないね」との結論に達して、しばらく続く週2回の治療が始まった。そんな訳で、散策記も間遠となる事が生じそうである。今季は冬鳥の飛来が少ないし他の被写体も少ないので、治療に専念するには絶好である。治療費は保険で500円だが、交通費が760円かかり、合計1回1260円となる。また、10回から40回の治療となるので、お財布がかなり軽くなるものの治れば安いものである。私の様な痛みが続く方は、「慢性痛」とか「ペインクリニック」とかで検索して欲しい。ところで今日の散策は、貧果貧果で、まったく泣きたくなった。

<今日見られた主なもの>花/ソシンロウバイ等。その他/オニグルミの葉痕(写真上左)、コクサギの実殻(写真上右)、ツルウメモドキの実、トキリマメの実、ピラカンサの実、マンリョウの実、ナンテンの実、サンシュユの実、ロウヤガキの実等。


1月5日(午後)、東京都多摩市豊ヶ丘南公園

 明日は今年初めての通院の日となるので、午後も頑張ろうと思ったが、野鳥に関しての芳しい情報は相変わらず無い。そこで、新治市民の森や四季の森公園や薬師池公園や泉の森公園へでも行って、カワセミないしカモ類でも撮ろうかと思ったが、毎度御馴染み過ぎて行く気が起きない。そこで、このHPの掲示板に御投稿下さるS15さんに去年偵察に行って貰って普通種ばかりと聞いてはいたが、状況が変化したかもと期待して行ってみた。しかし、カモ類は、マガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、カルガモ等で寂しい限りである。数年前にトモエガモが飛来して、カメラマンがわんさか押し寄せたのは蜃気楼だったのではないかと思われる程、カメラマンは誰もいなかった。カワセミも現れたが絵になる場所では無く、午後の陽に染まる美しい水面に浮かぶマガモを撮って、早や上がりの帰宅となった。

<今日見られた主なもの>鳥/マガモの雄(写真上左)、マガモの雌(写真上右)、オナガガモ、キンクロハジロ、カルガモ、カワセミ、シジュウカラ、ハクセキレイ等。


1月5日(午前)、横浜市緑区長津田町(仮称)東名の森

 冬場は花や虫が次々に現れる季節と異なって一度散策してしまうと、見落としを除けば、これといった異なったものには出会えない。もっとも視点を変えて、蝶の卵や蛹、落葉の下等で越冬する昆虫といったものに的を絞れば、それなりの成果はあるのだが、なかなか気力が湧いて来ない。そこで、今日はまだ散策していなかった長津田町の(仮称)東名の森へ行った。ここには大きなカラスザンショウの木があるので、まずはその幼木を探したが、葉痕が目の高さにあるものには出会えなかった。そこで、ハラビロカマキリの卵のうでもと探してみると、ブルーベリーの小枝に普通より小さなものだが見つかった、お次は蝶の蛹だと、農薬をあまり使わない市民菜園へ行ってみたが、見つけ出す事が出来なかった。それにしても、12月に入ってからかなり注意して散策しているのだが見つからないのはどうした訳なのだろう。

<今日見られた主なもの>昆虫/ハラビロカマキリの卵のう(写真上左)等。鳥/ジョウビタキの雄等。その他/サルトリイバラの実(写真上右)、ムラサキシキブの実、マユミの実、ピラカンサの実、マンリョウの実、ナンテンの実、ツルウメモドキの実等。


1月4日、横浜市緑区梅田川

 今日も朝の内は曇っているのかなと思って外をみると、青空が広がって陽が射していた。冬至から数える程の日数しか経っていないが、幾分日が伸び陽の光が強くなったように感ずる。そこで、家にぐずぐずしていても仕方が無いので、梅田川へ行った。まずは例によって三保念珠坂公園で手摺昆虫観察を試みたら、可愛らしいコミミズクの幼虫がてくてくと歩いていた。また、独得の風貌のカラスハエトリの雌や小さな蜘蛛がかなり見られた。芝地の日溜りでは、昨日に引き続いてムラサキシジミが日光浴をしていた。その後、植木屋さんの畑へ行ってみたら、ロウヤガキやサンシュユやナンテンの実がまだかなり残っていて、ソシンロウバイが青空に美しく浮かんでいた。最後に、カラスザンショウの葉痕やハラビロカマキリの卵のうでもカメラに納めようと目を光らせたが、写欲を誘うものには出会えなかった。

<今日見られた主なもの>花/ソシンロウバイ(写真上左)等。蝶/ムラサキシジミ等。昆虫/コミミズクの幼虫(写真上右)、ハラビロカマキリの卵のう等。鳥/カワセミ等。その他/ピラカンサの実、サンシュユの実、ロウヤガキの実、マンリョウの実、ナンテンの実、ツルウメモドキの実、カラスハエトリ等。


