2012年:みちばた散策記

(10月)



10月31日(午後)、神奈川県大和市泉の森公園

 1ヶ月前からドクダミ茶を300ml、普通のお茶を500ml持って出発するが、涼しくなったから余ってしまうことが多くなった。そこでスーパー「つるかめ」にてカキフライ弁当と切り干し大根の煮付を買って食べ、持参しているお茶をかなり飲んだ。その後、カモがだいぶ入ったのではと泉の森公園へ偵察に出かけた。マガモ、コガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ヒドリガモが飛来していた。これに留鳥のカルガモ、カイツブリ、バンが加わるから、「しらかしの池」はかなり賑やかで、アオサギが乗って折れてしまったカワセミの止まり木は今日の午前中に変えられたが、肝心のカワセミはやって来ずにキセキレイが何遍もやって来た。以上、これといった珍しい鳥はいなくとも、ばしばしシャターの切れる泉の森公園はやはりとっても楽しい。

<今日見られた主なもの>鳥/ヒドリガモの雄(写真上左)、キセキレイ(写真上右)、ハクセキレイ、マガモ、コガモ、カルガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、カイツブリ、バン、コサギ等。


10月31日(午前)、横浜市緑区梅田川

 このところ喉に膜が貼った様に感じられ、全身の節々が痛かったりして、風邪気味かなと思っていたら、膝関節がかなり痛くなり、昨日は散策を休止して整形外科に行った。整形外科で湿布薬と風邪薬を貰ってぐっすり寝たら、膝の痛みはほとんど無くなった。そこで、アップダウンの少ない梅田川周辺を散策する事にした。まずは三保念珠坂公園下へ行ったが、昆虫の姿はほとんど無かったが、クズの葉にオジロアシナガゾウムシがいたので慎重に撮影した。その後、ツルウメモドキの実とその葉にいるキバラヘリカメムシを探しに行ったが、今年は台風があったからか実はついていなく、キパラヘリカメムシも見られなかった。そこで植木屋さんの畑に寄ってみたら、これまた例年よりかなり少ないがロウヤガキが実っていたので撮影した。

<今日見られた主なもの>花/ヨメナ、ヤクシソウ、セイタカアワダチソウ、コセンダングサ、ダイコンソウ、ハキダメギク等。蝶/ルリタテハ、キタテハ、キチョウ、ヤマトシジミ等。昆虫/オジロアシナガゾウムシ(写真上右)、ツマグロオオヨコバイ等。その他/ロウヤガキの実(写真上左)、ゴンズイの実、クサギの実等。


10月29日、横浜市港北区新吉田町

 昨晩はかなり激しく雨が降った。朝からは清々しい青空が広がったが、気温が低くなったので日陰の下草等の雨滴はまだ残っているだろう。そう考えて日向の多い新吉田町へ行った。まずは前回見られなかったクサギの葉上でクサギカメムシを見つけ、今日も幸先良いスタートとなった。昆虫の多い季節だと最も普通なクサギカメムシは無視であったが、今は貴重な被写体である。そんな訳で、今日は昆虫だけで行こうと探したが、有名女子高の眼鏡をかけたオールドミス教師の様な顔をしたハラビロカキマキリや、神奈川県出身のタレントである柳沢慎吾のような顔のオンブバッタ位で、これといったものは見つからなかった。やっぱり今日ももう一枚は木の実草の実の写真かなあと覚悟したが、日溜りにアキアカネがいたので背景を選んで撮影した。

<今日見られた主なもの>花/アカバナユウゲショウ、コウヤボウキ、ベニバナボロギク、ヨメナ、セイタカアワダチソウ、コセンダングサ、クサギ等。蝶/アカボシゴマダラ、ツマグロヒョウモン、ルリタテハ、キタテハ、ヒカゲチョウ、モンシロチョウ、キチョウ、ウラナミシジミ、ベニシジミ、ヤマトシジミ等。昆虫/アキアカネ(写真上左)、クサギカメムシ(写真上右)、アオバハゴロモ、オンブバッタ、コバネイナゴ、ハラビロカマキリ、ナナホシテントウ等。鳥/カケス、ジョウビタキ、モズ、ハシブトガラス等。その他/ノブドウの実、ヒヨドリジョウゴの実、カラスウリの実、アオツヅラフジの実、ツルウメモドキの実、クサギの実等。


10月28日、神奈川県川崎市麻生区早野の里

 今日は午後から雨との事なので、健康昼寝の後は寺家ふるさと村の四季の家にて開催中の私の写真展に詰めようと思い、寺家町と鶴見川を挟んで反対側となる早野の里へ行った。まずはジャコウアゲハの蛹を探しに行ったが、草刈りが遅く行われたらしくウマノスズクサは小さくて食痕はほとんど無かったが、それでも二つの蛹を発見出来た。今日は幸先が良いなあとほくそ笑んだら、ああ無情、雨がぱらついて来た。そこで雑木林の縁の雨が当たらない場所へ行って、なんでも良いからカメラに納めねばと探したら、ヤブムラサキ、ムラサキシキブ、ガマズミ、スイカズラの実があって、自宅近辺では見られないヤブムラサキの実をカメラに納めた。その後、雨が本降りとなり車に戻ったから、今日は本当に短時間で狭い場所のみの観察となった。

<今日見られた主なもの>花/ヤクシソウ、ノハラアザミ、タイアザミ、コウヤボウキ、セイタカアワダチソウ等。蝶/ジャコウアゲハの蛹(写真上右)等。昆虫/アオバハゴロモ等。その他/ヤブムラサキの実(写真上左)、ムラサキシキブの実、コバノガマズミの実、ガマズミの実、スイカズラの実等。


10月27日、神奈川県平塚市土屋

 今日は待ちに待った臨時道端自然観察会の日である。今月は先だっての新治市民の森だけのつもりでいたが、ローカル色豊かな平塚市土屋を散策したいという方が多くて、臨時の開催となった。散策を開始すると、まずはリンドウを見に行ったが、今年はうまい具合の草刈りで、小さなものだがかなり咲いていて嬉しくなった。また、横浜市内では少ないアキノキリンソウもたくさん見られた。次に、リュウノウギクのポイントへ行ったが、こちらはちらほら咲いている程度で、さすが一年のしんがりをつとめる野の花だなあと苦笑いを浮かべた。その後、各所を回ったが、砦の小道にコセンダングサが咲いていて、多くの蝶が見られた。また、美味しそうなミカンやカキが各所に実っていて、農家の方がいれば分けて貰らうんだがと思ったが、さすが土屋、すれ違う人はほとんどいなかった。

