2月28日、横浜市港北区新吉田町
いゃー、インフルエンザに罹ってしまって、このHP開設以来最長の休養となってしまった。症状としてはタミフルを飲んだこともあってか、普通風邪よりやや厳しいかなといった程度であったが、なにしろインフルエンザなのだから自宅蟄居という訳である。数日経って寝飽きてしまったので、新しいパソコン乗り換え作業や操作練習をしたりして過ごした。昨日、薬が無くなったので医者に行くと、「治りましたね。薬はもう飲まなくても良いです」との事で、今日は、ぼちぼち散策を再開しようと至近距離の新吉田町へ行った。約一週間も休養していたのだから、さぞかし春は進んだのではと期待したが、シナマンサクやマンサクは満開となったが、梅や黄梅はほんの少し開花が進んだ程度であった。ところで、今季2月は風邪をひいたり雨の日が多かったり寒さも相変わらずで、また冬鳥の飛来も少なかったから、本当に良い写真が撮れなかった。
<今日見られた主なもの>花/ウメ(写真上左)、ホトケノザ(写真上右)、オウバイ、シナマンサク、マンサク、ニホンスイセン、ビオラ、オオイヌノフグリ、タネツケバナ等。その他/イボタの実等。
2月19日(午後)、横浜市緑区新治市民の森
今日の昼食は、スーパー「つるかめ」の297円のカキフライ弁当を久しぶりに食べようと行ってみたが、今日は作っていないらしく、仕方がないのでエビフライ弁当を食べた。その後、東電住宅の空き地脇の道で健康昼寝を貪ったが、いよいよ建売建設が始まるようで、下水等の工事が始まっていた。午後からは鳥影がとても薄くなった新治市民の森に、カワセミならば撮れるだろうと行ってみた。幸いな事にカワセミは居たが、コサギ、アオサギ、カワウが入れ替わり立ち代わりで現れたのには驚いた。目的のカワセミは数匹の小魚を食べると対岸の遠い所で休息となり、結局は良い写真が撮れなかった。今日は寺家ふるさと村の四季の家で、可愛い子ちゃん主婦であるコミリンさんの個展初日だから是非見に行こうと早上りとなったが、なんとなんと梅田川遊水池でカワセミがお待ちかねであった。
<今日見られた主なもの>鳥/カワセミの雄(写真上)、ホオジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、キンクロハジロ、コサギ、アオサギ、カワウ、ノスリ等。
2月19日(午前)、横浜市緑区梅田川
昨日に比べると風はだいぶ治まったが、時折吹く風はやはり冷たい。地球温暖化で昨夏は猛暑であったにもかかわらず、今年の冬はとても寒い。身体の調子が悪くなるのも当然かなと納得してしまう。心配された天皇陛下の心臓の手術は無事に終わり、公務復帰のリハビリがもう少し経つと始まるらしいが、もう皇太子に任せたら良かろうにと思うのは私一人ではなかろう。今日は何処へ行っても貧果が予想されたので、今まで期待を裏切らなかった梅田川へ行った。しかし、小道脇のウグイスカグラは1輪も咲いていなくて植木屋さんの畑へ上って行ったら、シナマンサクとベニバナマンサク(アカバナマンサク)が咲いていた。シナマンサクは既に登場しているのでベニバナマンサクに的を絞ったが、シナマンサクに比べると花弁がかなりカールしていて良い写真は得られなかった。その後、クサギの冬芽を撮って、なんとか2枚の写真がカメラに収まった。
<今日見られた主なもの>花/ベニバナマンサク(写真上右)、シナマンサク、オオイヌノフグリ等。昆虫/オオカマキリの卵のう等。その他/クサギの冬芽(写真上左)等。
2月18日(午後)、東京都(仮称)ジョウビの森公園
普通なら昼食は近くのラーメン屋「八戒」で食べるのだが、昨日、ギョウザ無料券を持っていたので横浜家へ行ったから、コンビニ弁当ですませた。寒いから健康昼寝は短時間となり、私の写真が気に入って欲しいという方がいるので、寺家ふるさと村の四季の家に寄ってから(仮称)ジョウビの森公園へ行った。地形的に風はかなり遮られるのだが、それでも寒い。まずはジョウビタキの雌が現れたが、今日の目的は他のものと小鳥類がたくさん見られるポイントへ行ったが、シジュウカラやヤマガラは絵になる小枝には止まってはくれなかった。それでも粘っているとルリビキの雌が現れたが、これまた良い場所には止まってくれない。そこで不本意だが、背景に緑を入れて柵の上に止まる絵柄で撮った。その後、他の鳥を探したが人馴れしたアオジやハクセキレイがいたくらいで、カワセミもサービスが悪かった。