1月3日(午後)、神奈川県川崎市麻生区早野の里

 いつもなら葛ヶ谷公園散策の後は、横浜家本店のハーフラーメンとライスを食べるのだが、「花虫さんは脂肪のあるものをとり過ぎる」との去年の有り難い友人からのお言葉が、新年明けても響いて来たので、ぐっと我慢してコンビニへ行って、ナポリタンとおかかのお握り1個を買って食べた。今日は朝寝をしたから昼寝は割愛して、久しぶりに鳥撮りをしようと思ったが行く当てが無い。冬鳥の飛来が遅れているので、確実に撮れる鳥といったら、各種カモ、カワセミ、モズ位である。そこでまずは上谷本町の田んぼへ行ってみたが、正月の食べ過ぎ解消、運動不足解消の為に付近の住宅街の方々が散策していて、落ち着いて写真を撮る雰囲気ではなかった。そこで早野の里へ転戦すると、モズの雄が出迎えてくれて盛んにポーズをとってくれた。その後、ジョウビタキやぁーいと探したが、電線に止まるムクドリだけであった。

<今日見られた主なもの>鳥/モズの雄(写真上)、ハクセキレイ、ムクドリ、ハシブトガラス等。


1月3日(午前)、横浜市都筑区葛ヶ谷公園

 今朝も、どんよりと雲っていて寒々しい。他の季節なら白トビが起こり難く、しっとりとした写真が撮れる曇り日は大歓迎だった筈だが、さすがに冬は風邪でも引いたら大変と散策に出かける気が起きない。まあ、年をとった証拠でもあるのだが、現役時代と異なって毎日でも散策出来るのだから、そう焦る事もあるまい。また、両親が亡くなってから兄弟や親戚が集るという絆も消えて、正月といえどもいつも通りの日々となっている。そこで、1時間ばかり布団にUターンして目覚めると晴れて来たので、昨日の強風で枯葉等が散らばった外回りを掃いてから、今年最初の葉痕はキハダにしようと葛ヶ谷公園へ出かけた。ほんの1時間程であったが、日溜りにムラサキシジミが羽を開いて日光浴をしていた。また、ゴンズイやムラサキシキブの実がまだ残っていて、植栽されたピラカンサの実をヒヨドリがやっと啄ばみ始めていた。

<今日見られた主なもの>蝶/ムラサキシジミ等。その他/キハダの葉痕(写真上左)、ムラサキシキブの実(写真上右)、アオキの実、ゴンズイの実、ヤツデの実、ピラカンサの実等。


1月2日、横浜市都筑区東方公園周辺

 今朝は久しぶりに曇っていて、外は寒々しいから様子を見ていたが、次第に青空が広がって来たので、短時間だが東方公園周辺を散策してみた。まずは、防火緑地帯のハナミズキの実を見に行ったが、ほぼ完全に落ちていた。周辺にジョウビタキの雄がいたが、まさか大きなハナミズキの実は食べられまい。次に、今日の目的であるイラガの繭を探したが、本当にたくさんあって嬉しくなった。例年なら昨日散策した新吉田町で撮影する事が多いのだが、かなり探したがなぜか全く見られなかった。今日も蝶の蛹を見つけようと畑に設置してある物置の壁や土留めや民家の塀等に注意して歩いたが、見つからなかった。また、新春なのだからソシンロウバイの花でもと思ったが、絵になるようには咲いていなかった。そこで植木屋さんの畑へ行ったら、ウメモドキ、ナナカマド、ナンテンの実があったので、カメラに納めて引き返した。

<今日見られた主なもの>花/ソシンロウバイ、ボケ等。昆虫/イラガの繭(写真上左)、ハラビロカマキリの卵のう等。鳥/ジョウビタキの雄、ジョウビタキの雌等。その他/ナナカマドの実(写真上右)、サンショウの実、マユミの実、スイカズラの実、ナンテンの実、ピラカンサの実、ウメモドキの実、ツルウメモドキの実等。


1月1日、横浜市港北区新吉田町

 年末の寒波から身体の調子がかなり悪く、ベートーヴェンの交響曲も第9番で終わりだったのだから、「つれづれ観察記」と「つれづれ散策記」で合計9年、来年からは中止にしようと思った位であった。しかし、ほんの少しだが寒波が緩み、また、ドクダミ茶を飲み始めたからか、いくらか調子が良くなった。安売りで1本88円の500ミリリットルの緑茶を常飲していたが、36袋入りで569円の山本漢方の「どくだみ茶」となったのだから、身体だけで無く、お財布も非常に健康的だ。そんな訳で、今日はお墓参りの後に新吉田町の杉山神社へ初詣に行った。心身ともに不調に陥ると、亡き両親や御先祖様、そして神様にすがりつきたくなる。初詣をすませると、言うまでも無く短時間だが散策してみた。今日の特筆事項は、丘の上の植木屋さんの畑のシナマンサクの蕾がほころび始めていた事だろう。やはり新春なのである。

<今日見られた主なもの>花/シナマンサクの蕾(写真上左)、カンツバキ、ソシンロウバイ、ニホンスイセン、ホトケノザ等。昆虫/ハラビロカマキリの卵のう等。その他/マサキの実(写真上右)、アオキの実、サンシュユの実、サンショウの実、マユミの実、アオツヅラフジの実、、ヒヨドリジョウゴの実、セイヨウカマツカの実等。


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