<今日見られた主なもの>花/メナモミ(写真上左)、リンドウ、ホトトギス、リュウノウギク、アキノキリンソウ、ノハラアザミ、タイアザミ、コウヤボウキ、コシオガマ、ダイコンソウ、ヤクシソウ、ヨメナ、シロヨメナ、シラヤマギク、ノコンギク、セイタカアワダチソウ、コセンダングサ、アキノノゲシ、イヌタデ、ミゾソバ、ツルボ、ヤマハッカ、ワレモコウ、ツリガネニンジン、ゲンノショウコ、マルバフジバカマ等。蝶/ツマグロヒョウモン、キタテハ、アカボシゴマダラの幼虫、クロコノマチョウ、モンシロチョウ、モンキチョウ、キチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、チャバネセセリ等。昆虫/オオアオイトトンボ、ナツアカネ、アキアカネ、オジロアシナガゾウムシ、クロウリハムシ、マルカメムシ、ハナアブ、シマハナアブ、゜オオスズメバチ、ツユムシ、セスジツユムシ、コバネイナゴ、ツチイナゴ、ハラビロカマキリ、オオカマキリ、ホシホウジャク等。鳥/オオタカ、ノスリ、モズ、ジョウビタキ、スズメ等。その他/アメリカイヌホウズキの実(写真上右)、アオツヅラフジの実、カラスウリの実、ガマズミの実、エビヅルの実、ノブドウの実、トキリマメの実、アケビの実等。その他/シュレーゲルアオガエル、ヤマカガシ等。


10月26日、横浜市都筑区茅ヶ崎公園

 このところ貧果続きなので、今日はハダカホウズキの実とコウヤボウキに狙いを定めて茅ヶ崎公園へ行った。まずはキノコ横丁を覗いて見たが、褐色の小さなキノコが生えているだけだった。次にハダカホウズキのポイントへ行ったが、ここは台風の風が当たらなかったらしく、5株程のハダカホウズキが見事に実っていた。次に昆虫横丁へも寄ったが、ここは公園愛護会活動が盛んで、下草は再び刈り取られていた。そこで、その上の尾根のコウヤボウキを見に行ったが、こちらは刈るのを気遣っているらしく、たくさん咲いていて嬉しくなった。その後、いつものコースで一回りしたが、これといった被写体には巡り会わず、車に戻る途中の緑道で、アカボシゴマダラの幼虫を見つけた。終齢に近いものもいて、今後どうなるのだろうかと心配になった。

<今日見られた主なもの>花/コウヤボウキ(写真上左)等。蝶/アカボシゴマダラの幼虫(写真上右)、ヒカゲチョウ、ムラサキシジミ、ツバメシジミ、チャバネセセリ等。昆虫/アキアカネ、アシブトハナアブ、オンブバッタ等。その他/ハダカホウズキの実、ゴンズイの実等。


10月25日(午後)、横浜市緑区恩田川

 昼食は久しぶりにスーパー「つるかめ」にて、野菜たっぷり焼きそば、高菜おにぎり、男爵コロッケを各1個買って食べた。相変わらずの曇り空が続いていて、健康昼寝にはベストシーズンの筈だが、掛け布団が必要となった。小一時間程して目覚めると、先だっての観察会の時に見られたマヒワの群れはまだいるかなと新治市民の森へ行ったが、マヒワは見られず、カワセミもいないので、恩田川の田んぼに転戦した。車をゆっくり走らせているとチョウゲンボウが杭に止まっていたが、車を停めて降りると何処かへ姿が消えていた。そこで畑に植えられているタラノキに止まっているモズの雄を見つけ、かなり距離があったが緑のバックで撮影した。その後、何かかあってはと寺家ふるさと村の写真展会場に向かったが何も無く、今日も多くの方々が来てくれたようでほっとした。

<今日見られた主なもの>鳥/モズの雄(写真上)、チョウゲンボウ、ハクセキレイ、スズメ、ハシブトガラス等。


10月25日(午前)、横浜市緑区横浜動物の森公園

 今朝起床した時はほんのちょっと雨がぱらついていたが、家を出る時には上がった。まこと近頃の天気は短い周期で変化する。今日はこれといった当てがある訳ではないが、ローテンション的に横浜動物の森公園だなと迷う事無く決まった。車を降りるとかなり気温が低かったので、もう一枚羽織って、蚊取り線香無しで散策を開始した。まずは昆虫横丁に寄ったが、ノーインセクトでクサギの実をカメラに納め、丘の上の畑やズーラシアに隣接する地帯も散策したがこれといったものは無く、雑木林の中に咲くシロヨメナを撮って掘立小屋広場に行くと、ツチイナゴの幼虫がいて驚いた。成虫越冬とはいえ今の時期にこんな小さな幼虫では、無事に成長出来るのかなあと心配になった。しかし、被写体としてはベリーグッドだから、ほくそ笑んだ事は言うまでもない。

<今日見られた主なもの>花/シロヨメナ(写真上左)、シラヤマギク、ノコンギク、ヨメナ、ヤクシソウ、アキノノゲシ、セイタカアワダチソウ、アメリカセンダングサ、コセンダングサ、ミズヒキ、イヌタデ等。蝶/キタテハ、クロコノマチョウ、ウラギンシジミ等。昆虫/ツチイナゴの幼虫(写真上右)、アキアカネ、ツマグロオオヨコバイ、オオスズメバチ、ホソヒラタアブ等。その他/ヒヨドリジョウゴの実、クサギの実、サルトリイバラの実、アオツヅラフジの実等。


10月24日、横浜市青葉区寺家ふるさと村

 今日は寺家ふるさと村「四季の家」で開催の第4回道端自然写真展の作品搬入の日で、N仙人の手慣れた展示の手伝いもあって、ほほいのほいで終了した。その後、美味しいラーメンを食べた後に、N仙人とほんのちょっと散策した。まずは陽当たりの良い水車小屋横の杣谷戸へ入ると、暖かさを求めて各種昆虫がやって来ていた。ことにオオアオイトトンボがたくさんいて手持ちで撮影した。更に奥へ進むと尾根に上る道に至るが、そのあたりは各種キノコが発生するポイントの筈だが、これといったものは見られなかった。そこで尾根に上がってしばらくキノコを探したが、ウラベニホテイシメジ、シロテングタケ、ミヤマタマゴタケ、ホコリタケがほんの少し生えているだけであった。しかし、さすが蛇のメッカである寺家、ヤマカガシ、シマヘビに出会って驚いた。