<今日見られた主なもの>鳥/ルリビタキの雌(写真上)、ジョウビタキの雌、シジュウカラ、ヤマガラ、アオジ、ヒヨドリ、カワセミ、ハクセキレイ、カルガモ、キンクロハジロ、カイツブリ等。
2月18日(午前)、横浜市青葉区元石川町
寝る前は暖かかったので電気アンカをONせずに眠ったが、早朝かなり寒くなってスイッチを入れた。朝起きて外を見ると、ほんの薄っすらだが雪が積もっていた。三寒四温の寒へ逆戻りしたという訳である。しかも北風がかなりあって散策日和とは言えなかったが、久しぶりに元石川町へ行ってみた。途中、丹沢や富士山や奥多摩が遠望出来るが、まるで信州の山々のように、かなり白くなっていた。車を停めて、まずは民家の庭から垂れ下がるオウバイを撮りに行った。まだ咲き始めであったが、カメラに納める事が出来た。その後、植木屋さんの畑のロウバイを見に行ったが、こちらは今が満開で青空に浮かんでとても美しかった。その他には、日溜りにオオイヌノフグリが咲き、ナナホシテントウが見られたが写欲が湧かず、今季まだ紹介していなかったサンショウの葉痕を撮って早上りとなった。
<今日見られた主なもの>花/オウバイ(写真上右)、ロウバイ、ウメ、ツバキ、オオイヌノフグリ等。昆虫/ナナホシテントウ、オオカマキリの卵のう等。その他/サンショウの葉痕(写真上左)等。
2月17日、横浜市港北区新羽町
今日は、朝からかなり暖かい。陽射しも強くて春の訪れを感じさせるが、夕方から冬に逆戻りすると予報されていた。まこと三寒四温の季節が始まった。そんな訳で、今日は是非とも春を感じさせるものを撮りたいなあと新羽町へ出かけた。散策を開始すると、雑木林のウグイスカグラがちらほらだが咲き出していた。新羽丘陵公園へ行くと、日溜りの路傍にオオイヌノフグリやホトケノザが咲いていて、シナマンサクもかなり花開いていた。植木屋さんの畑に植栽されているネコヤナギの冬芽は褐色の皮を脱ぎ捨てて銀色に輝き、シナマンサクに比べるとだいぶ小ぶりとなるが、マンサクも咲いていた。また、民家の庭から小道に垂れるオウバイも数輪だが花開いていた。正午近くになると気温はぐんぐん上がったが、北風がやや強くてか、蝶や昆虫の姿は見られなかったものの、各所でモズが活発に餌をあさっていた。
<今日見られた主なもの>花/マンサク(写真上右)、シナマンサク、オウバイ、ホトケノザ、オオイヌノフグリ、ウグイスカグラ等。鳥/モズ等。その他/ネコヤナギの冬芽(写真上左)等。
2月16日、横浜市都筑区都筑中央公園
今日はどんよりと曇っていてとても寒い。こんな日は布団にUターンするか新しいパソコンやソフトの勉強かなと思ったものの、2月は雨が降ったり風邪をひいたり新しいパソコンを購入したりで散策へ出かける日が減っていたので、完全防寒で都筑中央公園へ行った。目的は梅林の紅梅で、少し前に、このHPの掲示板でもお馴染みの葛の葉さんが行ったら一輪咲いていたというので期待したのである。梅林に直行すると、一分咲きといった程度ではあったが無事にカメラに納める事が出来た。「梅が咲いた梅が咲いた真っ赤な紅梅が、寂しかった僕のフィールドに梅が咲いた」とマイク真木のバラが咲いたをもじって鼻歌を歌った。その後はこれといった被写体も無く、相も変わらず冬芽葉痕のお助けという訳で、今日はゴンズイの冬芽を撮った。車に戻る途中、ほんの少しだが雪が舞って来て更に寒くなった。
<今日見られた主なもの>花/ウメ(写真上右)、ソシンロウバイ、ニホンスイセン等。その他/ゴンズイの冬芽(写真上左)、アオキの実、イボタの実、ガマズミの実、トキリマメの実等。
2月15日(午後)、神奈川県大和市泉の森公園
