2005年10月6日、東京都中野区哲学堂公園
マルバフジバカマ/タイワンホトトギス/オニタビラコ/キンモクセイ
イイギリの実/サルスベリの実/ウメモドキの実/エゴノキの実
シラカシの実/シャリンバイの実/ヒメジャノメ/ヤマトシジミ
センチコガネ/チャバネアオカメムシ/ブチヒゲヘリカメムシの幼虫/クサギカメムシの幼虫
ツマグロオオヨコバイ/アシブトハナアブ/ヒラタグモの巣/種名調べ中
葛西臨海公園を除いて、まだ行っていない東京23区内の公園は、規模の小さい公園ばかりが多くなった。葛西臨海公園は野鳥を撮りに行くので12月と決めていて、今日は中野区立哲学堂公園へ行った。ネットに哲学堂公園は、井上圓了(井上岸丸)博士が東洋大学の前身にあたる旧哲人館大学の創設を記念して、明治37年にこの地に開いたと書かれてあった。しかし、都市公園化してそれ程広くもなさそうだから、行く前から貧果が予想されたのだが、秋は思索の季節でもあり、散策にはちょうど良いと考えたのだ。しかし、雨上がりの為か、やたらと薮蚊が多くて、思索等に耽っていられなくなり、やもうえず何でもかんでも撮ることにした。神田川の支流にあたる妙正寺川の斜面緑地を伴った小規模の公園だが、その気になれば撮るものはやはり存在する。もっとも、ぶらぶらと公園内を3周もしてしまった。しかし、真っ赤に色付いたイイギリの実とセンチコガネが撮影出来て、とっても嬉しくなった。
<今日観察出来たもの>花/イヌホウズキ、ジシバリ、ツユクサ、トキワハゼ、キンモクセイ、フヨウ等。蝶/モンシロチョウ、ヒメジャノメ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ等。昆虫/アキアカネ、ツクツクボウシ、センチコガネ、ウリハムシ、チャバネアオカメムシ、ブチヒゲカメムシの幼虫、クサギカメムシの幼虫、ツマグロオオヨコバイ、アシブトハナアブ等。その他/エゴノキの実、ウメモドキの実、シラカシの実、イイギリの実、サルスベリの実、シャリンバイの実等。
2005年9月22日、東京都足立区舎人公園
ヘクソカヅラ/アカツメクサ/カントウヨメナ/アメリカハナミズキの実
ナンキンハゼの実/ウメモドキの実/ノブドウの実/サンゴジュの実
アゲハチョウ/モンキチョウ/ヤマトシジミ/モンシロドクガ
ノシメトンボ/アオモンイトトンボ/オオイトトンボの雄/オオイトトンボの雌
マメコガネ/ショウリョウバッタ/ミンミンゼミ/ウスカワマイマイ
いよいよ東京23区内の公園巡りも、まだ行っていない区は規模の小さい公園ばかりが多くなった。中野区とか豊島区なんて、何処へ行ったら良いのかと迷ってしまう。そこでネットで調べてみると、足立区の舎人公園が比較的規模が大きく期待出来そうに感じられた。また、憧れのチョウトンボも生息していると紹介されていた。横浜から見ると足立区は都心を挟んで反対側だが、直通電車があるので遠い割にはそれ程の時間はかからなかった。公園内には水草や葦が生える池があって、地元の方が釣り糸を垂れていた。岸辺に近づける場所はほんの狭い範囲でしか無かったが、オオイトトンボとアオモンイトトンボが観察出来た。その数はとっても多かったし、他のイトトンボも生息しているかもしれない。また、今日はどんよりとした曇り日であったし、夏に来れば各種の池のトンボが見られる事だろう。他の場所は公園化が激しいが、今だ造成中で、出来上がれば広大な公園になるようだ。公園マップを見ると、造成中、整備中の地域はバードサンクチュアリと書かれているので、今後に多いに期待したい。また、日暮里駅からの新線が建設中なので、アクセスもとても便利になるだろう。いずれにしても緑地さえあれば、命のかすかな息づかいを撮影出来ると感じられた一日となった。
<今日観察出来たもの>花/キクイモ、ツユクサ、ワルナスビ、ヘクソカヅラ、アカツメクサ、ヤブカラシ、カントウヨメナ、ムクゲ等。蝶/アオスジアゲハ、アゲハ、モンキチョウ、モンシロチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ等。昆虫/アキアカネ、ノシメトンボ、アオモンイトトンボ、オオイトトンボ、ショウリョウバッタ、ハネナガイナゴ、ツユムシ、ホウズキカメムシ、ミンミンゼミ、モンシロドクガ、マメコガネ等。その他/エゴノキの実、ウメモドキの実、コナラの実、アカガシの実、ノブドウの実、アメリカハナミズキの実、サンゴジュの実等。