<今日見られた主なもの>花/ワレモコウ(写真上左)、アキノウナギヅカミ、コウヤボウキ、ノハラアサセミ、タイアザミ、セイタカアワダチソウ、コセンダングサ、ヨメナ等。蝶/ツマグロヒョウモン、キタテハ等。昆虫/オオアオイトトンボ(写真上右)、ツマグロオオヨコバイ、オンブバッタ、コバネイナゴ等。キノコ/ウラベニホテイシメジ、シロテングタケ、ミヤマタマゴタケ、キツネノエフデ、ホコリタケ等。その他/ヤマカガシ、シマヘビ等。


10月22日、横浜市港北区新吉田町

 季節は確実に進んで、青空一杯でも散策には良い時期なのだが、フィールドはどんどん寂しくなる。という訳で何処へ行っても貧果必至だから、ガソリン代がかからず、近くにバーミアンやジョナサンが有り、健康昼寝に好適な場所もあり、しかもご先祖様の地でもある、至近距離の新吉田町へ行った。予想したようにこれといったものは見られず、コセンダングサにウラナミシジミやモンシロチョウがいたので手持ちで挑戦したが、消去の運命となる写真しか撮れなかった。そこで漢字で書くとまこと優雅な赤花夕化粧 となる北アメリカ原産のアカバナユウゲショウやノブドウの実を撮って、オケラやコウヤボウキのポイントへ行った。たった一輪だが港北区では貴重なオケラを見つけて嬉しくなった。また、刈られても刈られても絶えないコウヤボウキが咲いていた。

<今日見られた主なもの>花/アカバナユウゲショウ(写真上左)、オケラ、コウヤボウキ、ベニバナボロギク、ノコンギク、キクイモ、セイタカアワダチソウ、ヤブマメ、アキノノゲシ、コセンダングサ、コシロノセンダングサ等。蝶/ツマグロヒョウモン、キタテハ、モンシロチョウ、キチョウ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ等。昆虫/オオニジュウヤホシテントウ、トホシテントウ、クロウリハムシ、アキアカネ、アオバハゴロモ、ツマグロオオヨコバイ、オンブバッタ、コバネイナゴ、ササキリ等。キノコ/ナラタケ等。その他/ノブドウの実(写真上右)、ヒヨドリジョウゴの実、カラスウリの実等。


10月21日、横浜市緑区長津田町(仮称)東名の森

 今日も快晴で、とても気持ちが良い。こんな日は人に会わずに気儘に散策したいから、長津田町の(仮称)東名の森へ行った。散策を開始すると日陰の下草にびっしりと朝露が見られ、だんだん秋が深まって行くなあと感じた。雑木林の中にぽっかり開いた草原に行くと、アカタテハが日向ぼっこをしていたが、どう撮っても絵にならないので諦めた。その後、虫目になってクズやクサギの葉上を丹念に探したが何も見られない。本当に昆虫の姿が減ったなあと感じて、これでは散策記アップもままならないと、まずはマルバルコウソウを撮りに行った。もう少し洒落た絵柄にしたいのだが花期がお終いに近く、まあ仕方ないかなあとカメラに納めた。その後、トキリマメの実を撮って最後の一枚はやはり昆虫と探したが、トノサマバッタが農道にいる位であった。

<今日見られた主なもの>花/マルバルコウソウ(写真上左)、タイアザミ、シロヨメナ、ノコンギク、セイタカアワダチソウ、コセンダングサ、アキノノゲシ、ハキダメギク、イヌタデ、ゲンノショウコ、ノダケ、イモカタバミ等。蝶/テングチョウ、ツマグロヒョウモン、アカタテハ、キタテハ、キチョウ、ムラサキシジミ、ウラナミシジミ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/アキアカネ、トノサマバッタ、ツチイナゴ、オンブバッタ、クマバチ等。キノコ/アカハツ等。鳥/ジョウビタキ等。その他/トキリマメの実(写真上右)、カラスウリの実、クサギの実等。


10月20日、横浜市緑区新治市民の森

 今日は待ちに待った道端自然観察会の日である。そこで、昨日、横浜のヨドバシカメラで4980円買ったスリックのスプリント150の調子を試してみる事にした。三脚が軽いからホップステップジャンプで集合場所の池ぶち広場に到着し、まずは鎌立谷戸奥のカワセミの池へ行ったが、Mr.ホソミオツネントンボさんがホソミイトトンボを見つけてくれた。旭谷戸へ向かってUターンすると、マヒワの群れがアレチマツヨイグサの実を食べていた。また、ヒノキ林からはカケスの鳴き声が聞こえて来た。旧奥津邸の座敷で昼食をとって谷戸奥へ行くと、相変わらずノハラアザミが一杯で、オオアオイトトンボがたくさん見られた。盗掘が心配で何処とは明記しないが、花ではツクバトリカブトがキノコでは美味しいナラタケが見られ、天気も上々、楽しい散策で終了となった。

<今日見られた主なもの>花/ノハラアザミ(写真上右)、コウヤボウキ、カシワバハグマ、コシオガマ、ダイコンソウ、ヤクシソウ、ヨメナ、シロヨメナ、シラヤマギク、ノコンギク、セイタカアワダチソウ、コセンダングサ、アキノノゲシ、イヌタデ、ミゾソバ、ミズヒキ、ヤマハッカ、ワレモコウ、ツリガネニンジン、ツクバトリカブト、ゲンノショウコ、ナンテンハギ等。蝶/ツマグロヒョウモン、キタテハ、アカボシゴマダラの幼虫、クロコノマチョウ、モンシロチョウ、モンキチョウ、キチョウ、ウラナミシジミ、ゴイシシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/ホソミイトトンボ、オオアオイトトンボ、マユタテアカネ、アキアカネ、ウリハムシ、クロウリハムシ、エサキモンキツノカメムシ、ムラサキシラホシカメムシ、クモヘリカメムシ、アカスジキンカメムシの幼虫、トノサマバッタ、オンブバッタ、コバネイナゴ、クマバチ、ホシホウジャク等。キノコ/ナラタケ、チシオタケ、アカハツ、ニガクリタケ等。鳥/ジョウビタキ、アオゲラ、カワセミ、マヒワ等。その他/アオツヅラフジの実(写真上左)、カラスウリの実、ガマズミの実、エビヅルの実、ノブドウの実、トキリマメの実等。


10月19日、横浜市緑区三保市民の森

 今日は久しぶりに北八朔公園へ行って、昆虫横丁で各種カメムシを撮ろうと思って出かけたのだが、生憎の風で三保市民の森へ転戦した。もっとも北八朔公園の昆虫横丁は午前中は木陰なので、風が無く穏やかな日でも、寒くて昆虫の姿は無かったであろう。まこと木陰を選んで散策した残暑の頃は、遠い遠い過去となった。転戦した三保市民の森でも被写体は少なく、目的のツクバトリカブトは見られなかったが、近場では少ないアキノキリンソウが咲いていた。昆虫では三保平にアキアカネとナツアカネがいた位で、マユミやツルウメモドキの葉を丹念に探したが、キバラヘリカメムシは見つからなかった。今日は風が強くて花虫を愛でる散策には最悪であったが、たとえ小春日和となっても、被写体探しに苦労するなあと苦笑いを浮かべた。