午後からは何処へ行こうかなあと考えたが、天気予報によると3時頃から風が強くなるとあったので、風に強い泉の森公園へ行った。空は曇っているのだが気温はぐんぐん上がって、厚手のカストロコートでは暑いくらいとなった。その為か、しらかしの池にいるカモは1羽も眠っていなかった。また、餌付けされているジョウビタキの雄を「ふれあいの森」まで撮りに行ったが、こちらは気温上昇の為に自然の餌が動き始めたのか、ポイントに顔は出すものの、じっくり留まってはくれなかった。そこで、また泉の森公園へ戻ったが、浅い池のカワセミの止まり木にキセキレイが止まっていたり、しらかしの池の杭にマガモやバンが上っていたり、カワセミも色々な場所に止まってくれた。普通種だらけとはいえデジスコのシャッターをばんばん押して、やっばり泉の森公園は面白いなあと思った事は言うまでも無い。
<今日見られた主なもの>鳥/キセキレイ(写真上左)、ヒドリガモの雄(写真上右)、キンクロハジロ、ホシハジロ、オナガガモ、カルガモ、マガモ、コガモ、カイツブリ、コサギ、バン、ジョウビタキの雄、ツグミ、カワセミ、シジュウカラ、メジロ、スズメ等。
2月15日(午前)、横浜市都筑区鴨池公園
一昨日と昨日で新しいパソコンへの乗り換え作業はかなり終って、今日はマイクロソアトに、Outlook 2010のトラブルでサポートを受けてから出発した。そんな訳で、現地到着は10時半となってしまった。そこで鴨池公園の北側半分のみの散策となった。まずは例によって何も撮れない時の保険として、アキニレの葉痕をカメラに納めた。もっとも、今季は可愛らしい良い写真が撮れていなかったで、再挑戦せねばならぬとも思っていたのだ。今日は、褐色の帽子を被った可愛らしい葉痕を見つけて微笑んだ。次に、これまた保険として防火緑地のサンシュユの蕾を撮った。真ん中に黄色い花弁が見えるので、咲き出す時期はかなり近づいているようである。その後、本命のアオキの実やエノキタケを探したが、今一良い写真は得られなかったものの、エノキタケは雨上がりに行けばかなり期待出来そうであった。
<今日見られた主なもの>花/サンシュユの蕾(写真上右)、シナマンサク等。キノコ/エノキタケ等。その他/アキニレの葉痕(写真上左)、アオキの実、マンリョウの実、ヘクソカズラの実等。
2月12日(午後)、横浜市緑区新治市民の森
午後からは自宅に戻って、新しいパソコンへの乗り換え作業でもしようかなあとも思ったが、のんびりゆっくりやれば良いし、天気予報によると明後日あたりに雨とあったので、その日にやればと、久しぶりに新治市民の森へ行った。デジスコを担いで梅田川遊水池に行くと、キンクロハジロの雌が1羽いて嬉しくなった。去年はハシビロガモの雄がいたのだから、狭い池だが侮れない。その後、鎌立谷戸のカワセミの池に行く途中、モズの雌とジョウビタキの雄に出会ったが、まあまあの出来の写真はモズのみで、またしてもジョウビタキの雄の今季初撮りは叶わなかった。カワセミの池へ行くと、常連さんは帰り支度で、「なんにも出ないよ」とぼやいていたが、せめてカワセミの登場と期待したのだが姿をみせなかった。また、最奥のジョウビタキの雄も小枝の込み入った場所に止まっていて、写欲が湧かなかった。
<今日見られた主なもの>鳥/モズの雌(写真上左)、キンクロハジロの雌(写真上右)、ジョウビタキの雄、ヤマガラ、シジュウカラ、コサギ等。
2月12日(午前)、横浜市港北区新吉田町
古いパソコンから新しいパソコンへの乗り換え中、このHPのパソコンに保存してあるデーターがかなり消えて、顔が真青になったが、なんとかプロバイダーのサーバーから転送コピー出来て、ほっとした。新しいホームページ・ビルダー16でも問題点が生じているが、今日は日曜日でサポートが休みなので、散策しないと健康に悪いと久しぶりに出かけた。神奈川県内でも梅の開花が始まったらしいので、新吉田町でも開花しているのではないかと期待したが、1本の木に2輪だけ咲いていたが、手の届かぬ高い所であった。そんな訳で、かなり膨らみ始めた紅梅の蕾を撮った。今日の特筆事項はルリタテハが日光浴をしていた事で、羽の破損はほとんど無く、とても綺麗な個体であった。また、農家の庭先のオウバイやビオラがほんの少しだが咲き始め、路傍のオオイヌノフグリやホトケノザの花の数は増していた。