<今日見られた主なもの>花/アレチウリ(写真上左)、アキノキリンソウ、ヤクシソウ、ノハラアザミ、セイタカアワダチソウ、コセンダングサ、ヤマハッカ等。蝶/キタテハ、キチョウ、ウラギンシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/ナツアカネ(写真上右)、アキアカネ、ササキリ、コバネイナゴ、オンブバッタ、アオバハゴロモ、ツマグロオオヨコバイ等。その他/コマユミの実、マユミの実等。


10月18日、横浜市緑区長津田町(仮称)246の森

 朝起きると、ほんの少しだが雨がぱらついていた。そこで食事等をすませると布団にUターンし、再び目覚めると雨は止んでいた。今日の昼食は何を食べようかと思案したが、「かつや」の割引券があったので、わざわざ長津田店まで行った。私の好きな「かつや」や「なか卯」が近くにないので、まったく不便で仕方が無い。そんな訳で、長津田店から至近の(仮称)246の森へ行った。目的はイシミカワの実であったが、ここでもポイントに一株すら無かった。そこで仕方なしにガマズミの実をカメラに納め、お次は昆虫だなと昆虫横丁へ行ったが何も見られなかった。しかも、時折雨がぱらつき始めたので、これは如何と、こんな天気の日はヤマトシジミやウラナミシジミやベニシジミが草原でじっと静止している筈と行ってみると、コセンダングサにヤマトシジミがいて嬉しくなった。

<今日見られた主なもの>花/セイタカアワダチソウ、コセンダングサ、ノハラアザミ、イヌタデ、キツネノマゴ等。蝶/ヤマトシジミ(写真上右)、キチョウ、ウラナミシジミ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ等。昆虫/アオマツムシ、コバネイナゴ、キバラヘリカメムシ、アオバハゴロモ、ツマグロオオヨコバイ等。その他/ガマズミの実(写真上左)等。


10月17日(午後)、横浜市緑区四季の森公園

 午後は寺家ふるさと村の「四季の家」に寄って、前述したNさんの写真をじゅっくりと拝見させて頂いた。私なんか被写体を正確にばっちり写すだけだが、さすがNさんは写真ならではの表現に長けていて驚いた。その後、野鳥撮影はノビタキばかりが続いたので、カワセミを写そうと四季の森公園へ行った。去年の今頃、人工的な滝がある「じゃぶじゃぶ池」にカワセミの幼鳥がいて、とっても楽しく撮影出来たので今年もいるかもしれないと思ったのだ。すると期待は現実となって、カワセミの雌の幼鳥が出迎えてくれた。しかも今にも雨が降りそうな天気だからカメラマンは一人も居ず、自由気儘、思う存分撮影する事が出来た。ご紹介の写真を見れば分かると思うが、何処かの渓流で撮ったような絵柄となって、止まり木のものとは一味異なったものが得られた。

<今日見られた主なもの>鳥/カワセミの幼鳥の雌(写真上)、キセキレイ、シジュウカラ、コゲラ、カルガモ等。


10月17日(午前)、東京都町田市三輪町

 今日は寺家ふるさと村に出没するハイアマチュアのNさんの写真展「里山の自然」の初日なので、会場の四季の家に近い三輪町へ久しぶりに行った。秋のキノコのシーズンが終了すると、寺家ふるさと村は来春までこれといった被写体が無くなるのだ。散策を開始すると、満開のアカソバが出迎えてくれた。私が学んだ信州大学農学部のU教授がヒマラヤ地方から持ち込んで品種改良したもので、味もかなり良いとの事である。アカソバをカメラに無事に納めたので、以前、コノシメトンボがかなり見られた三谷戸へ歩みを進めたが、これと行った被写体は無く、Uターンして元東京服飾造形短大の方へ歩いて行った。ヒヨドリジョウゴ、アケビ、トキリマメ、ノブドウ等の実がたくさんあり、クズの葉柄にオジロアシナガゾウムシが抱き着いていた。

<今日見られた主なもの>花/アカソバ(写真上左)、ノハラアザミ、セイタカアワダチソウ、コセンダングサ、アキノノゲシ、ミゾソバ、イヌタデ等。蝶/キタテハ、モンシロチョウ等。昆虫/オジロアシナガゾウムシ、アキアカネ、ツマグロオオヨコバイ、トノサマバッタ等。その他/ヒヨドリジョウゴの実(写真上右)、ノイバラの実、アケビの実、トキリマメの実、ノブドウの実等。


10月16日、横浜市緑区新治市民の森

 今日も清々しい雲一つ無い秋晴れとなった。そこで、20日の観察会の下見も兼ねて新治市民の森の旭谷戸へ行った。まずは満倉谷戸のラブラドール犬の様子が気になって寄ってみたが、相変わらずお腹がぽちゃんぽちゃんだが、夏場に比べると元気が良かった。途中、ヤクシソウがたくさん咲いていて、もうそんな季節なんだなあと感じ入った。旭谷戸の谷戸田まで来ると各種のアカトンボがたくさん見られ、斜面ではノハラアザミ美しく、ツマグロヒョウモンが吸蜜に訪れていた。また谷戸田前では白や赤のソバ畑が広がって、この光景を見に来るだけでも良いなあとほくそ笑んだ。また、途中の小川沿いの小道にはトノサマバッタがたくさんいた。ほんの2時間程の散策で観察出来たものは少ないが、虫目で歩けば「ほほいのほいやな」と微笑して引き返した。

<今日見られた主なもの>花/ヤクシソウ(写真上左)、ヨメナ、ノコンギク、セイタカアワダチソウ、コセンダングサ、ノハラアザミ、イヌタデ、ミゾソバ、キツネノマゴ、ヤマハッカ、ワレモコウ等。蝶/テングチョウ、ツマグロヒョウモン、キタテハ、キチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/マユタテアカネ(写真上右)、アキアカネ、リスアカネ、オオアオイトトンボ、アオオサムシ、クロナガオサムシ、トノサマバッタ、ショウリョウバッタ、オンブバッタ等。その他/ミツバウツギの実等。


10月15日、横浜市港北区新羽町

 今日は本当に久しぶりに新羽町へ行った。散策を開始して新羽丘陵公園へ向かったが、いつもなら下草がたくさんの小道脇等は草刈りがなされていて、せめてヒヨドリジョウゴの実でもと期待したが、まだ青いシオデの実がぶら下がっているだけだった。しからばゴンズイの実でもと歩みを進めたが、先だっての台風でかなりの実が落ちていた。しかし、ここでも実を吸汁するアカスジキンカメムシの幼虫に出会って微笑んだ。次に、港北区では珍しいツリガネニンジンを探しに行ったが、絵になるようなものは無く、これは困ったなあと農耕地へ下りて行って、クコの花を撮り、イシミカワの実を追加しようとポイントへ行ったが、手の届く所には形の良いものはなかった。いずれにしても、これからは被写体探しに苦労するなあとまたしても感じさせられた。

<今日見られた主なもの>花/クコ(写真上左)、ツリガネニンジン、ノコンギク、セイタカアワダチソウ、アキノノゲシ、コセンダングサ、オオケタデ、イヌタデ、キツネノマゴ、マルバアサガオ、ホトトギス等。蝶/ツマグロヒョウモン、キタテハ、モンシロチョウ、モンキチョウ、キチョウ、ウラナミシジミ、ベニシジミ、ヤマトシジミ等。昆虫/アカスジキンカメムシの幼虫、ウリハムシ、アキアカネ、オンブバッタ、アオバハゴロモ、ホタルガ等。その他/ゴンズイの実(写真上右)、イシミカワの実、ヒヨドリジョウゴの実、シオデの実等。


10月14日、横浜市都筑区東方公園周辺

 残暑が厳しい9月の太陽はノーサンキューであったが、10月も半ばになると青空が一番である。今日はひゃっとする曇り日で、厚手の長袖のシャツが欲しくなった。何処へ行こうかなあと考えたが、何処へ行っても左程の成果は無いだろうと、ガソリン代のかからない東方公園周辺を久しぶりに散策した。まずは防火緑地帯に植栽されているハナミズの実を見に行ったが、台風にも負けない実がちらほら残っていて、アカスジキンカメムシの幼虫がかなり見られた。その後、農耕地へ下って行ったが、去年、もの凄く繁茂していたイシミカワは跡形も無く消えていた。一株位残っていても良さそうなのだが、まこと不思議な植物である。その後、かなり頑張ったがこれといった被写体に巡り会わず、コセンダングサの変種であるコシロノセンダングサを撮って引き返した。

<今日見られた主なもの>花/コシロノセンダングサ(写真上左)、ノコンギク、セイタカアワダチソウ、アキノノゲシ、ノゲシ、イヌタデ、ツユクサ、アカバナユウゲショウ、イモカタバミ等。蝶/ウラナミシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/アカスジキンカメムシの幼虫(写真上右)、クロウリハムシ、リスアカネ、アキアカネ、ツチイナゴ、オンブバッタ、ツマグロオオヨコバイ等。その他/ハナミズキの実、エビヅルの実等。


10月13日(午後)、横浜市緑区(仮称)ノビタキの里

 夏場は1リットルの麦茶を作っても寝る前までにほとんど飲んでしまうのだが、涼しくなると半分位も残ってしまう。そこで、余らせるのはもったいないと、久しぶりにスーパー「つるかめ」へ行って弁当を購入し、食べながら飲んだ。今日も田んぼでの健康昼寝には絶好の陽気なので、1時間ばかり眠ってしまったが、稲刈りのコンバインのエンジン音で目覚めた。先月末からノビタキをばかり紹介しているのでモズでも撮ろうと散策したが、良い場所に止まっていなくて、結局、ノビタキの撮影となった。なんといってもヒタキ科だから、目がぱっちりとしていてとても可愛い。また、秋の渡りの季節しか近場では見られないので、ついついシャッターを切ってしまう。しかし、天高い秋に微風に吹かれながらノビタキと田んぼで遊ぶ、まこと風流ですねと微笑した。


<今日見られた主なもの>鳥/ノビタキ(写真上)、モズ、ハクセキレイ、イソシギ、スズメ、カルガモ、コガモ、ハシブトガラス等。


10月13日(午前)、横浜市緑区横浜動物の森公園

 秋のキノコは終わったし、昆虫も少なくなったし、先だっての台風で各種の木の実草の実も落ちたし、被写体探しに苦労する季節となった。そこで、久しぶりに横浜動物の森公園へ行った。まずは昆虫横丁へ寄ったが、風がややあってか昆虫の姿は少なく、チャバネアオカメムシとアミガサハゴロモが見られくらいであった。そこで、このHPの掲示板でもお馴染みのyamatankenさんが、アカメガシワにホオジロアシナガゾウムシが見られますとの投稿があったので、かなり注意したが未発見となった。しからば樹液に何か来ているのではないかと期待したが、ルリタテハやコクワガタがいたものの、2匹のオオスズメバチが眼光鋭くしていたので諦めた。以上、やっぱり被写体が少なくなっているなあ、これから苦労するなあと思い知らされた散策となってしまった。

<今日見られた主なもの>花/マルバルコウソウ、セイタカアワダチソウ、コシロノセンダングサ、シラヤマギク、アキノノゲシ、ミゾソバ、イヌタデ、ミズヒキ等。蝶/ツマグロヒョウモン、ルリタテハ、キタテハ、ヤマトシジミ等。昆虫/アキアカネ(写真上右)、コクワガタ、チャバネアオカメムシ、アオバハゴロモ、アミガサハゴロモ、ツマグロオオヨコバイ、ヤマトシリアゲ、ツチイナゴ、オオスズメバチ等。その他/クサギの実(写真上左)、サルトリイバラの実等。


10月12日、横浜市港北区新吉田町

 このところだいぶ涼しくなって、日向の散策が苦にならなくなった。今年の残暑は強烈で長かったから、その有難さは例年以上である。もう少し経てば藪蚊も消えるから万々歳なのだが、藪蚊と同類の昆虫の姿も少なくなるのだから複雑である。今日は少し風があったが、至近距離の新吉田町へ行った。散策を開始すると前回より数はかなり減ったが、フヨウの茎でベッコウハゴロモが吸汁していて驚いた。丘の上の畑に挿してある棒の先にはアキアカネが一杯で、コセンダングサには秋型のキタテハが吸蜜していた。日曜菜園に寄り道すると、20年も前から耕作しているおばちゃんに「元気かい」と声をかけられた。その後、いつものコースで散策したが、これといった被写体に出会わないので、ハラビロカマキリやサンショウの実をカメラに納めて車に戻った。