<今日見られた主なもの>花/ウメの蕾(写真上右)、オウバイ、シナマンサク、ニホンスイセン、ビオラ、ホトケノザ、オオイヌノフグリ等。蝶/ルリタテハ等。その他/キウイの葉痕(写真上左)、イボタの実、コウヤボウキの綿毛等。
2月9日(午後)、東京都(仮称)ジョウビの森公園
あんまり通うと飽きてしまうが、50円の割引券を貰ったので、吉野家へ行って「十勝仕立て豚焼定食」と白菜のお新香を食べた。その後、恩田川の田んぼで健康昼寝をした後に、多摩市の豊ヶ丘南公園へ行ってみた。しかし、水面は美しいものの見られる野鳥は前と変らず、雪は融けていたがかなり寒い。尾根幹道の向うは北国の様である。そこで、昨日、良く撮れなかったスズガモの雄を撮ろうと、またしても(仮称)ジョウビの森公園へ行った。相変わらず落ち着きが無いカモでかなり難儀したが、証拠写真程度のものは撮れた。ここの公園の池の水面は、シラカシの大木の葉が映ってダークグリーンとなり、どうしても暗い写真となってしまう。今日も昨日同様にジョウビタキの雌やモズの雌はサービスが良かったが、ルリビタキの雌は絵にならない場所ばかりに止まって、撮影する気にはなれなかった。
<今日見られた主なもの>鳥/スズガモの雄(写真上左)、カルガモ(写真上右)、キンクロハジロ、カイツブリ、ジョウビタキの雌、ルリビタキの雌、シジュウカラ、ハクセキレイ、モズ、ヒヨドリ等。
2月9日(午前)、横浜市緑区新治市民の森
先だっての観察会で茅ヶ崎公園生態園にも行ったが、その時に可愛らしい顔の葉痕を見つけ、冬芽の女王から虫目の女王へと変身し続けているHさんに聞いたところ、さすが昔取った杵柄、即座にミツバウツギと御教授頂いた。ミツバウツギは緑区のフィールドへ行くと良く見られるのだが、都筑区に、こんなに生えているとは思わなかった。そこで今日も貧果が予想されたので、ミツバウツギの葉痕を撮ろうと新治市民の森の鎌立谷戸へ行った。この森にはかなりたくさん生えているので目的はすぐに達成されたが、あと1枚が続かない。そこで、かなり萎びたノイバラの実をカメラに納め、ちょいとばかり落葉捲り昆虫観察を試みると、ゴマダラチョウの幼虫とチャバネアオカメムシを見つける事が出来た。また、帰路の途中、日当たりの良いブロック塀にナナホシテントウが2匹も這っていた。
<今日見られた主なもの>蝶/ゴマダラチョウの幼虫等。昆虫/ナナホシテントウ、チャバネアオカメムシ、オオカマキリの卵のう、チョウセンカマキリの卵のう等。鳥/ジョウビタキの雄等。その他/ミツバウツギの葉痕(写真上左)、ノイバラの実(写真上右)等。
2月8日(午後)、東京都(仮称)ジョウビの森公園
午前中はかなりの暖かさが残っていたが、正午近くになると寒くなって、昼食は東名高速港北PAの「横浜うまいもん亭」へ行って、550円の豚汁定食を久しぶりに食べた。その後、上谷本町の田んぼで昼寝をした後に、(仮称)ジョウビの森公園へ行った。日本海側や東北、北海道では記録的な大雪で、そろそろ冬鳥が首都圏に避難して来るのでないかと思っているのだが、今のところ左程の変化は無い。また、前述したパソコンの勉強もせざるをえなくなって時間的な余裕も無いから、デジスコのシャッターが切れれば良しという近場巡りである。今日は珍しいスズガモのペアが入っていたが、動きが早くてデジスコでは追い切れなかった。そこで、のんびりと浮かぶカイツブリと毎度お馴染みのジョウビタキの雌を撮った。午後3時を過ぎると空は暗くなり気温はかなり下がって、帰る頃には氷雨がぽつりぽつりと落ちて来た。
<今日見られた主なもの>鳥/カイツブリ(写真上左)、ジョウビタキの雌(写真上右)、シジュウカラ、ハクセキレイ、モズ、ヒヨドリ、スズガモ、キンクロハジロ、カルガモ等。
2月8日(午前)、横浜市緑区梅田川