<今日見られた主なもの>花/キクイモ、アカバナユウゲショウ、セイタカアワダチソウ、ヤブマメ、アキノノゲシ、コセンダングサ、コシロノセンダングサ、アメリカセンダングサ等。蝶/ツマグロヒョウモン、キタテハ、モンシロチョウ、キチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ等。昆虫/ハラビロカマキリ(写真上左)、コカマキリ、ウリハムシ、クサギカメムシ、アキアカネ、ベッコウハゴロモ、アオバハゴロモ、オンブバッタ、ツチイナゴ等。その他/サンショウの実(写真上右)、ヒヨドリジョウゴの実、ツルウメモドキの実、カラスウリの実等。


10月11日、横浜市緑区梅田川

 秋のキノコの発生のピークは終わったので、今日はいつもの「花虫撮る」に戻って梅田川周辺へ行った。まずは三保念珠坂公園下へ行ったが昆虫の姿は少なく、川縁のススキにショウリョウバッタモドキがいた位であった。これは困った貧果に泣くなとアレチウリの花をカメラに納め、もう一度虫目を凝らして散策を続行すると、今季初見のハイイロチョッキリを見つけて嬉しくなった。その後、本日の目的であるコスモスを写そうと対岸の老人ホーム近くの畑へ行った。知る人ぞ知る美しい品種のコスモスも咲いている穴場なのである。無事にコスモスを三保念珠坂公園を背景にして撮影し、もう一踏ん張りと散策を続けたが、日向にアキアカネがたくさんいた位であった。最後に遊水池へ行ったが、ヤサイゾウムシが一匹いただけで寂しい限りであった。

<今日見られた主なもの>花/コスモス(写真上左)、セイタカアワダチソウ、アレチウリ、ヤブマメ、ダイコンソウ、ヨメナ、アキノノゲシ、コセンダングサ、ヤマハギ等。蝶/キタテハ、キチョウ、ツバメシジミ等。昆虫/ハイイロチョッキリ(写真上右)、ヤサイゾウムシ、クロウリハムシ、アキアカネ、アオバハゴロモ、ツマグロオオヨコバイ、ショウリョウバッタモドキ等。その他/オニグルミの実、ガマズミの実、ヘクソカズラの実等。


10月10日(午後)、横浜市緑区(仮称)ノビタキの里

 昨日の昼飯は540円という値段にひかれて、横浜家の豚の角煮定食を食べたが、私にはちょいと口に合わなかった。そんな訳で、今日は脂っこいものはノーサンキューと、コンビニで焼きそばと鮭のお握りを一個買って食べた。気温が涼しくなったので田んぼでの健康昼寝も快適で、その後、このHPの掲示板でもお馴染みの広尾山荘さんも出展している「里山キノコ写真展」を見に四季の森公園へ行った。ついでにカワセミもと思ったのだが出は良くなく、風向きが悪くてゴミがたくさんあったので、(仮称)ノビタキの里へ転戦した。すると一羽だがノビタキがお待ちかねで、丘陵地帯をバックにして撮影した。こうすると何処で撮ったかは分からなくなって、なんとなく相模川周辺の田んぼで撮ったように見えるのだから嬉しくなる。

<今日見られた主なもの>鳥/ノビタキ(写真上)、モズ、ハクセキレイ、スズメ、ハシブトガラス等。


10月10日(午前)、横浜市都筑区都筑中央公園

 今月に入って花虫撮るを忘れたかのようにキノコ巡りに嵌っていたが、まあキノコも菌類の花だから大幅な脱線ではあるまい。今日も天気は良かったが、前回7日に観察したキノコはどうなっただろうかと気になって、都筑中央公園へ行った。散策を開始するとアカスジキンカメムシの幼虫を見つけたので、貧果の時の保険としてカメラに納めた。また、「ばじょうじ谷戸」にはゲンノショウコの赤花がたくさん咲いていたが、今一絵にならないので撮影は諦めた。今日の散策目的のキノコであるが、タマゴタケは盛期を過ぎていて、他のキノコも同様であったが、ムラサキヤマドリタケが美しい姿で生えていた。しかし、なにしろピーカンだから撮影は諦めた。以上、花の命は短いけれどと言われるが、菌類の花(キノコ)はもっと短いなあと感じ入った。

<今日見られた主なもの>花/ミゾソバ、ヤブマメ、ヒガンバナ、ゲンノショウコ、キツネノマゴ等。蝶/ツマグロヒョウモン、コミスジ、キチョウ、イチモンジセセリ等。昆虫/アカスジキンカメムシの幼虫(写真上右)、ヤマトシリアゲ、ヤマトフキバッタ、ホタルガ等。キノコ/タマゴタケ、キタマゴタケ、ヤマドリタケモドキ、ムラサキヤマドリタケ、テングタケ、ニオイコベニタケ、キツネタケ、ノウタケ等。その他/コムラサキの実(写真上左)、ガマズミの実等。


10月9日、横浜市都筑区鴨池公園

 10月に入ってキノコ巡りが続いているが、これといった撮るものがないから、キノコの爆生は有難い事である。しかし、いくらたくさん生えていても、良い写真が撮れる訳では無い。格好の良いものが絵になる場所に生えていなければ望めない。他の被写体にも相通ずるが、写真は運が左右し、足蹴く通う事に尽きる。今日は、ヤマドリタケモドキが今一良い写真が得られていないので、再挑戦とばかりに鴨池公園へ行った。有難い事にヤマドリタケモドキは2本並んでいて、ローアングル撮影が楽な小高い場所に生えていたので嬉しくなった。その後、キノコ以外のものもと散策を続けたが、本当に昆虫の個体数が減ったなあと感じた。今年も去年と同様に風の強い台風が来たので、これからの木の実草の実ウォッチングも苦労しそうである。

<今日見られた主なもの>花/キクイモ、シャクチリソバ、マヤラン、ヤブマメ、ツユクサ等。蝶/ツマグロヒョウモン、クロヒカゲ、ヒカゲチョウ、モンキチョウ、キチョウ、ヤマトシジミ、イモンジセセリ等。昆虫/ホシハラビロヘリカメムシ(写真上右)、オジロアシナガゾウムシ、アオマツムシ、ショウリョウバッタモドキ、オンブバッタ、ホタルガ等。キノコ/ヤマドリタケモドキ(写真上左)、キタマゴタケ、ミヤマタマゴタケ、テングタケ、ウスキテングタケ、ヘビキノコモドキ、ニガクリタケ、ニオイコベニタケ、キツネタケ等。


10月8日、横浜市青葉区寺家ふるさと村

 今日は天高く馬肥ゆる秋。こんな日にキノコの撮影もなんだが、前回観察したキノコはどうなっているだろうかと気になったので出かけてみた。午前10時少し前だというのに、四季の家の駐車場は混雑していて、なんとか駐車出来てほっとした。キノコの丘へ行く途中、アキアカネやナツアカネがたくさんいて、先だっての台風で個体数がかなり減じたのではと心配していたが、ぐずついた天気が続いたから棒の先にやって来なかったんだと納得した。キノコの丘の各種キノコは盛期を過ぎていたが、キタマゴタケ、ヤマドリタケモドキ、テングタケ、ウスキテングタケ等は、少ないながらも幼菌が見られた。その後、タマゴタケを見に行ってから昆虫横丁へ寄ったが、日陰だからかほとんどといっていい位に昆虫の姿は見られなかった。

<今日見られた主なもの>花/シロバナサクラタデ、オオミゾソバ、ツリフネソウ、ヤブマメ、ヒガンバナ、ダイコンソウ、ユウガギク、ヨメナ、アキノノゲシ、コセンダングサ等。蝶/ツマグロヒョウモン、キチョウ等。昆虫/ナツアカネ(写真上右)、アキアカネ、オニヤンマ、アオバハゴロモ、ツマグロオオヨコバイ等。キノコ/ウスキテングタケの幼菌(写真上左)、キタマゴタケ、タマゴタケ、シロオニタケ、ヤマドリタケモドキ、アカヤマドリ、テングタケ、ヘビキノコモドキ、アイタケ、ニオイコベニタケ、キツネタケ等。


10月7日、横浜市都筑区都筑中央公園

 今日は午前中は雨で、24日から開催予定の「第4回道端自然写真展」の準備をした後に、雨が止んだので都筑中央公園へ行った。愛護会活動が盛んで、広い割には成果の乏しい公園だが、このHPの掲示板でもお馴染みの方々が出かけてタマゴタケを撮ったので、私も行かなくてはと思ったのだ。キノコに関しては下草が刈られていても、かえって撮り易くなって良いやと言う訳だから愛護会様々である。タマゴタケは公園全体に生えていて、盛期は過ぎていたものの、卵から顔を出したばかりのものもあってほっとした。この他、キタマゴタケ、ヤマドリタケモドキ、ムラサキヤマドリタケ、サンコタケ、ノウタケ等が生えていて、キノコの季節なら飽きる事無く散策出来る。キノコの絶対量は、寺家ふるさと村に比しても遜色無いなあとほくそ笑んだ。

<今日見られた主なもの>花/ミゾソバ、ヤブマメ、ヒガンバナ、ゲンノショウコ、キツネノマゴ等。蝶/ヒカゲチョウ、モンキチョウ、キチョウ、ツバメシジミ、チャバネセセリ等。昆虫/ヤマトフキバッタ等。キノコ/タマゴタケの幼菌(写真上左)、キタマゴタケ、ヤマドリタケモドキ、ムラサキヤマドリタケ、コガネヤマドリ、テングタケ、ウスキテングタケ、ニオイコベニタケ、キツネタケ、キツネノカラカサ、ダイダイガサ、ウスヒラタケ、キクラゲ、サンコタケ、キツネノロウソク、ノウタケ等。その他/ヤブミョウガの実(写真上右)等。


10月6日(午後)、横浜市緑区梅田川遊水池

 キノコは動かないからスナップ写真程度なら短時間で撮れるが、いざ絵になるように撮ろうとすると、他の被写体よりかなり時間がかる。そんな訳で、駐車場に戻ったら12時半を回っていたので、鴨志田団地のスーパーSANWAへ行って、マイタケ天ぷら弁当を買って食べた。その後、10月だというのにかなり暑いから、秘密の日陰横丁へ行って健康昼寝を貪った。午後からは久しぶりに新治市民の森へ行ってカワセミを撮ろうと思っていたが、鎌立谷戸奥のカワセミ池へ行ってみると、カワセミの姿もカメラマンの姿もないので引き返し、梅田川遊水池へ行ったら、カワセミの雄がお待ちかねであった。しばらくすると梅田川の方へ散策に出かけたがすぐに戻って来て、もういいよと言いたくなるほど止まり木で大サービスしてくれた。

<今日見られた主なもの>鳥/カワセミの雄(写真上)、モズ等。


10月6日(午前)、横浜市青葉区寺家ふるさと村

 昨日の茅ヶ崎公園でキタマゴタケの発生の確認をしたので、寺家ふるさと村でも発生している筈と出かけてみた。その前に四季の家に寄ったが、N仙人はまだ来ていないという。まったくキノコの最盛期だというのに重役出勤とは、もの凄い喫煙家だけど、こういう性格だから長生きするかもしれない。そんな訳で、誰もいないキノコの丘にとぼとぼ登って行くと、あちこちにキタマゴタケが生えていた。その他ではヘビキノコモドキが旬であったが、地味なキノコだから撮影が難しい。午前11時になると、やっとN仙人が現れたのでバトンタッチして、タマゴタケの様子を見に行ったが、こちらも美しく爆生していた。最後に昆虫横丁へ寄ったが、時間が無いのでじゅっくりとは散策出来なかったが、昆虫の姿は見当たらず、ツリフネソウをカメラに納めて引き上げた。

<今日見られた主なもの>花/ツリフネソウ(写真上右)、ヤブマメ、ヒガンバナ、ダイコンソウ、ユウガギク、ナンバンギセル等。蝶/ツマグロヒョウモン、メスグロヒョウモン、キチョウ、ウラギンシジミ等。昆虫/アオバハゴロモ、ツマグロオオヨコバイ等。キノコ/キタマゴタケ(写真上左)、タマゴタケ、ヤマドリタケモドキ、アカヤマドリ、テングタケ、ウスキテングタケ、ヘビキノコモドキ、ツルタケ、ニオイコベニタケ、キツネタケ等。


10月5日、横浜市都筑区茅ヶ崎公園

 やや湿度は高いものの風も無く青空が広がって、秋らしい穏やかな天気となった。ピーカンの日はキノコの撮影には不向きたのだが、鴨池公園から始まった港北ニュータウンの公園及び緑道のキノコ観察の締めくくりとして茅ヶ崎公園へ行った。まずはキノコ横丁に行った事は言うまでもないが、良い場所に生えていたキタマゴタケが倒されていて眉をしかめた。犬の仕業か、犬が食べたらいけないからと飼い主の配慮か、はたまたキノコが大好きなセンチコガネに食べられたのかといつも疑問に思う。その他のキノコは他所とあまり変わりばえしないが、コテンクタケモドキがかなり見られた。その後、マイコアカネを前回発見した場所へ行ってみたが、台風の影響なのかアキアカネ等も見られず、シロコブゾウムシが眠そうにアジサイの葉に止まっていた。