寒い日にシャンプーして眠ったら鼻風邪をひいてしまって、4日の落葉捲り昆虫観察会には出られたものの、翌日の5日は一日中布団の中で眠っていた。その後、2日続きの雨となって、結局、3日間も散策出来なかった。まあ、風邪は休めば治るのだが、パソコンの調子が悪くなって、新しいパソコンを購入した。しかし、Windos7だから今まで使っていた画像処理ソフトやホームページ作成ソフトもバージョンアップせざるをえなくなり、これからかなり勉強せねばならなくなった。今のところ、旧パソコンで簡易な画像処理とホームページ作成は出来ているが、突然、このHPが更新出来なくなる怖れもあるので、旧パソコンが完全に壊れる前に、なんとか新しいパソコンを使いこなせるようになりたいものである。話は随分と横道に逸れてしまったが、今日の散策は、シナマンサクこそだいぶ咲いてが、悲しい程の貧果となった。
<今日見られた主なもの>花/マンサク、シナマンサク等。その他/ムクロジの葉痕(写真上左)、トキリマメの実(写真上右)、ヤマアカガエル等。
2月4日、横浜市都筑区茅ヶ崎公園
今日は悪天候の為に1月は延期となり、2月に仕切り直しとなった観察会の日である。テーマは「落葉捲り昆虫観察」という、実に地味でマニアックだから集まりが心配されたが、それでも5名の方が参加された。まずはモウソウチク林の下のエノキの大木の寝際の落葉を捲って見たが、1個所はエサキモンキツノカメムシやワカバグモが見られた位で大物はいなかった。そこで昆虫の谷へ行ったが、落葉で冬眠する昆虫の大敵であるツグミの群れがいて、これでは期待薄かなと思われた。しかし、何本ものエノキの大木が生えているので探してみたら、相変わらずエサキモンキツノカメムシが多いものの、1個所では5匹程のゴマダラチョウの幼虫を見つけ出す事が出来た。その後、ぴたきさんが朝の内に見つけておいてくれた手摺にいるウシカメムシに会いに行き、中国家庭料理「嘉門」で食事の後に生態園で遊んだ。
<今日見られた主なもの>蝶/ゴマダラチョウの幼虫(写真上左)等。昆虫/ウシカメムシ(写真上右)、エサキモンキツノカメムシ、ヒメカメノコハムシ、ムーアシロホシテントウ、ウスキホシテントウ、フユシャクの仲間の雌等。その他/ワカバグモ、マンリョウの実、ヤブランの実等。
2月3日、横浜市港北区新吉田町
今朝は天気予報通りの冷え込みで、暦の上では立春なのだが、かなり首を傾げたくなる。例年なら寒紅梅が咲き始めているのだが、丘の上の植木屋さんの畑へ行ってみると蕾はかなり固かった。ここにはとても大きなロウバイがあるのだが、こちらはそろそろ花が開き始めていた。例によって日当たりの良い場所のシナマンサクを見に行ったが、こちらは先だっての雨が幸いしてか、かなり開花していた。路傍には、ホトケノザ、ナズナ、オオイヌノフグリ等の春を告げる野の花が咲き始めているが、この寒さだと撮る気になる咲き具合とは言い難い。谷を挟んで反対側の小道を登って行くと、まだかなり新鮮なヒヨドリジョウゴの実がぶら下がっていて驚いた。また、コウヤボウキの綿毛も残っていて、乾燥が激しく寒い今の時期に飛んで行っても、発芽は無理なのだから当然とも言える。
<今日見られた主なもの>花/シナマンサク(写真上左)、ロウバイ、ニホンスイセン、ホトケノザ、ナズナ、オオイヌノフグリ等。その他/ヒヨドリジョウゴの実(写真上右)、ノイバラの実、コウヤボウキの綿毛等。
2月2日(午後)、東京都(仮称)ジョウビの森公園
午後からは、(仮称)ジョウビの森公園へ行った。こんなに寒くては鳥撮りカメラマンは少ないだろうと思ったら、やはり天才龍ちゃんやS15さん夫妻等は見えていなかった。また、この公園の主であるOさんも早や上がりしたらしく、藤棚横でジョウビタキの雌を撮っていると、何処かで見かけた事のある方がやって来た。大きなマスクをかけているし、高価なキャノンの100〜400ミリのレンズなので人違いかなと思っていたら、「あんりゃまあ、花虫とおるさんではありませんか、毎日、ホームページ見ていますよ」と言うので驚いた。やはり、去年、廉価版の300ミリズームで毎日の様に鳥撮りに来ていたご婦人であった。手持ちで定評のあるレンズにしたのだから、ますます鳥撮りに嵌ったようである。その後、ご婦人と別れてルリビタキの雌のポイントへ行ってみると、「あんりゃまあ、花虫とおるさんではありませんか、毎日お待ちしていました」と即座に現れた。