<今日見られた主なもの>花/ノダケ、マルバルコウソウ、ヤブマメ、ヒガンバナ等。蝶/アゲハ、クロコノマチョウ、クロヒカゲ、ヒカゲチョウ、スジグロシロチョウ、モンキチョウ、キチョウ、ウラギンシジミ、ツバメシジミ、ベニシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/シロコブゾウムシ(写真上右)、クロウリハムシ、ウスバキトンボ、アキアカネ、ベッコウハゴロモ、アオバハゴロモ等。キノコ/テングタケの幼菌(写真上左)、キタマゴタケ、ヤマドリタケモドキ、コテングタケモドキ、ニオイコベニタケ、キツネタケ、アラゲキクラゲ等。鳥/シジュウカラ、カワセミ等。その他/ゴンズイの実等。


10月4日(午後)、神奈川県相模原市(仮称)ノビタキの里

 午後からは、8日まで開催の第7回谷戸山公園写真展へ行った。このHPの掲示板でもお馴染みの「野鳥を撮らせたらピカ一」の織姫さんも出展しているので、毎年出かけている。今年も力作ぞろいで、織姫さんは性格通りの女性らしい野鳥写真を3点も出していた。その後、ここまで来たのだからと車を走らせ、相模原市の(仮称)ノビタキの里へ行った。現地に到着すると多摩ナンバーの車が並んでいて、南大沢のN女史まで来ていた。そんな訳で、ノビタキのいる場所はすぐに分かって談笑しながら撮影したが、今年は台風も来たし、セイタカアワダチソウの開花もまだなので、まあ仕方なく杭ノビをカメラに納めた。コスモスに止まるノビタキで著名な相模川下流の公園や埼玉の巾着田も台風でコスモスは倒れ、今季、コスノビは絶望との事であった。

<今日見られた主なもの>鳥/ノビタキ(写真上)、トビ、チョウゲンボウ、ミサゴ、モズ、ハクセキレイ、ハシブトガラス等。


10月4日(午前)、横浜市都筑区葛ヶ谷公園

 今日は大型の台風が南海上にあるため、昨日よりかなり風が強い。やっと気温が低くなったので、梅田川周辺の陽の当たる場所でも散策しょうと思っていたが、こう風が強いと風でもびくともしないキノコしかないと、葛ヶ谷公園から大原みねみち公園を散策した。ますは保険として植栽のタイワンホトトギスを撮影した。次にキノコ目に変えて散策したが、ヘビキノコモドキや港北ニュータウンでは珍しいタマゴタケも爆生していたが、残念な事に絵にならず、しからば昆虫やなと風の当たらない場所のヤマグワの葉にアオマツムシを見つけたが、もうちょっと良い場所に行ってよとつんつんしたら逃げしまった。その後、キノコ目に戻って大原みねみち公園まで行ったが、猛毒だが可愛らしいニガクリタケがたくさん生えていたのでカメラに納めた。

<今日見られた主なもの>花/タイワンホトトギス(写真上左)、ミゾソバ、ヤブマメ、ツユクサ、ヒガンバナ等。蝶/ツマグロヒョウモン、キチョウ、ウラギンシジミ、ツバメシジミ等。昆虫/リスアカネ、アキアカネ、アオマツムシ、アブラゼミ、アオバハゴロモ等。キノコ/ニガクリタケ(写真上右)、タマゴタケ、ヤマドリタケモドキ、テングタケ、ウスキテングタケ、ヘビキノコモドキ、カバイロツルタケ、ニオイコベニタケ、ウラムラサキ、キツネタケ等。


10月3日、横浜市都筑区鴨池公園

 今朝起きたら雨がぱらついていて、食事後に布団にUターンして目覚めたら雨は止んでいた。そこで外回りの掃除をすませた後に、コンビニに寄ってナポリタンと紀州梅おにぎりを一個食べ、何処へ行こうかなあと思案したが、他のものはいつでも撮れるがキノコはそうはいかないと鴨池公園へ行った。散策を開始するとテングタケ等がたくさん生えていたが、絵になる場所に生えているものは少なく、こうなったらまずはツリフネソウやなとポイントへ行ったが、台風で見るも無残に散っていた。しからば昆虫の谷だなあと期待したがホタルガとクサギカメムシが居た位で、路傍に沿咲いていたシャクチリソバをカメラに納めた。その後、この公園のキノコの本命ポイントへ行って、やっとヤマドリタケモドキを撮影し終わったら、本格的な雨が降って来た。

<今日見られた主なもの>花/シャクチリソバ(写真上左)、マヤラン、ツリフネソウ、ミゾソバ、ノササゲ、ヤブマメ、アレチヌスビトハギ、ヒガンバナ、アメリカセンダングサ、コセンダングサ、イヌコウジュ、クサギ等。蝶/ヒカゲチョウ等。昆虫/クサギカメムシ、アオバハゴロモ、ホタルガ等。キノコ/ヤマドリタケモドキ(写真上右)、テングタケ、ヘビキノコモドキ等。


10月2日、横浜市青葉区寺家ふるさと村

 27日の夜に突然の激しい股関節痛に見舞われ、翌日、整形外科へ行ってボルタレンサポ50ミリを処方され使用したら、すぐに楽になった。しかし、大事をとって今日まで散策はせずに自宅蟄居していたのだが、完全に痛みも無くなったので再開となった。駒沢大学から寺家ふるさと村に通って来るN仙人から、キノコが爆生しているよとの電話があったので、脇目も振らずにキノコ山へ行ってみた。すると連絡通りにかなりのキノコが見られたが、なかなか良い格好のもの良い場所に生えているものは無かったが、ウスキテングタケをカメラに納める事が出来た。その後、昆虫横丁へ行ったが、これといったものは見られず、今が盛りで美しいオオミゾソバを撮影した。午後も心配していた股関節痛は起きなかったので、田んぼでノビタキを撮影してから家路に着いた。

<今日見られた主なもの>花/オオミゾソバ(写真上右)、ヤブマメ、ヌスビトハギ、アレチヌスビトハギ、シロバナサクラタデ、ヒガンバナ、ツリガネニンジン、ワレモコウ、アメリカセンダングサ、コセンダングサ、ダイコンソウ、タイアザミ、ユウガギク、ヨメナ、キツネノマゴ等。蝶/アカボシゴマダラ、コミスジ、ムラサキツバメ、ツバメシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/アキアカネ、クロウリハムシ、カツオゾウムシ、ツマグロオオヨコバイ、アオバハゴロモ、オンブバッタ、ヤマトフキバッタ、ハネナガヒシバッタ等。キノコ/ウスキテングタケ(写真上左)、テングタケ、アカヤマドリ、ヤマドリタケモドキ、ヘビキノコモドキ、カバイロツルタケ、アイタケ、ニオイコベニタケ等。


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