<今日見られた主なもの>鳥/ジョウビタキの雌(写真上左)、ルリビタキの雌(写真上右)、シジュウカラ、ハクセキレイ、モズ、ヒヨドリ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カルガモ、カイツブリ等。
2月2日(午前)、横浜市緑区新治市民の森
今朝はさすがに寒かった。掛け布団を増やせば良いのか、それとも厚着して寝れば良いのか等と考えてしまう程であったから、電気アンカが無ければ大変な事になっただろう。明日朝はもっと冷えるらしいので、もう好い加減にしてよと言いたくなる。地球温暖化が叫ばれて久しいが、雪国では記録的な降雪量となっているらしい。今日もやや北風が強くて何処へも行きたくないなあ、行っても貧果に見舞われるだけだなあと気が重かったが、やる事が無いので新治市民の森の旭谷戸へ行った。いつもの所に車を停めて梅田川を下って行ったが、これといった被写体には出合えない。踵を返して旭谷戸奥へ歩みを進めたが、オオカマキリの卵のうがたくさんある位で、これまた被写体には出合えない。やはり予想通りの貧果であったが、ただ、車に戻る途中の日当たりの良い斜面にキタテハが飛んでいた。寒くとも春は近づいているのである。
<今日見られた主なもの>花/ロウバイ等。蝶/キタテハ等。昆虫/オオカマキリの卵のう(写真上左)等。その他/ヘクソカズラの実(写真上右)、トキリマメの実、ナンテンの実等。
2月1日(午後)、神奈川県大和市泉の森公園
今日の昼食は、スーパー「つるかめ」の297円のカキフライ弁当かセブンイレブンの焼ソバにしようと思ったのだが、ドクダミ茶しか持って来なかったので、お茶も買わなければならない。そうすると割安感がなくなるので、東名高速港北PAの「横浜うまいもん亭」へ行って630円のアジフライ定食を久しぶりに食べた。もちろん、お茶は飲み放題、漬物は食べ放題である。正午を過ぎると気温はかなり上がって、快適健康昼寝の後に、風が強くても鳥撮り可能な泉の森公園へ行った。予想した通りに周りは風がやや強かったが、「しらかしの池」周辺は風が無くて暖かく、腰を据えてのデジスコ撮影にはぴったりといった按配であった。こんな日に鳥撮りが出来るのとの疑問符を投げかけられそうだが、もう何遍も記しているように、すり鉢状の地形の底にいるのだから、強風は頭上を通り抜けて行くという訳である。
<今日見られた主なもの>鳥/コサギ(写真上左)、ハクセキレイ(写真上右)、ヒドリガモ、オナガガモ、コガモ、マガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カルガモ、カイツブリ、バン、アオサギ、カワセミ、シジュウカラ、ツグミ、ヒヨドリ、キジバト等。
2月1日(午前)、横浜市緑区三保市民の森
今日は天気予報通り、朝から南よりの風がとても強い。立春を過ぎていたら春一番だったのにと、ラジオの天気予報のキャスターが残念そうに話していた。こんな日は風が遮られる三保市民の森しかないと出発し、極秘の場所に車を停めて旧道に下って行くと、トキリマメの実がまだたくさんぶら下がっていた。今日も株立ちのオニグルミの葉痕を見に行くと、可愛らしいリトリバー犬の顔がたくさん並んでいて、カメラの中に納める事となった。その後、三保平へ登って行くと、ロウバイがかなり咲いていた。ここのロウバイは何故だか花芯の白いソシンロウバイも同じ株から生えていて、こちらの方は花期が少し早いから生気を失い萎び始めていた。いつものなら風の強い日は谷道へ行くのだが、今季まだ散策していないレモンガス上の雑木林へ行ってみたら、本当に風が強くて何も撮らずに引き返した。
<今日見られた主なもの>花/ロウバイ(写真上右)等。その他/オニグルミの葉痕(写真上左)、トキリマメの実、ナンテンの実等。